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The Brian Setzer Orchestra/『Vavoom!』 [CD]

Vavoom.jpg1998年にリリースした『The Dirty Boogie』で1950年代や1960年代の曲をカバーして1990年代終盤から2000年にかけてのスウィング・リバイバルに一役買った Brian Setzer が率いる The Brian Setzer Orchestra は2000年にその続編とも呼べるアルバム『Vavoom!』をリリースした。

この『Vavoom!』にも Duke Ellington の『Caravan』などのカバー曲があり、その『Caravan』は Grammy 賞の Best Pop Instrumental Performance に選出された。『Vavoom!』は全米アルバム・チャートで最高62位止まりだったが、Top Internet Albums というチャートでは最高10位まで上昇した。

『Vavoom!』の日本盤には『Rock-A-Beatin' Boogie』がボーナス曲として追加されていたが、さらに Queen の1980年の全米 No.1 シングル『Crazy Little Thing Called Love』のカバーも収録されていた。

『Vavoom!』に収録されたカバーは他に The Cadillacs の1954年の『Gloria』。1950年代に Louis Armstrong、1960年代に The Four Seasons が歌ってヒットさせた『Mack The Knife』。1940年代の Glenn Miller のヒット曲『Pennsylvania 6-5000』があった。

Glenn Miller の曲は他にも1930年代のヒット曲『In The Mood』を『Gettin' In The Mood』という中でも取り上げられていた。

カバー曲以外のオリジナル曲もビッグ・バンド風なサウンドにまとめられ、Brian Setzer のボーカルや時々聴ける自身のギター・ソロはとても軽快で、2000年代になってから再びスウィングのブームが来るとは思わなかった。

The Brian Setzer Orchestra はその後、来日も果たしてその時のライブは2001年に日本だけのリリースで『Jumpin' East of Java』というライブ盤で届けられた。このライブ盤には『Vavoom!』にあるカバー曲もあり、その前の『The Dirty Boogie』に収録された曲、さらには Stray Cat 時代の『Rock This Town』や『Stray Cat Strut』という懐かしいヒット曲も収められていた。

ビッグ・バンド・スタイルの The Brian Setzer Orchestra はこの『Vavoom!』を含めた前後3枚が必聴のアルバムだろう。この3枚のアルバムを聴くと自然とカラダが動きだしてしまう。

Vavoom.jpgVavoom! Vavoom - The Brian Setzer Orchestra
Pennsylvania 6-5000
Jumpin' East Of Java
Crazy Little Thing Called Love
Americano
If You Can't Rock Me
Gettin' In The Mood
Drive Like Lightning (Crash Like Thunder)
Mack The Knife
Caravan
The Footloose Doll
From Here To Eternity
That's The Kind Of Sugar Papa Likes
'49 Mercury Blues
Jukebox
Gloria
Rock-A-Beatin' Boogie
タグ:2000 Brian Setzer


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