Earth, Wind & Fire/『Gratitude』 [CD]
今年の序盤に手に入れた Original Album Classics という5枚組に入っていた Earth, Wind & Fire のアルバムで唯一このブログでまだ取り上げていなかったのが、この1975年の暮れにリリースされた初のライブ盤で当時は LP の2枚組でリリースされた『Gratitude』だ。
LP 2枚組の内容は CD では1枚に収まり、ボーナス曲としてこの『Gratitude』での新曲『Can't Hide Love』を含む4曲のメドレーも最後に収録されていた。
1975年の Earth, Wind & Fire は3月に初の全米 No.1 に輝いたアルバム『That's The Way Of The World』をリリースしたが、これは同名映画のサウンドトラック盤でもあった。そしてその年の暮れに、それまでの活動を総括するベスト盤的なこのライブ盤『Gratitude』がリリースされた。
『Gratitude』は Perry Jones による MC でライブの幕が開き、『That's The Way Of The World』に収録された『Africano』が『Power』とのメドレーで始まる。このメドレーとしてプレイされた1曲目はインストルメンタルだが、その迫力に音だけでも圧倒される。
続く『Yearnin' Learnin'』も前作からの曲で、ここから Phillip Bailey のボーカルも登場、ライブの雰囲気は更にヒートアップしていく。
1970年代の Earth, Wind & Fire のライブは時折、スカパー! のミュージック・エア ch でもオンエアされているが、映像では古めかしい感じが否めないが、こうして音だけを聴いていくと Earth, Wind & Fire の独特のビートにどんどん惹き込まれていく。
LP 時代にB面の最後に配された『Sing A Message To You』という1分ちょっとの曲ではそんな Earth, Wind & Fire のアフリカを意識したた特徴がよく表れている。
『Gratitude』はライブ盤だが、LP でいうC面までがライブ音源で、D面にある『Sing A Song』以降はスタジオ音源という構成だった。前作もサウンドトラック盤でありながら新曲が揃っていたので、Earth, Wind & Fire のファンはこの年、2回新曲が届けられたことになったわけで、しかもベスト盤的なライブと一緒という Earth, Wind & Fire からの少し早いクリスマス・プレゼントのようだった。
『Gratitude』からは1stシングルとして『Sing A Song』がカットされて全米チャートでは最高5位を記録。当時のソウル・チャートである Hot Soul Singles では No.1 に輝いた。2ndシングルの『Can't Hide Love』も Hot Soul Singles で最高11位を記録し、総合チャートで最高39位をマークした。
アルバム『Gratitude』は年が明けた1976年1月下旬に3週間全米総合アルバム・チャートのトップに立ち、Black Albums チャートでも No.1 を記録。アメリカでのセールスは300万枚にも達している。
Gratitude
Introduction by MC Perry Jones
Africano/Power
Yearnin' Learnin'
Devotion
Sun Goddess
Reasons
Sing A Message To You
Shining Star
New World Symphony
Interlude #1
Sunshine
Sing A Song
Gratitude
Celebrate
Interlude #2
Can't Hide Love
【Bonus Track】
Serpentine Fire/Saturday Nite/Can't Hide Love/Reasons
LP 2枚組の内容は CD では1枚に収まり、ボーナス曲としてこの『Gratitude』での新曲『Can't Hide Love』を含む4曲のメドレーも最後に収録されていた。
1975年の Earth, Wind & Fire は3月に初の全米 No.1 に輝いたアルバム『That's The Way Of The World』をリリースしたが、これは同名映画のサウンドトラック盤でもあった。そしてその年の暮れに、それまでの活動を総括するベスト盤的なこのライブ盤『Gratitude』がリリースされた。
『Gratitude』は Perry Jones による MC でライブの幕が開き、『That's The Way Of The World』に収録された『Africano』が『Power』とのメドレーで始まる。このメドレーとしてプレイされた1曲目はインストルメンタルだが、その迫力に音だけでも圧倒される。
続く『Yearnin' Learnin'』も前作からの曲で、ここから Phillip Bailey のボーカルも登場、ライブの雰囲気は更にヒートアップしていく。
1970年代の Earth, Wind & Fire のライブは時折、スカパー! のミュージック・エア ch でもオンエアされているが、映像では古めかしい感じが否めないが、こうして音だけを聴いていくと Earth, Wind & Fire の独特のビートにどんどん惹き込まれていく。
LP 時代にB面の最後に配された『Sing A Message To You』という1分ちょっとの曲ではそんな Earth, Wind & Fire のアフリカを意識したた特徴がよく表れている。
『Gratitude』はライブ盤だが、LP でいうC面までがライブ音源で、D面にある『Sing A Song』以降はスタジオ音源という構成だった。前作もサウンドトラック盤でありながら新曲が揃っていたので、Earth, Wind & Fire のファンはこの年、2回新曲が届けられたことになったわけで、しかもベスト盤的なライブと一緒という Earth, Wind & Fire からの少し早いクリスマス・プレゼントのようだった。
『Gratitude』からは1stシングルとして『Sing A Song』がカットされて全米チャートでは最高5位を記録。当時のソウル・チャートである Hot Soul Singles では No.1 に輝いた。2ndシングルの『Can't Hide Love』も Hot Soul Singles で最高11位を記録し、総合チャートで最高39位をマークした。
アルバム『Gratitude』は年が明けた1976年1月下旬に3週間全米総合アルバム・チャートのトップに立ち、Black Albums チャートでも No.1 を記録。アメリカでのセールスは300万枚にも達している。
Gratitude
Introduction by MC Perry Jones
Africano/Power
Yearnin' Learnin'
Devotion
Sun Goddess
Reasons
Sing A Message To You
Shining Star
New World Symphony
Interlude #1
Sunshine
Sing A Song
Gratitude
Celebrate
Interlude #2
Can't Hide Love
【Bonus Track】
Serpentine Fire/Saturday Nite/Can't Hide Love/Reasons
2011-06-27 15:00
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