Garbage/『Not Your Kind Of People』 [CD]
きのう紹介したベスト盤『Absolute Garbage』に続いて、今回はそのベスト盤から5年ぶり、前作『Bleed Like Me』からだと実に7年ぶりのスタジオ・アルバム『Not Your Kind Of People』を紹介。
これだけのブランクがあっての新作だと、その出来に多少の不安もよぎるが、1曲目の『Automatic Systematic Habit』はまるでライブのオープニングを飾るような曲で、本当にこの曲で始まったら最初から総立ちになりそうな曲だった。
続く2曲目の『Big Bright World』が、さらにテンポ・アップした曲で、こう畳み掛けるようにノリのいい曲が続くのは、ツアーを意識してのことかとも思ってしまう。
3曲目の『Blood For Poppies』が新作からのリード・シングルとして3月にカットされ、今までの Garbage を思わせる曲に7年のブランクを感じることはなかった。
と、ここまで冒頭の3曲は3分半と短めの曲が並び、久しぶりの Garbage のサウンドにホっと安心もした。
『Control』、そしてアルバム・タイトル曲『Not Your Kind Of People』と序盤の曲に比べテンポを落とした曲が並び、その後に続く『Felt』は Shirley Manson のボーカルが中盤辺りから左右に広がる感じがとても心地いい曲で、次のシングルにして欲しいと思った曲だ。
続く『I Hate Love』は初期の Garbage にあったエレクトロな香りがある曲だが、そんな雰囲気を感じる程度で、4人のバンドとしてプレイする『I Hate Love』に初期ほどのエレクトロな要素はない。でも、この曲も新作では好きな曲の1つだ。
『I Hate Love』からは4分前後と、序盤に比べると少し長めの曲が3つ並ぶ。『Blood For Poppies』がアルバムからのリード・シングルだったが、イギリスではアルバムで2番目に長い曲『Battle In Me』がリード・シングルに選ばれている。
この気怠い雰囲気の3曲に続く『Man On A Wire』は再びこの新作でお気に入りの曲で、この曲もまたシングル候補になりそうに思った曲。ここで聴ける Shirley のロックなボーカルは気怠い感じと対照的で、こういうロックなボーカルも Shirley には合っている。
アルバムの最後『Beloved Freak』で再び Shirley のちょっと気怠るいボーカルが登場。この曲はライブで本編の最後辺りにプレイされそうにも感じ、曲のタイトルは Garbage そのものを表しているようにも思えた。
赤いジャケットのデラックス・エディションはこの後、さらに4曲が収録されている。本編の11曲はライブのオープニングから最後を締め括るような流れなので、『Beloved Freak』の終わった余韻がある中、ボーナス曲の『The One』が突然始まるのには違和感がある。だが、この『The One』がまたいい曲で、ここからアンコールの幕が上がるとも感じられる。
日本仕様のデラックス・エディションには更にもう1曲が追加され、5曲のボーナス・トラックとなっている。
新作に伴うツアーが発表され、来日も明らかになった。『Not Your Kind Of People』から幾つの曲を日本で披露してくれるのか、それも楽しみだ。
Not Your Kind Of People
Automatic Systematic Habit
Big Bright World
Blood For Poppies
Control
Not Your Kind Of People
Felt
I Hate Love
Sugar
Battle In Me
Man On A Wire
Beloved Freak
【Deluxe Edition Bonus Tracks】
The One
What Girls Are Made Of
Bright Tonight
Show Me
これだけのブランクがあっての新作だと、その出来に多少の不安もよぎるが、1曲目の『Automatic Systematic Habit』はまるでライブのオープニングを飾るような曲で、本当にこの曲で始まったら最初から総立ちになりそうな曲だった。
続く2曲目の『Big Bright World』が、さらにテンポ・アップした曲で、こう畳み掛けるようにノリのいい曲が続くのは、ツアーを意識してのことかとも思ってしまう。
3曲目の『Blood For Poppies』が新作からのリード・シングルとして3月にカットされ、今までの Garbage を思わせる曲に7年のブランクを感じることはなかった。
と、ここまで冒頭の3曲は3分半と短めの曲が並び、久しぶりの Garbage のサウンドにホっと安心もした。
『Control』、そしてアルバム・タイトル曲『Not Your Kind Of People』と序盤の曲に比べテンポを落とした曲が並び、その後に続く『Felt』は Shirley Manson のボーカルが中盤辺りから左右に広がる感じがとても心地いい曲で、次のシングルにして欲しいと思った曲だ。
続く『I Hate Love』は初期の Garbage にあったエレクトロな香りがある曲だが、そんな雰囲気を感じる程度で、4人のバンドとしてプレイする『I Hate Love』に初期ほどのエレクトロな要素はない。でも、この曲も新作では好きな曲の1つだ。
『I Hate Love』からは4分前後と、序盤に比べると少し長めの曲が3つ並ぶ。『Blood For Poppies』がアルバムからのリード・シングルだったが、イギリスではアルバムで2番目に長い曲『Battle In Me』がリード・シングルに選ばれている。
この気怠い雰囲気の3曲に続く『Man On A Wire』は再びこの新作でお気に入りの曲で、この曲もまたシングル候補になりそうに思った曲。ここで聴ける Shirley のロックなボーカルは気怠い感じと対照的で、こういうロックなボーカルも Shirley には合っている。
アルバムの最後『Beloved Freak』で再び Shirley のちょっと気怠るいボーカルが登場。この曲はライブで本編の最後辺りにプレイされそうにも感じ、曲のタイトルは Garbage そのものを表しているようにも思えた。
赤いジャケットのデラックス・エディションはこの後、さらに4曲が収録されている。本編の11曲はライブのオープニングから最後を締め括るような流れなので、『Beloved Freak』の終わった余韻がある中、ボーナス曲の『The One』が突然始まるのには違和感がある。だが、この『The One』がまたいい曲で、ここからアンコールの幕が上がるとも感じられる。
日本仕様のデラックス・エディションには更にもう1曲が追加され、5曲のボーナス・トラックとなっている。
新作に伴うツアーが発表され、来日も明らかになった。『Not Your Kind Of People』から幾つの曲を日本で披露してくれるのか、それも楽しみだ。
Not Your Kind Of People
Automatic Systematic Habit
Big Bright World
Blood For Poppies
Control
Not Your Kind Of People
Felt
I Hate Love
Sugar
Battle In Me
Man On A Wire
Beloved Freak
【Deluxe Edition Bonus Tracks】
The One
What Girls Are Made Of
Bright Tonight
Show Me
2012-05-26 15:22
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