Garbage/『androgyny』 [CD]
7年ぶりの新作『Not Your Kind Of People』を聴き、プチ Garbage 祭り状態の最近。手元にある Garbage の CD の中から、久しぶりに聴いているのが2001年10月にリリースされた3rdアルバム『beautiful garbage』からのリード・シングル『androgyny』だ。
最初に Garbage に興味を持つきっかけになった『androgyny』という曲のタイトルは男女ふたつの性を持つ「両性具有」や、その間の「中性」という意味を持つが、これは、まさにボーカルの Shirley Manson の持つイメージとダブるモノだった。
『androgyny』のサウンドは最新作『Not Your Kind Of People』より、もっとエレクトロな感じの曲で、『Not Your Kind Of People』とはまた違う Garbage のスタイル。好みとしてはこの頃の Garbage のサウンドが一番好きかもしれない。
『androgyny』は当時、まず最初にイギリスで8月中旬にオンエア解禁となり、その後、8月下旬に北米地域でもオンエアされるようになり、CD やアナログでのシングル・リリースは9月下旬だった。
音楽番組で見た『androgyny』の PV は、そのイントロから一発で気になる存在で、、その映像は最後まで思わず魅入ってしまうモノだった。そうなってしまうと『androgyny』が入った CD を探さずにはいられず、結果見つけた CD が2枚の CD シングルだった。
『beautiful garbage』のジャケットと同じく『androgyny』のジャケットもまた Garbage のメンバーは誰も写っていないイラストだけで、これだけではどういう曲なのか全く想像がつかないが、先に PV を見て『androgyny』の意味も調べたあとだったので、このイラストもなんとなくその意味を理解できた。
『androgyny』のカップリングにはアルバム『beautiful garbage』に未収録の『begging bone』があり、この曲も、そのイントロから即好きになった曲で、ますます『begging bone』というアルバムが聴きたい気になった。
『androgyny』の CD シングルは2種類がリリースされ、『androgyny 01』にはもう1曲、felix da housecat による thee glitz mix を収録。『androgyny 02』には the neptunes と the architechs のリミックスを含めた3曲が収録されていた。
◆androgyny 01
androgyny
begging bone
androgyny 'thee glitz mix' by felix da housecat
◆androgyny 02
androgyny
androgyny (the neptunes remix)
androgyny (the architechs remix)
『androgyny 01』と『androgyny 02』のジャケットは対照的なコントラストで、この2枚に収められた各種リミックスもとても楽しめる内容だった。特に『androgyny 02』にある『androgyny (the architechs remix)』はオリジナルをかなりテンポ・アップし、Shirley のボーカルもそれに合わせた早口になり、曲の展開こそ『androgyny』なのだが、まるで別の曲のようだった。
『beautiful garbage』からのシングルは以降、2種類、もしくは3種類の CD シングルがリリースされ、それらを漏らさず集めもした。『Cherry Lips』は2種類に6曲、『Breaking Up The Girl』は3種類に9曲、『Shut Your Mouth』も3種類に9曲を収録し、『beautiful garbage』からの最後のシングル『Shut Your Mouth』は3枚の CD がそれぞれ紙製スリーブに入り、それらが1つのボックスに収まるかたちにもなっていた。
『beautiful garbage』というアルバムも特殊ジャケットでリリースされ、それを含めた4枚のシングル、合計10枚の CD シングルは今も大切なモノだ。
2012-05-27 14:41
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