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Tedeschi Trucks Band/『Everybody's Talkin'』 [CD]

Everybodys-Talkin.jpg2011年の夏にリリースした『Revelator』も名盤だった Tedeschi Trucks Band が、2枚組のライブ盤『Everybody's Talkin'』をリリースした。

2012年2月には (待望の!) 来日公演が行われ、そこでプレイされた曲も多く収録したライブ盤なので、足を運んだ方にとっては当時の興奮が甦る2枚組ではないだろうか。

その来日公演のオープニングも飾った Fred Neil の1966年のセルフタイトル・アルバムに収録の『Everybody's Talkin'』で、このライブ盤もスタート。『Revelator』からの『Midnight In Harlem』『Learn How To Love』『Bound For Glory』と3曲が続き、そのデビュー盤からはもう1曲『Love Has Something Else To Say』が2枚目に収められている。

これら4曲に加えて『Revelator』に未収録の曲、Susan Tedeschi と Derek Trucks の名前がクレジットにある『Nobody's Free』以外の6曲はカバー曲で、10分を超えるプレイを収めた曲も6曲ある。音だけを聴いていると2月の来日公演が見られなかったことを悔やんでしまうようなライブ盤だ。

このライブ盤には Susan と Derek のソロもふんだんにあるが、Tedeschi Trucks Band の他のメンバーのソロも随所にあり、聴かせどころは多い。

2枚目にある Stevie Wonder が1965年に R&B シングル・チャートで No.1 をマークした『Uptight』ではホーン・セクションの見せ場もあり、その場にいれば、1つの曲で10分を超す時間も全く気にならないようなプレイが、この2枚組にはたっぷりと収められている。

ここにある11曲は2011年10月末にカナダやアメリカの東部で行われた3つのライブから厳選され、Bob Ludwig の手によってマスタリングされている。三つ折になった紙製スリーブや同梱ブックレットにはステージ・ショットも多く、総勢11人がステージに並ぶショットは壮観だ。

11人がステージに並んだショットでは Susan と Derek 以外のメンバーのソロもよく映えるように並んでいて、バンドの名前こそ夫婦ふたりの名前を冠しているが、このメンバーがあっての Tedeschi Trucks Band だということを感じるワンショットだ。

この2枚組を聴くと、ますます Tedeschi Trucks Band の実際のライブを見たい気持ちが、より強くなった。2枚組で100分を超す内容の『Everybody's Talkin'』を聴き、DVD などの映像でもこのバンドのライブが見たくなった。そして、次回の来日は、ぜひ機会を作って見に行きたいと思う2枚組だった。

Everybodys-Talkin.jpgEverybody's Talkin' Everybody's Talkin' (Live) - Tedeschi Trucks Band
Everybody's Talkin'
Midnight In Harlem (Swamp Raga Intro With Little Martha)
Learn How To Love
Bound For Glory
Rollin' And Tumblin'
Nobody's Free
Darling Be Home Soon
That Did It
Uptight
Love Has Something Else To Say (With Kissing My Love)
Wade In The Water


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