初めてのオープンエア型ヘッドホン、『MDR-MA100』の感想は…? [AV/PC関連]
またソニーストアで失効するポイントが発生するため、今回は発売されたばかりのオープンエア・ヘッドホン『MDR-MA100』を購入してみた。
この MA シリーズは最上位に3万円を超す MDR-MA900 があるが、MDR-MA100 は2000円を切る価格で、失効してしまうソニーポイントや AV 機器で使えるクーポンを使い、ほぼ1000円という価格で購入することができた。
今まで使ってきたヘッドホンはどれも密閉型と呼ばれるタイプで、オープンエア型 (開放型) と呼ばれるヘッドホンは、これが初めてだった。耳の中に入れるインナーイヤー型はあまり好きでないので、ヘッドホンばかりが溜まってしまったが、時と場所によって使い分けを楽しんでいる。
オープンエア型はその構造上、音が周囲に漏れるため、自ずと周囲に人がいる場所での使用は適さない。MDR-MA100 の MA は Multimedia Audio の略で、オーディオ機器だけでなく、PC などでの利用も想定されているという。
オープンエア型はまた、その構造上の理由から低音の再生が苦手と言われてきた。低音の再生に魅力がある MDR-XB700 などのヘッドホンを好んで使ってきたが、ネット上の評判では MDR-MA100 も意外に低音が出るとあり、その点にも今回は期待していた。
今年3月に購入した MDR-NC200D の確認の時に使った5枚のアルバムを MDR-MA100 でも聴いてみたところ、ネットの評判どおり、オープンエア型の欠点と言われた低音の再生が弱いという印象は、ほとんど感じられなかった。
MDR-MA100 には 40mm という大型のドライバー・ユニットが使われていることも低音の再生に大きく貢献しているようで、今まで使ってきた密閉型のヘッドホンにも迫るような鳴りっぷりが MDR-MA100 にはあった。
MDR-MA100 の良いところはその軽さにもあって、カタログ上では僅か190gと、これは長時間の使用に大いに有利だった。PC での使用も想定と謳っている MA シリーズだけあって、PC に取り込んだアルバムを長時間聴きながら、PC で作業しても耳が痛くなるようなことはなかった。
MA シリーズの上位モデルでは様々な技術が盛り込まれたが、MDR-MA100 ではそのほとんどがないため、価格だけを見ると音質が犠牲になっていると捉えられがちだが、低音の再生能力や長時間での装着感で問題はほとんど感じられなかった。
以前、紹介した MDR-NC200D はノイズキャンセリング効果で集中したいときに使うのに適していたが、意外にも側圧が強く、長時間つけていると耳が痛くなるのが欠点だった。
しかし、MDR-MA100 ではその欠点を補い、しかも、低音再生も事前の予想を覆す出来だったので、室内で使うには MDR-NC200D より MDR-MA100 が今後は重宝しそうだ。オープンエア型なので周囲に音が漏れる反面、周囲の音も聞こえてしまうが、そのマイナス点はつけ心地の良さで十分カバーできた。
見た目は1000円台の価格にふさわしい (?) プラスティックな質感の MDR-MA100 だが、室内で使うのであれば、それも欠点にならないだろう。耳をスッポリ覆うタイプの MDR-MA100 は、その覆う部分も布製イヤーパッドなので夏場に蒸れることも少なそうだ。音が漏れるオープンエア型なので夏の暑い外で使うこともなさそうなので、この点もあまり問題にならないだろう。
その価格から、チープな音作りな印象を与える MA シリーズの最下位モデル MDR-MA100 だが、意外にも使えるヘッドホンだった。今ならだいたい2000円を切る価格で手に入れられるので、室内で使えるヘッドホンを探している方や、オープンエア型のヘッフォホンを試したい方には、お勧めの意外なヘッドホンだ。
この MA シリーズは最上位に3万円を超す MDR-MA900 があるが、MDR-MA100 は2000円を切る価格で、失効してしまうソニーポイントや AV 機器で使えるクーポンを使い、ほぼ1000円という価格で購入することができた。
今まで使ってきたヘッドホンはどれも密閉型と呼ばれるタイプで、オープンエア型 (開放型) と呼ばれるヘッドホンは、これが初めてだった。耳の中に入れるインナーイヤー型はあまり好きでないので、ヘッドホンばかりが溜まってしまったが、時と場所によって使い分けを楽しんでいる。
オープンエア型はその構造上、音が周囲に漏れるため、自ずと周囲に人がいる場所での使用は適さない。MDR-MA100 の MA は Multimedia Audio の略で、オーディオ機器だけでなく、PC などでの利用も想定されているという。
オープンエア型はまた、その構造上の理由から低音の再生が苦手と言われてきた。低音の再生に魅力がある MDR-XB700 などのヘッドホンを好んで使ってきたが、ネット上の評判では MDR-MA100 も意外に低音が出るとあり、その点にも今回は期待していた。
今年3月に購入した MDR-NC200D の確認の時に使った5枚のアルバムを MDR-MA100 でも聴いてみたところ、ネットの評判どおり、オープンエア型の欠点と言われた低音の再生が弱いという印象は、ほとんど感じられなかった。
MDR-MA100 には 40mm という大型のドライバー・ユニットが使われていることも低音の再生に大きく貢献しているようで、今まで使ってきた密閉型のヘッドホンにも迫るような鳴りっぷりが MDR-MA100 にはあった。
MDR-MA100 の良いところはその軽さにもあって、カタログ上では僅か190gと、これは長時間の使用に大いに有利だった。PC での使用も想定と謳っている MA シリーズだけあって、PC に取り込んだアルバムを長時間聴きながら、PC で作業しても耳が痛くなるようなことはなかった。
MA シリーズの上位モデルでは様々な技術が盛り込まれたが、MDR-MA100 ではそのほとんどがないため、価格だけを見ると音質が犠牲になっていると捉えられがちだが、低音の再生能力や長時間での装着感で問題はほとんど感じられなかった。
以前、紹介した MDR-NC200D はノイズキャンセリング効果で集中したいときに使うのに適していたが、意外にも側圧が強く、長時間つけていると耳が痛くなるのが欠点だった。
しかし、MDR-MA100 ではその欠点を補い、しかも、低音再生も事前の予想を覆す出来だったので、室内で使うには MDR-NC200D より MDR-MA100 が今後は重宝しそうだ。オープンエア型なので周囲に音が漏れる反面、周囲の音も聞こえてしまうが、そのマイナス点はつけ心地の良さで十分カバーできた。
見た目は1000円台の価格にふさわしい (?) プラスティックな質感の MDR-MA100 だが、室内で使うのであれば、それも欠点にならないだろう。耳をスッポリ覆うタイプの MDR-MA100 は、その覆う部分も布製イヤーパッドなので夏場に蒸れることも少なそうだ。音が漏れるオープンエア型なので夏の暑い外で使うこともなさそうなので、この点もあまり問題にならないだろう。
その価格から、チープな音作りな印象を与える MA シリーズの最下位モデル MDR-MA100 だが、意外にも使えるヘッドホンだった。今ならだいたい2000円を切る価格で手に入れられるので、室内で使えるヘッドホンを探している方や、オープンエア型のヘッフォホンを試したい方には、お勧めの意外なヘッドホンだ。
タグ:ヘッドホン
2012-06-10 15:23
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