Roxette/『The Ballad Hits』 [CD]
Roxette もベスト盤の類が多いバンドだが、この『The Ballad Hits』はそのタイトルどおり、Roxette のスローな曲を15曲収録した2002年にリリースされたアルバムだ。
『The Ballad Hits』には2枚組の限定盤もあって、それにはさらに4曲が追加された19曲となっていたが、そちらは残念ながら手に入れられなかった。『The Ballad Hits』にはペアとなるベスト盤があり、半年後の翌2003年春にはポップな曲ばかりを集めた『The Pop Hits』がリリースされている。
『The Pop Hits』も同様に2枚組の限定盤があり、こちらにも4曲が追加されて全部で19曲となっていて、『The Pop Hits』の限定盤は幸運にも見つけることができた。
この2枚のベスト盤がリリースされた当時はコピー・コントロール CD という CD に似て非なる紛い物が大手を振っていた頃で、この2枚もコピー・コントロール CD でリリースされた。だが、CD プレーヤーに負担をかける前に早々に PC に取り込んでしまい、CDモドキの紛い物でこのベスト盤を聴くことは一度もなかった。
Per Gessle と Marie Fredriksson のふたりによる Roxette は主に Marie がボーカルを務める曲が多く、『The Ballad Hits』はなんとなく梅雨時のこのジメッとした鬱陶しい様子を忘れさせてくれるような感じもするアルバムと個人的には思う。(シットリとしたバラードは雨の時期にあうという見方もあるかもしれないが…)
『The Ballad Hits』は Roxette の母国スウェーデンのアルバム・チャートでは最高5位を記録。アルバムの最初と最後を飾る『A Thing About You』と『Breathe』はこのベスト盤用に新たにレコーディングされた新曲で、『A Thing About You』はこのアルバムからの1stシングルになり、スウェーデンのシングル・チャートで最高14位をマークした。
『The Ballad Hits』には全米チャートで No.1 を記録した『Listen To Your Heart』と『It Must Have Been Love』の2曲もあり、その他にも同チャートで最高2位を記録した『Fading Like A Flower』、全英チャートで最高7位まで上昇した映画『Super Mario Bros.』に提供した『Almost Unreal』も含まれていた。
殆どの曲で Marie がメイン・ボーカルを務める中、『Vulnerable』では Per がメイン・ボーカルを担当するが『The Ballad Hits』というテーマでは Marie のボーカルによる曲がふさわしいように思う。
Roxette がチャートでヒットしたシングルは『The Pop Hits』により多く含まれ、『The Ballad Hits』にある曲でヒットしたと呼べる曲はそう多くないが、ライブや PV で魅せる曲には『The Ballad Hits』の中の曲が多い。
Roxette の他のベスト盤ではバラードな曲やポップな曲が一緒になったモノが多いが、テーマを絞った『The Ballad Hits』や『The Pop Hits』は Roxette を初めて聴くような方には入門編としてお勧めのアルバムに思う。
The Ballad Hits
A Thing About You
It Must Have Been Love
Listen To Your Heart
Fading Like A Flower
Spending My Time
Queen Of Rain
Almost Unreal
Crash! Boom! Bang!
Vulnerable
You Don't Understand Me
Wish I Could Fly
Anyone
Salvation
Milk And Toast And Honey
Breathe
『The Ballad Hits』には2枚組の限定盤もあって、それにはさらに4曲が追加された19曲となっていたが、そちらは残念ながら手に入れられなかった。『The Ballad Hits』にはペアとなるベスト盤があり、半年後の翌2003年春にはポップな曲ばかりを集めた『The Pop Hits』がリリースされている。
『The Pop Hits』も同様に2枚組の限定盤があり、こちらにも4曲が追加されて全部で19曲となっていて、『The Pop Hits』の限定盤は幸運にも見つけることができた。
この2枚のベスト盤がリリースされた当時はコピー・コントロール CD という CD に似て非なる紛い物が大手を振っていた頃で、この2枚もコピー・コントロール CD でリリースされた。だが、CD プレーヤーに負担をかける前に早々に PC に取り込んでしまい、CDモドキの紛い物でこのベスト盤を聴くことは一度もなかった。
Per Gessle と Marie Fredriksson のふたりによる Roxette は主に Marie がボーカルを務める曲が多く、『The Ballad Hits』はなんとなく梅雨時のこのジメッとした鬱陶しい様子を忘れさせてくれるような感じもするアルバムと個人的には思う。(シットリとしたバラードは雨の時期にあうという見方もあるかもしれないが…)
『The Ballad Hits』は Roxette の母国スウェーデンのアルバム・チャートでは最高5位を記録。アルバムの最初と最後を飾る『A Thing About You』と『Breathe』はこのベスト盤用に新たにレコーディングされた新曲で、『A Thing About You』はこのアルバムからの1stシングルになり、スウェーデンのシングル・チャートで最高14位をマークした。
『The Ballad Hits』には全米チャートで No.1 を記録した『Listen To Your Heart』と『It Must Have Been Love』の2曲もあり、その他にも同チャートで最高2位を記録した『Fading Like A Flower』、全英チャートで最高7位まで上昇した映画『Super Mario Bros.』に提供した『Almost Unreal』も含まれていた。
殆どの曲で Marie がメイン・ボーカルを務める中、『Vulnerable』では Per がメイン・ボーカルを担当するが『The Ballad Hits』というテーマでは Marie のボーカルによる曲がふさわしいように思う。
Roxette がチャートでヒットしたシングルは『The Pop Hits』により多く含まれ、『The Ballad Hits』にある曲でヒットしたと呼べる曲はそう多くないが、ライブや PV で魅せる曲には『The Ballad Hits』の中の曲が多い。
Roxette の他のベスト盤ではバラードな曲やポップな曲が一緒になったモノが多いが、テーマを絞った『The Ballad Hits』や『The Pop Hits』は Roxette を初めて聴くような方には入門編としてお勧めのアルバムに思う。
The Ballad Hits
A Thing About You
It Must Have Been Love
Listen To Your Heart
Fading Like A Flower
Spending My Time
Queen Of Rain
Almost Unreal
Crash! Boom! Bang!
Vulnerable
You Don't Understand Me
Wish I Could Fly
Anyone
Salvation
Milk And Toast And Honey
Breathe
2012-06-21 15:40
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