Alanis Morissette/『The Collection』 [CD]
ここ数日、このブログで紹介している CD に関係している MTV Unplugged、ベスト盤、女性アーティストというキーワードに該当するのが、(ちょっと強引だが…) Alanis Morissette が2005年にリリースした『The Collection』という18曲入りのベスト盤だ。
ここに掲げたジャケットは通常仕様となる1枚の CD で、DVD が付いた2枚組のジャケットは手の背景のデザインが黄色になっている。
ジャケットのリンク先にある amazon のレビューを見ると、Alanis のアルバムはデビュー盤の『Jagged Little Pill』で十分という意見が (たった2つだけ) あるが、個人的にはそう思わない。
そのデビュー盤から『The Collection』に選ばれた曲は、歌詞の内容で当時、かなり驚かされた『You Oughta Know』を含め5曲あり、確かにそのレビューにある意見も一理あるように思える。
しかし、Alanis の2ndアルバム以降はシングルになった曲も含めて他にも良い曲があり、その時々で Alanis がアルバムに込めた思いも違っているので、2nd以降のアルバムでも歌詞の内容を含め、お薦めなアルバムはあると思っている。
とは言っても、人それぞれ好き嫌いがあるので無理強いはできないが、少なくともこのベスト盤『The Collection』で気になった曲があれば、その曲を含む他のアルバムも、ぜひ、一度は聴いてみてほしい。
もし、カナダから Alanis というアーティストが出てこなかったら、もしかしたら Avril Lavigne という存在もなかったのでは…と、個人的に思っている。
また、同じ女性アーティストとして Sheryl Crow と比べてしまうのも無理があるかもしれないが、Sheryl が「陽」であれば、Alanis は「陰」というイメージがあり、Sheryl の存在にも Alanis は影響を与えたのでは…とも思う。
かなり強引な Alanis 擁護論で、共感は難しいかもしれないが、Alanis がもしデビュー盤だけの存在だったら、1990年代後半から2000年代にかけての女性アーティストの立場は、また違う状況になっていたのではないだろうか…?
なので、このベスト盤『The Collection』で Alanis を初めて聴く方には、できれば対訳が付いた日本盤をお薦めしたい。もし、歌詞の内容、その曲の持つ雰囲気が気に入ったら、その曲の入ったスタジオ・アルバムを聴いてほしい。
『The Collection』には2ndアルバムの『Supposed Former Infatuation Junkie』と、4thアルバムの『So-Called Chaos』からはたった2曲。3rdアルバムの『Under Rug Swept』からに至ってはわずか1曲しか、このベスト盤には選ばれていないのだが…。
一方、Alanis が好きな方にとって『The Collection』は、オリジナルのスタジオ・アルバムに収録されていない映画に提供した曲があったり、3rdアルバムの『Under Rug Swept』に漏れた曲やシングルB面曲を収めた限定盤『Feast On Scraps』からの曲。そして Seal の1991年の全米最高7位をマークした『Crazy』のカバーもあるので、そういう観点からも『The Collection』は見逃せないアルバムだろう。
The Collection
Thank You
Head Over Feet
8 Easy Steps
Everything
Crazy
Ironic
Princes Familiar (MTV Unplugged)
You Learn
Simple Together
You Oughta Know
That I Would Be Good
Sister Blister
Hands Clean
Mercy (from『The Prayer Cycle』)
Still (from the『Dogma』soundtrack)
Uninvited (from the『City Of Angels』soundtrack)
Let's Do It (Let's Fall In Love) (from the『De-Lovely』soundtrack)
Hand In My Pocket
ここに掲げたジャケットは通常仕様となる1枚の CD で、DVD が付いた2枚組のジャケットは手の背景のデザインが黄色になっている。
ジャケットのリンク先にある amazon のレビューを見ると、Alanis のアルバムはデビュー盤の『Jagged Little Pill』で十分という意見が (たった2つだけ) あるが、個人的にはそう思わない。
そのデビュー盤から『The Collection』に選ばれた曲は、歌詞の内容で当時、かなり驚かされた『You Oughta Know』を含め5曲あり、確かにそのレビューにある意見も一理あるように思える。
しかし、Alanis の2ndアルバム以降はシングルになった曲も含めて他にも良い曲があり、その時々で Alanis がアルバムに込めた思いも違っているので、2nd以降のアルバムでも歌詞の内容を含め、お薦めなアルバムはあると思っている。
とは言っても、人それぞれ好き嫌いがあるので無理強いはできないが、少なくともこのベスト盤『The Collection』で気になった曲があれば、その曲を含む他のアルバムも、ぜひ、一度は聴いてみてほしい。
もし、カナダから Alanis というアーティストが出てこなかったら、もしかしたら Avril Lavigne という存在もなかったのでは…と、個人的に思っている。
また、同じ女性アーティストとして Sheryl Crow と比べてしまうのも無理があるかもしれないが、Sheryl が「陽」であれば、Alanis は「陰」というイメージがあり、Sheryl の存在にも Alanis は影響を与えたのでは…とも思う。
かなり強引な Alanis 擁護論で、共感は難しいかもしれないが、Alanis がもしデビュー盤だけの存在だったら、1990年代後半から2000年代にかけての女性アーティストの立場は、また違う状況になっていたのではないだろうか…?
なので、このベスト盤『The Collection』で Alanis を初めて聴く方には、できれば対訳が付いた日本盤をお薦めしたい。もし、歌詞の内容、その曲の持つ雰囲気が気に入ったら、その曲の入ったスタジオ・アルバムを聴いてほしい。
『The Collection』には2ndアルバムの『Supposed Former Infatuation Junkie』と、4thアルバムの『So-Called Chaos』からはたった2曲。3rdアルバムの『Under Rug Swept』からに至ってはわずか1曲しか、このベスト盤には選ばれていないのだが…。
一方、Alanis が好きな方にとって『The Collection』は、オリジナルのスタジオ・アルバムに収録されていない映画に提供した曲があったり、3rdアルバムの『Under Rug Swept』に漏れた曲やシングルB面曲を収めた限定盤『Feast On Scraps』からの曲。そして Seal の1991年の全米最高7位をマークした『Crazy』のカバーもあるので、そういう観点からも『The Collection』は見逃せないアルバムだろう。
The Collection
Thank You
Head Over Feet
8 Easy Steps
Everything
Crazy
Ironic
Princes Familiar (MTV Unplugged)
You Learn
Simple Together
You Oughta Know
That I Would Be Good
Sister Blister
Hands Clean
Mercy (from『The Prayer Cycle』)
Still (from the『Dogma』soundtrack)
Uninvited (from the『City Of Angels』soundtrack)
Let's Do It (Let's Fall In Love) (from the『De-Lovely』soundtrack)
Hand In My Pocket
2012-08-28 14:06
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