Glee Cast／『glee: the music, presents glease』

アメリカでは早くもシーズン4のオンエアが始まっている『glee』。そのシーズン4で使われる曲を収めたサウンドトラック盤がリリースされたが、今回はいきなり、あるテーマのエピソードで使われる (予定…?) 曲だけを収めたミニ・アルバム『glee: the music, presents glease』になった。

この類のミニ・アルバムは遡ると2010年秋にリリースされた『glee: the music, The Rocky Horror Glee Show』以来のこと。前回もオリジナルが同名ミュージカルを下地にしたエピソードのサウンドトラック盤だったが、今回もオリジナルがブロードウェイ・ミュージカルの『Grease』がテーマになっているらしい。

『Grease』は1978年に John Travolta と Olivia Newton-John の主演で映画化もされたが、そのときに使われた『Summer Nights』や『Hopelessly Devoted To You』『You're The One That I Want』も、このミニ・アルバムには収録されている。

アメリカでのオンエアは11月15日が予定されているようで、このミニ・アルバムにある曲が、どのように使われるのかは、まだ誰も知らない (はず…)。

ブックレットにある曲の詳細を見ると、誰と誰が、それぞれの曲でボーカルを務めているのか分かるが、それはこのミニ・アルバムを手にした方だけが分かるに留めておくのがいいだろう。

このミニ・アルバム、最初はそれほど気にしない存在だったが、曲目を見て、『You're The One That I Want』にはピクリ! と反応してしまった。『glee』を最初から応援している熱心なファンなら、このタイトルには同じように反応するのではないだろうか。

この『You're The One That I Want』はシーズン1の第一話というパイロット版で、William McKinley High School にまだ New Directions が出来る前の時点で Finn 役の Cory Monteith と Rachel 役の Lea Michele が、ほんのワンフレーズだけ一瞬披露した曲。

その曲が今度は、どんなかたちでこの新たなエピソードで披露されるのか? 今度はフル・コーラスに近いかたちで披露されるのか?? ブックレットには誰と誰が関わっているのかが記されていたが、そのことも含め、この曲の使われ方には今からワクワクしてしまった。

本国アメリカでも、まだ未放映のエピソード。そして、日本ではまだ、スカパー! の FOX でもシーズン4のオンエアが決定していないので、この『glee: the music, presents glease』にある曲が使われるエピソードを見るのは、ずっと先のこと。

それまではこのミニ・アルバムと、本国の FOX でオンエアされた数十秒のエピソード紹介の映像で、その期待を繋ぐことにしよう。(この動画、ひょっとしたら見られなくなるかもしれない点をご了承下さい)

glee: the music, presents glease
Hopelessly Devoted To You
Born To Hand Jive
Greased Lightning
Look At Me I'm Sandra Dee
Beauty School Drop Out
Look At Me I'm Sandra Dee (Reprise)
There Are Worse Things I Could Do
You're The One That I Want
Summer Nights

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