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Paul McCartney/『Cut Me Some Slack』 [いろいろと…]

今日もまた、いつもの CD (アルバム) 紹介ではなく、ちょっと短めの内容で、Paul McCartney の新曲『Cut Me Some Slack』を紹介!

「Paul McCartney の…」と記してしまったが、正しくは元 Nirvana のメンバーらと共演 (ジャムった?) した新曲と紹介するのが正しいだろう。そのスタジオ・バージョンを、この PV (↓) で聴くことができる。


この曲は共演している元 Nirvana のドラマー Dave Grohl が監督した映画『Sound City』のサウンドトラック盤に収められている曲。ライターには Paul と Dave のふたりに加えて、元 Nirvana の他のメンバー、Krist Novoselic と Pat Smear もクレジットされている。

そして、この『Cut Me Some Slack』が初めて披露されたのが、昨年暮れの12月12日、ニューヨークの Madison Square Garden で開催された『121212 The Concert For Sandy Relief』だった。

このライブで Paul は既に日付けが13日に変わった終盤に登場。この日のステージの大トリである Alicia Keys の前に表れた Paul は、いきなりヘビーな The Beatles 時代の『Helter Skelter』でスタート。『Cut Me Some Slack』は6曲目にプレイされ、その際のステージがこれ (↓) だった。


スタジオ・バージョンでも後半、3分半過ぎからテンポがさらにスピードアップ! そして、さらにラウドになるが、初お披露目となったステージでも4分半過ぎくらいから同様にヒートアップ! これが大観衆を前にして初めてのジャムと思えないくらい、見事なステージだった。

121212_CD.jpg『121212 The Concert For Sandy Relief』のライブ盤は既に iTunes で先行リリースされ、今月末には CD 版のリリースが予定されているが、Paul の曲は、この『Cut Me Some Slack』ではなく『Helter Skelter』が収録と、この選曲については少々残念な思いだった。

共演する相手によっては、こんなにハードにプレイしてシャウトをする Paul。昨年の今頃、Paul はスタンダードのカバーを集めたアルバム『Kisses On The Bottom』をリリースしたが、その内容は個人的に不満の残る内容だった。

Paul の今の年相応に枯れたボーカルを楽しめるアルバムとも言われたが、『Cut Me Some Slack』を魅せつけられたら、やっぱり Paul にはこういう曲が詰まった新作を期待してしまう。

また新作を制作中と伝えられている Paul だが、『Cut Me Some Slack』のような曲を含むスカッ!と胸のすくようなフル・アルバムを届けてくれることを期待したい。


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