Billy Joel/『You May Be Right』 [いろいろと…]
今回は先日紹介した『121212 The Concert For Sandy Relief』にも参加していた Billy Joel が、1980年に全米シングル・チャートで最高7位をマークした『You May Be Right』、邦題『ガラスのニューヨーク』を紹介!
『You May Be Right』は1980年3月にリリースされた通算7枚目のスタジオ・アルバム『Glass Houses』のトップを飾る曲でもあり、そのジャケットにあるとおり、ガラスが大きな音を立てて割れる効果音がとても印象に残る曲。
だが、こういう効果音はあまりライブでは使われず、曲のイントロで始まるのが多い。しかし『You May Be Right』では、必ずこのガラスの割れる効果音で始まり、その瞬間にファンの歓声が沸き起こる。そして、一拍おいて、曲のイントロが始まり、再び会場が沸く。
これは昨年暮れに行われたハリケーン・サンディの被災者支援のライブ『121212 The Concert For Sandy Relief』でも同じだった。この曲がプレイされた頃、日付は既に12月13日に変わっていたが、曲の合間に映るファンは誰しも、その歌詞を一緒に歌っているし、ダンスをする女性もたくさん。本当にみんな、この曲が好きなんだ! と思わせる1シーンだった。そのときの映像がこちら (↓)。
『You May Be Right』のライブ映像では、もうひとつ忘れられないモノがある。
アルバム『The Nylon Curtain』をリリースした1982年、Billy の地元 Long Island にある当時 Nassau Coliseum と呼ばれていた会場で行われたステージを収めた『Live From Long Island』という映像でプレイされた『You May Be Right』が、一番のベスト・ステージだと今でも思っている。その映像がこれ (↓)。
この頃のステージは Billy がピアノを離れてマイク・パフォーマンスをしているが、それがとてもコミカルで、ちょっと笑ってしまうような仕草もいっぱい。だが、当時の Billy Joel バンドのパワフルなプレイもあいまって、大いに沸くハイライト・シーンだった。
この模様は当時、地上波 TV でもオンエアされ、VHS や LaserDisc でもパッケージ化されたが、今だに DVD や Blu-ray 化されていない。現在のライブでは滅多にプレイされなくなった『Just the Way You Are』や、当時はライブの最後を締め括る定番曲『Souvenir』も聴ける貴重な映像なのだが、権利関係の問題でもあるのだろうか? 是非、DVD や Blu-ray 化を望みたい映像だ。
ライブ・シーンが圧倒的に好きな『You May Be Right』だが、スタジオ・テイクの PV があるのか? と、探してみたら、こんな (↓) 映像があった。
これは初めて見る映像で、あの特徴あるガラスの割れる効果音がなく、Billy のカウントで始まるバージョンだった。
ちなみにシングル・カットされた際のジャケットは、日本盤はこのブログの冒頭にある画像だが、本国アメリカなどでは、こんなジャケット (→) だったようだ。それまでの Billy のイメージを180度覆すような画像はインパクト大だが、やはり日本盤の割れたガラスの向こうから Billy がこちらを見ている画像が、『You May Be Right』のシングルには一番似合っている。
『You May Be Right』は1980年3月にリリースされた通算7枚目のスタジオ・アルバム『Glass Houses』のトップを飾る曲でもあり、そのジャケットにあるとおり、ガラスが大きな音を立てて割れる効果音がとても印象に残る曲。
だが、こういう効果音はあまりライブでは使われず、曲のイントロで始まるのが多い。しかし『You May Be Right』では、必ずこのガラスの割れる効果音で始まり、その瞬間にファンの歓声が沸き起こる。そして、一拍おいて、曲のイントロが始まり、再び会場が沸く。
これは昨年暮れに行われたハリケーン・サンディの被災者支援のライブ『121212 The Concert For Sandy Relief』でも同じだった。この曲がプレイされた頃、日付は既に12月13日に変わっていたが、曲の合間に映るファンは誰しも、その歌詞を一緒に歌っているし、ダンスをする女性もたくさん。本当にみんな、この曲が好きなんだ! と思わせる1シーンだった。そのときの映像がこちら (↓)。
『You May Be Right』のライブ映像では、もうひとつ忘れられないモノがある。
アルバム『The Nylon Curtain』をリリースした1982年、Billy の地元 Long Island にある当時 Nassau Coliseum と呼ばれていた会場で行われたステージを収めた『Live From Long Island』という映像でプレイされた『You May Be Right』が、一番のベスト・ステージだと今でも思っている。その映像がこれ (↓)。
この頃のステージは Billy がピアノを離れてマイク・パフォーマンスをしているが、それがとてもコミカルで、ちょっと笑ってしまうような仕草もいっぱい。だが、当時の Billy Joel バンドのパワフルなプレイもあいまって、大いに沸くハイライト・シーンだった。
この模様は当時、地上波 TV でもオンエアされ、VHS や LaserDisc でもパッケージ化されたが、今だに DVD や Blu-ray 化されていない。現在のライブでは滅多にプレイされなくなった『Just the Way You Are』や、当時はライブの最後を締め括る定番曲『Souvenir』も聴ける貴重な映像なのだが、権利関係の問題でもあるのだろうか? 是非、DVD や Blu-ray 化を望みたい映像だ。
ライブ・シーンが圧倒的に好きな『You May Be Right』だが、スタジオ・テイクの PV があるのか? と、探してみたら、こんな (↓) 映像があった。
これは初めて見る映像で、あの特徴あるガラスの割れる効果音がなく、Billy のカウントで始まるバージョンだった。
ちなみにシングル・カットされた際のジャケットは、日本盤はこのブログの冒頭にある画像だが、本国アメリカなどでは、こんなジャケット (→) だったようだ。それまでの Billy のイメージを180度覆すような画像はインパクト大だが、やはり日本盤の割れたガラスの向こうから Billy がこちらを見ている画像が、『You May Be Right』のシングルには一番似合っている。
タグ:Billy Joel 1980
2013-01-29 14:43
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コメント(2)
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私のビリー初ライブが、1981の武道館、グラスハウスツアーで、確かオープニングが you may be right だったと思います。この方向性の回れ右には、たまげましたが、今にして思うと、ジャンルを問わず、音楽を愛する彼の"らしさ"の様に感じますね。今はやらなくなっちゃいましたが、このマイクパフォーマンスは最高です!
最近のステージでは、ピアノのリフがPOP過ぎて、もう少し、Rock'n Roll して欲しい、と思うのは、わたしだけでしょうか?
by よいこ (2013-02-05 21:56)
Billyの初ライブが1981年の武道館って羨ましすぎます! そして1曲目がこの曲だったなんて、最初から一気に頂点じゃないですか! これはもう想像がつきませんねぇ!!
最近のライブはピアノの前にドッカリ腰を据えてのパフォーマンスだから、それにふさわしいアレンジが今のスタイルなんでしょうね。マイク・パフォーマンス復活は難しいとしても、1980年代のアレンジでのプレイは、いいアイディアかもしれませんね。
by MCMLXV_65 (2013-02-06 17:02)