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特製USBケーブル第4弾はPCオーディオ愛好家必携? [AV/PC関連]

HiVi201303.jpgAV雑誌『HiVi』に昨年秋からオマケとして付属してきた特製 USB ケーブルも、この2013年3月号で最後。今回は WIREWORLD 製の ULTRAVIOLET Series7 のお試し版として 20cm の USB ケーブルが付属している。

今回の WIREWORLD 製 USB ケーブルはフラット型の特徴を活かし、信号ラインと電源ラインを分けたケーブル構造になっている。

2月中旬にこの『HiVi』が手元に届いてから約10日。PC に繋ぎ、いろいろなアルバムや曲を聴き、雑誌の表紙に書かれているようなコピー「PCオーディオ愛好家必携」が本当なのか、これまでに付属してきた3本の USB ケーブルと比べてみた。

wireworldultraviolet7.jpgその結果、この WIREWORLD 製 USB ケーブルの音の傾向はとてもクリア。音の解像度が高いという印象で、シンプルなサウンドの曲では、そのシンプルさがより際立って聴こえてもきた。

ボーカルがメインの曲では、そのボーカルの位置が目の前に浮かんでくるような印象。その反面、モノラル音源の曲や、多くの樂器が塊となって迫るロックのようなジャンルでは線が細いサウンドになったようにも感じ、ふだん良く聞くジャンルの曲やアルバムに向いてない…? とも感じた。

ジャズや、人の声を中心に聴かせるようなタイプの曲に、この WIREWORLD 製 USB ケーブルは向いているのではないだろうか。だが、このクリアさは、例えば1980年代の華やかなシンセ・サウンドで彩られた曲では、よりその華やかさが強調され、やや聴き疲れもした。

ロックな曲ではその迫力が少し欠けるようでもあり、今回の WIREWORLD 製 USB ケーブルは聴く曲のジャンルによって好き嫌いが分かれそうな感じだ。

これまで『HiVi』にお試し版として付属した4本の USB ケーブルで、一番ふだん聴いている曲やアルバムに適していたのは SUPRA 製の USB ケーブルだった。やや太い SUPRA 製 USB ケーブルは、PC との接続に最初は固くて曲げにくかったが、フラット型と比べれば柔軟。その点でも SUPRA 製の USB ケーブルは自分の環境にフィットしていた。

聴く曲やアルバムによって、USB ケーブルを変えて聴くことも面白いということを、この4本を試して分かった。今後、中心は SUPRA 製 USB ケーブルになりそうだが、これから新たに聴く曲やアルバムでは、そのジャンルによって他の3本も時々変えて試してみようかと思う。


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