Billboard Hot100 ~1976年~ [ヒットチャート]
不定期にブログで取り上げている Billboard 誌のチャート Hot100 は、知っている曲の多い1980年近辺はそれほど時間をかけずに書き上げられるが、今回の1976年のようにタイトルだけでは「?」という曲が多いと、音と映像を You Tube で確認するたびに「あぁ、この曲は聴いたことがある!」と思ったり、「こんな曲が流行っていたんだ」と思ったりして、あっという間に時間が経ち、とても時間がかかってしまった。
1976年に全米 No.1 を記録したのは全部で26曲。1970年代後半のチャートはディスコという話題が必ず出てくるが、この1976年の No.1 にもディスコ絡みの曲が幾つか登場する。4月に4週連続で No.1 を記録した Johnnie Taylor の『Disco Lady』は R&B/Soul/Hip-hop の年間チャートで No.1 シングルにも選ばれた。この頃のディスコ・ミュージックはまだそれほど洗練されていない感じもある。
この1976年も映画音楽や TV ドラマのテーマ・ソングが No.1 になった。年明け早々の1月には Sam Peckinpah が監督した映画『Convoy』から C.W. McCall が歌った同名タイトル曲が No.1 に。Berry Gordy が監督して Diana Ross が主演した『Mahogany』のテーマ曲『Theme From Mahogany (Do You Know Where Youre' Going To)』も No.1 になり、2月には TV ドラマ『S.W.A.T.』のオープニングに使われた Rhythm Heritage の『Theme From "S.W.A.T."』が No.1 になった。
C.W. McCall が歌った『Convoy』は No.1 を記録したのはわずか1週だけだったが、1976年の年間チャートで Country カテゴリーの No.1 シングルにも選ばれた。
そして1976年のシングル総合チャートで年間 No.1 シングルに選ばれたのは Wings の『Silly Love Songs』だった。5月に1週だけ No.1 になった『Silly Love Songs』は2週間 Diana Ross のこの年の2曲目の No.1 曲『Love Hangover』にその座を譲ったが、6月中旬から7月上旬にかけて4週間再び No.1 の座に立ち、ミリオン・セラーも記録した。
1976年の前半はほぼ毎週 No.1 が入れ替わる激しいチャートで2週以上の No.1 を記録したのは『Silly Love Songs』を含む5曲だけだったが、1976年の後半は1週だけの No.1 は5曲と半減。チャートではディスコ流行の兆しを感じさせる曲がチラホラ目立つようになっていた。
1976年の年間アルバム・チャートで No.1 になったのは Peter Frampton の2枚組のライブ盤『Frampton Comes Alive!』だった。リリースされてから3か月かけてアルバム・チャートのトップに立つと、以降、4度 No.1 に返り咲き、合計10週にわたって No.1 を記録。1976年に最も売れたアルバムになり、アメリカでは当時の史上最多となる600万枚のセールスもマークした。
1976年に全米 No.1 を記録したのは全部で26曲。1970年代後半のチャートはディスコという話題が必ず出てくるが、この1976年の No.1 にもディスコ絡みの曲が幾つか登場する。4月に4週連続で No.1 を記録した Johnnie Taylor の『Disco Lady』は R&B/Soul/Hip-hop の年間チャートで No.1 シングルにも選ばれた。この頃のディスコ・ミュージックはまだそれほど洗練されていない感じもある。
この1976年も映画音楽や TV ドラマのテーマ・ソングが No.1 になった。年明け早々の1月には Sam Peckinpah が監督した映画『Convoy』から C.W. McCall が歌った同名タイトル曲が No.1 に。Berry Gordy が監督して Diana Ross が主演した『Mahogany』のテーマ曲『Theme From Mahogany (Do You Know Where Youre' Going To)』も No.1 になり、2月には TV ドラマ『S.W.A.T.』のオープニングに使われた Rhythm Heritage の『Theme From "S.W.A.T."』が No.1 になった。
C.W. McCall が歌った『Convoy』は No.1 を記録したのはわずか1週だけだったが、1976年の年間チャートで Country カテゴリーの No.1 シングルにも選ばれた。
そして1976年のシングル総合チャートで年間 No.1 シングルに選ばれたのは Wings の『Silly Love Songs』だった。5月に1週だけ No.1 になった『Silly Love Songs』は2週間 Diana Ross のこの年の2曲目の No.1 曲『Love Hangover』にその座を譲ったが、6月中旬から7月上旬にかけて4週間再び No.1 の座に立ち、ミリオン・セラーも記録した。
1976年の前半はほぼ毎週 No.1 が入れ替わる激しいチャートで2週以上の No.1 を記録したのは『Silly Love Songs』を含む5曲だけだったが、1976年の後半は1週だけの No.1 は5曲と半減。チャートではディスコ流行の兆しを感じさせる曲がチラホラ目立つようになっていた。
1976年の年間アルバム・チャートで No.1 になったのは Peter Frampton の2枚組のライブ盤『Frampton Comes Alive!』だった。リリースされてから3か月かけてアルバム・チャートのトップに立つと、以降、4度 No.1 に返り咲き、合計10週にわたって No.1 を記録。1976年に最も売れたアルバムになり、アメリカでは当時の史上最多となる600万枚のセールスもマークした。
1/3 | 1week | 『Saturday Night』 by Bay City Rollers |
1/10 | 1week | 『Convoy』 by C.W. McCall |
1/17 | 1week | 『I Write The Songs』 by Barry Manilow |
1/24 | 1week | 『Theme From Mahogany (Do You Know Where Youre' Going To)』 by Diana Ross |
1/31 | 1week | 『Love Rollercoaster』 by Ohio Players |
2/7~2/21 | 3weeks | 『50 Ways To Leave Your Lover』 by Paul Simon |
2/28 | 1week | 『Theme From "S.W.A.T."』 by Rhythm Heritage |
3/6 | 1week | 『Love Machine (Part 1)』 by The Miracles |
3/13~3/27 | 3weeks | 『December, 1963 (Oh, What a Night)』 by The Four Seasons |
4/3~4/24 | 4weeks | 『Disco Lady』 by Johnnie Taylor |
5/1 | 1week | 『Let Your Love Flow』 by Bellamy Brothers |
5/8 | 1week | 『Welcome Back』 by John Sebastian |
5/15 | 1week | 『Boogie Fever』 by The Sylvers |
5/22 | 1week | 『Silly Love Songs』★1976年、年間 No.1 シングル by Wings |
5/29~6/5 | 2weeks | 『Love Hangover』 by Diana Ross |
6/12~7/3 | 4weeks | 『Silly Love Songs』 by Wings |
7/10~7/17 | 2weeks | 『Afternoon Delight』 by Starland Vocal Band |
7/24~7/31 | 2weeks | 『Kiss and Say Goodbye』 by The Manhattans |
8/7~8/28 | 4weeks | 『Don't Go Breaking My Heart』 by Elton John & Kiki Dee |
9/4 | 1week | 『You Should Be Dancing』 by Bee Gees |
9/11 | 1week | 『(Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty』 by KC & The Sunshine Band |
9/18~10/2 | 3weeks | 『Play That Funky Music』 by Wild Cherry |
10/9 | 1week | 『A Fifth Of Beethoven』 by Walter Murphy & The Big Apple Band |
10/16 | 1week | 『Disco Duck (Part 1)』 by Rick Dees & His Cast Of Idiots |
10/23~10/30 | 2weeks | 『If You Leave Me Now』 by Chicago |
11/6 | 1week | 『Rock'n Me』 by Steve Miller Band |
11/13~12/25 | 7weeks | 『Tonight's The Night (Gonna Be Alright)』 by Rod Stewart |
※:曲名の YouTube へのリンクが切れている場合もあります。予めご了承ください。 |
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2011-07-17 11:20
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