PC接続に最適な『SRS-M50』

ソニーから発売されている『SRS-M50』を、SonicStageVで音楽を聴くときに使っているが、小さいサイズながら低音が意外とあって気に入っている。

PC内蔵のスピーカーでは動作確認用のビープ音だけなら問題ないが、やはり音楽を聴くには物足りない。以前購入した小型スピーカーも繋いでみたが、なんとなく低音が抜けている感があって、新しいスピーカーを探しているところに、この『SRS-M50』に辿り着いた。

事前に音を聴いての購入ではなかったが、乾電池でも使え、小さくて場所もとらず、何より値段が安いのも魅力で、ダメなら仕事で使うPCに転用しようという軽い気持ちで購入してみた。

実際にPCに繋いで見ると意外とはまさにこの『SRS-M50』のこと。それほどボリュームを上げなくても低音が想像以上に豊か。PCの両脇に置いて画面を見る姿勢ではちょうど3角形の頂点にあたるような位置になり、音の定位もいい。

PCの動作確認音もいい音に聞えるし、SonicStageVで再生する音楽も以前に使っていた小型スピーカーより絞まって聴こえる。

普段使っているNW-A919/BIとのペアでは、イコライザーの調整次第でサイズから想像がつかないような音で鳴ってくれる。

最初はホンの軽い気持ちで購入した『SRS-M50』だが、自宅でPCを使う際に重宝なのはもちろん。仕事でもいろいろな確認用にも2台目を購入。難点があるとすれば、小型で自重がないために、ちょっとしたときに位置がズレてしまうこと。さすがに鳴らしている音でズレることはないが、もう少し安定感があれば言うことはなかったかも。

使わないときは上下に重ねコードを巻いてしまうと場所もとらない。なかなか侮れない小型スピーカーだと思う。