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Katharine McPhee/『Katharine McPhee』 [CD]

Katharine McPheeアメリカン・アイドルのシーズン5でファイナルまで進み、惜しくも栄冠を逃したKatharine McPheeが、2007年にリリースしたセルフ・タイトルを冠したデビュー・アルバム。発売まで何度もリリース時期が変更された難産なアルバムは、良くもなく、悪くもなくといった感じか?

アメリカン・アイドルのシーズン7でゲストとして登場したKatharine McPheeは、David Fosterのピアノをフューチャーした『Something』を披露。これがきっかけで、このアルバムを購入した。

シーズン5でKatharine McPheeは、『Someone To Watch Over Me』、『I Have Nothing』、『Against All Odds』などのバラードで本領を発揮。シーズン7のゲスト出演で披露した『Something』にもホレボレとしてしまい、「これはアルバムが聴きたい!」と即、思ったほどだった。

このゲストで登場したときには、次回作の話もしていた記憶がある。プロデューサーにDavid Fosterもいれば、得意なバラード路線で来るのか? と期待も抱かせた。

しかし、待てど暮らせど2作目の話題はなく、その内、デビュー盤をリリースしたRCAとの契約がなくなったことを知った。その理由としてRCA側は、デビュー盤の売行き不振を挙げていたらしい。

この話を聴いて、なんとなく納得してしまったのだが、確かにデビュー盤に収められた曲の数々は、いいと思う曲もあれば、う~ん…と思う曲も多い。

シーズン5で課題曲を歌っていたような伸びやかな声質を生かした曲が少なく、ヒットチャートで流行りの打ち込み系サウンドを各所に配した曲が多く、それがKatharine McPheeの個性を消していたように感じた。

このデビュー盤の曲つくりには、シーズン8から審査員を務めるKara DioGuardiがアルバム半数の6曲に関わり、Whitney HoustonやMariah Careyを手掛けたWalter Afanasieffも参加している。しかし、下降線を辿り始めた頃のMariah Careyに似たような曲に魅力を感じるわけはなく、売行きが芳しくなかった理由も理解できる。

現在は新しいレーベルと契約して2作目の制作を進めている噂もある。今年の年末にもリリースされるという次回作では、その綺麗な歌声をぜひ生かしてもらいたいものだ。

『Katharine McPhee』
Love Story
Over It
Open Toes
Home
Not Ur Girl
Each Other
Dangerous
Ordinary World
Do What You Do
Better Off Alone
Neglected
Everywhere I Go



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