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Candy Dulfer/『Candy Store』 [CD]

キャンディ・ストアオランダ出身のアルト・サックス奏者、Candy Dulferを知ったのは、1993年にリリースされた『Sax-A-Go-Go』がきっかけ。この頃、週末になると会社の先輩と渋谷の大手ショップで新譜を探していたのだが、そんなある日、『Sax-A-Go-Go』のジャケット(この記事の一番下でも紹介!)が目に留まった。

『Sax-A-Go-Go』のタイトル曲は歌詞を変えて日本車のCMに起用、Average White Bandのカバー『Pick Up The Pieces』はライブでハイライトとしてよくプレイされた。

以来、そのファンク系のサウンドに惚れ、いや、アルト・サックスを華麗に吹くCandy Dulferの勇姿に惚れ、新作アルバムを毎回聴いてきた。

2007年にリリースされたこの『Candy Store』は全米コンテポラリー・ジャズ・チャートで2位まで上昇している。

『Sax-A-Go-Go』を聴いて以来、一度はそのライブをナマで見たいと思っていたが、幸運にも比較的ステージに近い場所で見る機会に恵まれた。時にはボーカルも披露するCandy Dulferだが、やっぱりアルト・サックスを豪快に、そして華麗にプレイしている姿が一番似合っていた。

この『Candy Store』は前作の『Right In My Soul』から約6年ぶりに発表されたアルバム。スローな曲が多くなったという印象も強いが、1969年9月生まれだからCandy Dulferも今年で40歳。30台後半のCandy Dulferが、いい意味でジックリと聴かせるアルバムだが、『Sax-A-Go-Go』で魅せたファンクな一面もCandy Dulferには期待してしまう。

最新アルバム『Funked Up & Chilled Out』をリリースし、5月にはブルーノート東京でなんとSheila E.とのライブも行なうという。チケット代があまりに高くて行けないが、こういうジョイント・ライブも、ぜひライブ盤としてリリースして欲しいものだ。

『Candy Store』
Candy
L.A. Citylights
Music = Love
La Cabana
11:58
Summertime
Soulsax
Smokin' Gun
Back to Juan
If I Ruled the World
Everytime
【日本盤ボーナス・トラック】
Good Time
You Are The One

タグ:2007 Candy Dulfer


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