Shakira／『Laundry Service』

実は他のCDを探していたところ、Shakiraが2001年にリリースした『Laundry Service』を発見。思わず懐かしく引っ張り出してきてしまった。

このアルバムからは第1弾シングルとして『Whenever, Wherever』がリリース。そして、スローな出だしから徐々に盛り上げていく『Underneath Your Clothes』が2番目のシングルに、2003年にも『The One』がシングル・カットされる息の長いアルバムになった。

『Whenever, Wherever』のPVで披露されるShakiraの激しいラテン・ダンスには目が釘付けになったが、この曲が収録された『Laundry Service』のジャケットにも大いに魅了された。

MTVでAerosmithの功績を称えるイベントでShakiraはSteven Tylerと絡むパフォーマンスを披露。『Laundry Service』のリリースに伴うTour Of The Mongoose(マングース・ツアーとも呼ぶべき?)のステージでも素晴らしいパフォーマンスを魅せ、この模様は2004年にリリースされた『Live & Off The Record』でも楽しめる。

アルバムでも情熱的な歌い方をするShakiraだが、ライブでは会場に詰め掛けた多くのファンと多くの曲で合唱があり、ラテン系のノリが大いに堪能できるステージになっている。これは日本で絶対体験することのできない世界だろう。

『Laundry Service』がロングセラーになったため、次回作まで4年のインターバルが開いてしまったが、その次回作は『Fijación Oral Vol. 1』と『Oral Fixation Vol. 2』という2部作として届けられた。

バラードを切々と歌い上げる歌姫もいいが、ラテンの香りを振り撒くShakiraのようなタイプの歌姫もとても魅力的な存在だ。

『Laundry Service』
Objection (Tango)
Underneath Your Clothes
Whenever, Wherever
Rules
The One
Ready For The Good Times
Fool
Te Dejo Madrid
Poem To A Horse
Que Me Quedes Tú
Eyes Like Yours (Ojos Así)
Suerte (Whenever, Wherever)
Te Aviso, Te Anuncio (Tango)

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