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Rupert Holmes/『Cast Of Characters』 [CD]

Cast of Characters: The Rupert Holmes Songbook『The Rupert Holmes Songbook』と題されたRupert Holmesのポップ・キャリアを網羅する5枚組み。今は大手ネット量販店でも容易に入手できるようだが、発売されているのを知った頃は、国内のショップでは取り扱っておらず、『Hip-O Records』という海外のオンラインショップから取り寄せた。

Rupert Holmesを知ったときも洋楽を聴き始めた中学生の頃。『Partners In Crime』からシングルカットされた『Escape』が、1979年最後の全米シングルNo.1になり、そのまま1980年に入ってもNo.1をキープ。1980年代の幕開けともいえる記念すべき曲だったため、余計、記憶に残っている。

ちなみに、この『Escape』の前に全米No.1になった曲が、Styxの『Babe』だった。

『Partners In Crime』は、Billy Joelが好きな友人から教えてもらった。Rupert Holmesの曲で歌われている内容が面白いと言われて聴いてみたのだが、歌詞以外にも曲もポップな感じで、このアルバムが一気に好きになってしまった。

『Escape』の日本語訳はネットで検索すると簡単に出てくるので、興味があればご覧頂きたいのだが、その内容が1980年前後の当時の中学生には「そんなこと、あり得るのか…?」と、不思議に思えたもの。今、考えると、こういう夢物語に思いを馳せるのも十分ありだな、とも思えるのだが…。

このようなストーリーをポップな曲に仕上げてしまうあたりに、洋楽の持つ面白みがあると気づいたのも、この頃であって、それまでに聴いていた日本の歌謡曲には絶対にマネのできないことだな、と当時は思っていた。

『Partners In Crime』からは『Him』もシングルカットされ、こちらも全米チャートで6位まで上昇している。

と、Rupert Holmesには『Partners In Crime』の印象ばかりが強いが、それ以外のアルバムは最近では入手困難な状況が続いていた。そんな折に、紙ジャケット仕様で旧譜が次々と再リリースされると聞き、『Partners In Crime』前後のアルバムも聴きたいと思ったところに、旧譜の内容を全て収めたボックスセットが既にリリースされていることを知った。

このボックスは2005年時点のリマスター音源を使っているため音質も比較的クリア。ポップな曲を書いていた頃のRupert Holmesを改めて聴いてのだが、なかなか秀作が揃っていて、英語歌詞の内容にも俄然興味が沸いてきてしまった。



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