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Journey/『Revelation』 [CD]

Revelation.jpg2008年にJourneyがリリースした通算13枚目のスタジオ・アルバムの『Revelation』は、またもボーカルが変わってのリリースだった。Steve Perryが抜けて以降、Journeyはボーカルの人選に悩み、そして売り上げも同様に伸び悩んでいった。

今作もあまり期待はしていなかったのだが、新たに加わったフィリピン出身のArnel Pinedaの声はSteve Perryそっくり。そのおかげもあり、2005年の『Generations』以来となる3年ぶりの新作は、当初、Wal-Martのみでの販売にも関わらず最初の1週間で10万枚を越えるセールスを記録。Billboard誌のインディ・アルバム・チャートでNo.1を獲得し、総合アルバム・チャートでも5位につけるヒットとなった。

好調な売り上げを維持した『Revelation』は、1996年リリースの『Trial by Fire』以来となる100万枚のセールスも記録した。

また、このアルバムからは『Never Walk Away』、『Where Did I Lose Your Love』、『After All These Years』の3枚のシングルをリリース。『After All These Years』はBillboard誌のアダルト・コンテンポラリーで9位まで上昇、23週もランクインされた。

と、久々のヒット作を発表したJourneyだが、その成功は新ボーカリストのArnel Pinedaによる功績が大きい。この『Revelation』の2枚目ではArnel Pinedaのボ-カルで過去の曲を新たに収録しているのだが、この11曲ばかりを繰り返し聴いたファンも多いだろう。

Steve Perryに声質がとても似ていることもあり、新たに録音し直した曲でも全盛期のメンバー、Neal Schon、Jonathan Cain、Ross Valoryのプレイが充実。ボーカルが変わるとライブで過去の曲をプレイされてもなかなか楽しめないが、これだけ似ていれば往年のヒット曲も間違いなく楽しめるはず。そんな思いをJourneyのファンは重ねていたに違いない。

1枚目に収められた新曲でも従来のメンバーによるプレイは楽しそう。特にNeal Schonのギターは全盛期を思わせるようなソロ・パートがたくさん聴ける。

このメンバーによるツアーも期待度大だが、このメンバーで再び取り組む次の新作もどんな仕上がりになるのか、大きな期待をしてしまう会心の復活作だ。

『Revelation』
【Disc 1】
Never Walk Away
Like A Sunshower
Change For The Better
Wildest Dream
Faith In The Heartland
After All These Years
Where Did I Lose Your Love
What I Needed
What It Takes To Win
Turn Down The World Tonight
The Journey (Revelation)
Let It Take You Back
【Disc 2】
Only The Young
Don't Stop Believing
Wheel In The Sky
Faithfully
Any Way You Want It
Who's Crying Now
Separate Ways
Lights
Open Arms
Be Good To Yourself
Stone In Love

タグ:Journey 2008


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