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The Corrs/『Home』 [CD]

HomeボーカルのAndrea、バイオリンのSharon、ドラムのCaroline、そしてギターのJimの4人からなるアイルランド出身のThe Corrs。1995年にデビュー盤『Forgiven, Not Forgotten』をリリースして10年目にあたる2005年にリリースされた『Home』は、売り上げこそ全盛期に及ばないものの、ルーツであるアイルランドの音楽を現代の音楽と巧く組み合わせたアルバムだった。

全12曲中、2曲がアイルランド語で歌われ、民謡のようなインストルメンタルも3曲含まれている。

The Corrsといえば、世界的にヒットした『Breathless』などを含む『In Blue』が売り上げ面でも650万枚以上を記録。ポップな曲調がより強調された『In Blue』のビッグ・セールスを機会に、過去のアルバムが曲数追加やジャケット変更などと様々なかたちでリイシューされた。

アイルランド出身のバンドでありながらThe Corrsは各アルバムで、ヒット曲を数多く手掛けてきた著名プロデューサーを起用。『Forgiven, Not Forgotten』ではDavid Fosterを、『Talk On Corners』ではGlen BallardやRick Nowelsらを、そして『In Blue』ではRobert John "Mutt" Langeをと、ポップな曲での成功はこれらプロデューサーの務めた役割も大きかった。

『In Blue』のヒット後、来日公演もありチケットを取ったが、コンサート当日にチケットが見当たらず、ヒット曲を連発していた頃のThe Corrsをナマで見られなかったことは、今でも残念に思っている。

これらのアルバムに比べるとセールス面でもチャート・アクションも奮わなかった『Home』だが、The Corrsがルーツであるアイルランドに再び目を向けた『Home』は、デビュー当時からのファンには好意的に受け入れられた。

派手なアレンジもなく、Andreaの表現豊かなボーカルをより際立たせた音作りは、単純な癒しという言葉だけでは言い表せない情感を、このアルバムに収録された12曲で聴かせてくれる。

地元アイルランドのアルバム・チャートでは『Forgiven, Not Forgotten』から連続で『Home』もNo.1を獲得。過去のアルバムに比べて売り上げが奮わなかったものの、全世界トータルでは100万枚以上のセールスを記録している。

『Home』
My Lagan Love
Spancill Hill
Peggy Gordon
Black Is The Colour
Heart Like A Wheel
Buachaill Ón Éirne (Boy From Erne - in Irish)
Old Hag (You Killed Me)
Moorlough Shore
Old Town
Dimming Of The Day
Bríd Óg Ní Mháille (Bridget O'Malley - in Irish)
Haste To The Wedding

タグ:The Corrs 2005


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