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The Police/『Reggatta de Blanc』 [CD]

Reggatta de Blanc『Reggatta de Blanc』のことを知ったのは、当時、中学校のある古い教室の柱に貼られたこのアルバムのステッカーがきっかけだった。CDのジャケットより小さく、The Policeのロゴと3人の白黒っぽい顔しか写っていないそのステッカーは、当時の中学生にとてもカッコよく映って見えた。

程なくして、周囲で『Reggatta de Blanc』というLPを買ったと聞き、そのLPのジャケットがこのステッカーだと知った。「なかなかいい!」という評判の『Reggatta de Blanc』を友人から借り、1曲目の『Message in a Bottle』でThe Policeに俄然興味が沸いた。

続くインストルメンタル曲の『Reggatta de Blanc』では、中盤のメンバーによる掛け声が、今までに聞いたことがないモノで、周囲ではそれをマネをする輩も…。3曲目の『It's Alright for You』も一回聴いただけにも関わらず、そのフレーズが耳に残る存在に…、といった感じで流れ出てくる曲のどれもが、当時の中学生にはカッコいい曲に聴こえた。「カッコいい!」という単純な言葉しか当時は思いつかなかった。

後にThe Policeというバンドは3人だけだと分かったが、当時は今ほどPVがオンエアされる番組もなく、動くThe Policeを見る機会は限られていた。深夜遅くにあった短い音楽番組でThe PoliceのPVを見たときは、「本当に3人だけでやっているんだ」と驚き、「たった3人でこんな音楽がやれるんだ」ということにまた驚いた。

当時は、なんとなく『ロック』というジャンルに興味を持ち始めた頃。3人だけでこんなカッコいい音楽をプレイするThe Policeにハマる友人も多かった。これをきっかけに前作『Outlandos d'Amour』も聴いたが、『Reggatta de Blanc』に比べるとどこか荒削りな感じがした。

この翌年、3rdアルバム『Zenyatta Mondatta』のリリースに合わせ、The Policeの来日公演も実現。友人はとても行きたがっていたが、高校受験を控えたこともあり、それは叶わなかった。しかし、この3枚目も当然話題になり、友人間で貸し借りされる人気のアルバムになった。妙な日本語で歌われた『De Do Do Do, De Da Da Da』もあったし…。

『Reggatta de Blanc』からはシングルとして『Message in a Bottle』と『Walking on the Moon』がリリースされ、共に全英チャートでNo.1に。アルバム・チャートでも全英でトップに輝いた。また、2曲目の『Reggatta de Blanc』は、1981年にグラミー賞のベスト・ロック・インストルメンタルにも選ばれている。

『Reggatta de Blanc』
Message in a Bottle
Reggatta de Blanc
It's Alright for You
Bring on the Night
Deathwish
Walking on the Moon
On Any Other Day
The Bed's Too Big Without You
Contact
Does Everyone Stare
No Time This Time

タグ:THE POLICE 1979


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