REO Speedwagon/『Hi Infidelity』 [CD]
1970年代から活躍してきたREO Speedwagonが一躍メジャーになったきっかけのアルバムが、この1980年にリリースした『Hi Infidelity』だった。1980年暮れに発表された『Hi Infidelity』はシングル『Keep On Loving You』が全米No.1を記録、他にも5枚のシングルがチャートを賑わせ、結果として『Hi Infidelity』は1000万枚以上のセールスを上げて1981年に一番売れたロック・アルバムになった。
ボーカルのKevin Croninが書いた『Keep On Loving You』は、『Hi Infidelity』のリリースに合わせシングル・カット。時間をかけてチャートを上昇し、『Keep On Loving You』は1981年3月に遂にトップの座に上り詰めた。この『Keep On Loving You』のチャート・アクションが、REO Speedwagonというバンドの活動を象徴しているかのようでもあった。
アメリカ、イリノイ州のイリノイ大の学生が1967年に結成したREO Speedwagonは、当初カバー曲などを大学内のバーで演奏。当時のメンバー、ドラムのAlan Gratzer、キーボードのNeal Doughtyは『Hi Infidelity』発表当時のメンバーでもあり、『Hi Infidelity』でメジャー・シーンのトップに立つまで14年の歳月を費やした。
ボーカルのKevin Croninは1972年リリースの2ndアルバム『R.E.O./T.W.O.』から参加。しかし、続く『Ridin' the Storm Out』では方向性の違いからバンドを離脱。再びバンドに戻ったのは、1977年発表の6枚目のアルバム『R.E.O.』だった。
ライブ盤を挟み、1978年には『You Can Tune A Piano But You Can't Tuna Fish』をリリース。全米アルバム・チャートで最高29位とバンド初のTop40入りを果たし、200万枚以上のセールスを記録。続く『Nine Lives』で、よりポップ志向が強まり、この流れが『Hi Infidelity』に繋がっていった。
『Hi Infidelity』からの2ndシングル『Take It On The Run』も全米シングル・チャートで最高5位をマーク。以降、1981年には『Don't Let Him Go』、『In Your Letter』、『Tough Guys』、『Out Of Season』と次々とシングルがカットされ、アルバム『Hi Infidelity』は売れに売れた。
Kevin Croninのハイトーンなボーカルが気に入ったことと、『Take It On The Run』のヒットで『Hi Infidelity』の購入を決め、当時はLPのA面ばかりを繰り返しよく聴いていた。この頃、アメリカ出身のバンドではStyx、TOTO、Cheap Trickのアルバムをよく聴いていたが、『Hi Infidelity』はそれらと同じくらいよく聴きこんだアルバムだった。
今回の『80s紙ジャケコレクション』シリーズでも『Hi Infidelity』は迷わず購入を決断。リマスター効果もなかなか良くて、このリイシュー盤もオリジナルのLPと同じくらいの愛聴盤になりそうだ。
『Hi Infidelity』
Don't Let Him Go
Keep On Loving You
Follow My Heart
In Your Letter
Take It On The Run
Tough Guys
Out Of Season
Shakin' It Loose
Someone Tonight
I Wish You Were There
ボーカルのKevin Croninが書いた『Keep On Loving You』は、『Hi Infidelity』のリリースに合わせシングル・カット。時間をかけてチャートを上昇し、『Keep On Loving You』は1981年3月に遂にトップの座に上り詰めた。この『Keep On Loving You』のチャート・アクションが、REO Speedwagonというバンドの活動を象徴しているかのようでもあった。
アメリカ、イリノイ州のイリノイ大の学生が1967年に結成したREO Speedwagonは、当初カバー曲などを大学内のバーで演奏。当時のメンバー、ドラムのAlan Gratzer、キーボードのNeal Doughtyは『Hi Infidelity』発表当時のメンバーでもあり、『Hi Infidelity』でメジャー・シーンのトップに立つまで14年の歳月を費やした。
ボーカルのKevin Croninは1972年リリースの2ndアルバム『R.E.O./T.W.O.』から参加。しかし、続く『Ridin' the Storm Out』では方向性の違いからバンドを離脱。再びバンドに戻ったのは、1977年発表の6枚目のアルバム『R.E.O.』だった。
ライブ盤を挟み、1978年には『You Can Tune A Piano But You Can't Tuna Fish』をリリース。全米アルバム・チャートで最高29位とバンド初のTop40入りを果たし、200万枚以上のセールスを記録。続く『Nine Lives』で、よりポップ志向が強まり、この流れが『Hi Infidelity』に繋がっていった。
『Hi Infidelity』からの2ndシングル『Take It On The Run』も全米シングル・チャートで最高5位をマーク。以降、1981年には『Don't Let Him Go』、『In Your Letter』、『Tough Guys』、『Out Of Season』と次々とシングルがカットされ、アルバム『Hi Infidelity』は売れに売れた。
Kevin Croninのハイトーンなボーカルが気に入ったことと、『Take It On The Run』のヒットで『Hi Infidelity』の購入を決め、当時はLPのA面ばかりを繰り返しよく聴いていた。この頃、アメリカ出身のバンドではStyx、TOTO、Cheap Trickのアルバムをよく聴いていたが、『Hi Infidelity』はそれらと同じくらいよく聴きこんだアルバムだった。
今回の『80s紙ジャケコレクション』シリーズでも『Hi Infidelity』は迷わず購入を決断。リマスター効果もなかなか良くて、このリイシュー盤もオリジナルのLPと同じくらいの愛聴盤になりそうだ。
『Hi Infidelity』
Don't Let Him Go
Keep On Loving You
Follow My Heart
In Your Letter
Take It On The Run
Tough Guys
Out Of Season
Shakin' It Loose
Someone Tonight
I Wish You Were There
2009-07-26 12:27
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(1)▲ページトップ▲
コメント 0