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コールドケース [いろいろと…]

Cold_Case_s.jpgこの秋に始まる海外ドラマで期待していたのが『コールドケース』のシーズン3で、今週8日(火)からスカパー! の AXN にて放送が始まった。

『コールドケース』はアメリカで放送が始まった2003年から注目していたドラマで、当時の宣伝用写真には主人公となるふたりの男女の刑事が写っていて、その写真からは『Xファイル』みたいな少しミステリーなドラマ…? という感じがあった。

スカパー! では数年前からようやく字幕版と吹替え版の放送が始まり、以来、シーズン1から欠かさず見ている。字幕版はオリジナルの放送に沿ったステレオ放送だが吹替え版はモノラル放送と、『コールドケース』の特徴のひとつでもあるエピソード当時に流行っていた楽曲がステレオで聴けないのは残念な点だ。

『コールドケース』の制作は『CSI』シリーズの制作でお馴染みの Jerry Bruckheimerで、つい先日、AXN で放送中の『CSI:NY』とクロスオーバーするエピソードが放送された。

通常、クロスオーバー・エピソードは互いのドラマにそれぞれの主人公クラスが出演するが、この『CSI:NY』とのクロスオーバーでは『コールドケース』で Scotty Valens を演じる Danny Pino がニューヨークに単身乗り込んで捜査に加わるだけで、『CSI:NY』側の俳優が『コールドケース』に出演するエピソードはなかった。

8日(火)から始まったシーズン3では、新しい女性刑事がひとり加わった。『コールドケース』では Kathryn Morris 演ずる主人公の Lilly Rush が唯一の女性刑事 だったが、もうひとり女性刑事が加わったかたちだ。

『コールドケース』は過去の未解決犯罪が時を経て新たに捜査される過程を描いているが、当時の事件を振り返る際に、その当時に流行っていた様々な楽曲が使われている。事件が起きた当時に絡む楽曲が使われるので、楽曲の印象もより強いものになっている。きのう、このブログで紹介した Boston の『More Than A Feeling』も実は『コールドケース』のシーズン1最初のエピソードで使われていた。

当時の楽曲使用でその当時の雰囲気がより具体化され、見る側にも、その当時の状況を思い出すきっかけを与えてくれる。1980年代の楽曲が使われるエピソードでは、ドラマ中に再現されるシーン以外にも、リアルタイムで1980年代の経験を多く持つこちらも自然と1980年代の様々な状況が思い出され、時間の経緯をドラマの展開と同じく感じることも多い。

アメリカではこの秋からシーズン7が始まる『コールドケース』だが、未だにシーズン1以降の DVD はリリースされていない。現時点で昔のシリーズを見るにはスカパー! などの放送しかないのが現状だ。

『コールドケース』が DVD 化されない理由のひとつに、ドラマ内で使われる過去の楽曲が障害になっているともいわれている。著作権など多くの権利が絡んでいると思われるが、ドラマとしてとてクオリティが高いだけに、見たいときに手軽に見られない状況にはもどかしいものがある。

古いエピソードでは1950年代の頃のものもあり、やはり、この頃の楽曲がドラマ内で効果的に使われ、当時の雰囲気の再現に役立っていた。

いつかは様々な障害がクリアになり DVD 化もされるだろうが、それまでは字幕付きステレオ版の放送で、当時の懐かしい楽曲と共に『コールドケース』となった事件が解決されるシーンを楽しみたい。
タグ:海外ドラマ


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