Walkmanの新しいラインアップ、A840シリーズ [AV/PC関連]
先日、Sonyから新しいWalkmanのラインアップが発表された。A840シリーズ、S740シリーズ、S640シリーズと3つのシリーズが発表されたが、A840シリーズにはいろいろと考えさせられるモノがある。A840シリーズの商品紹介ページでは『A840シリーズの特徴』として、次の4つが挙げられている。
◆ウォークマン史上最薄!
◆クリアオーディオテクノロジー
◆音楽もドロップ&ドロップで簡単転送
◆高画質2.8型ワイド有機ELディスプレイ
と、この表現を見る限り、「いい新製品じゃない…?」と思うのだが、表立って表示されていないスペックが、今、大きな問題となっている。あえて『問題』と記したが、Sonyは今年の春、Walkmanのフラッグシップモデルとして、Xシリーズを発表した。
◆高音質技術として S-Masterを搭載
◆ノイズキャンセリング機能をデジタル化
◆3.0型ワイド有機ELディスプレイはタッチパネル機能
◆無線LAN搭載でインターネット閲覧が可能
などなど…、音楽を純粋に楽しむ機能(以外の不要な機能も…)満載なフラッグシップモデルだった。
しかし、今回発表されたA840シリーズはXシリーズの機能を踏襲、または凌駕する内容がアチコチにある。今回のA840シリーズではXシリーズにあった
◆高音質技術として S-Masterを搭載
◆ノイズキャンセリング機能をデジタル化
という、大きな目玉機能の2つを搭載。しかし、有機ELディスプレイは3.0型から2.8型へと小さくなり、タッチパネル機能もなく、無線LAN機能も非搭載になった。しかし!
◆16GB、32GBに加え、大容量64GBをラインアップ
◆付属ヘッドホンはMDR-EX300SL相当にランクアップ
と、今までに多くの音源を持ち、音楽を楽しんできたユーザにとって嬉しいスペックが、A840シリーズには盛り込まれている。さらに、Xシリーズの約98gに対してA840シリーズは約62gと約30g軽減。厚みも約9.8mmから約7.2mmとさらなるスリム化を実現した。
充電池の持続時間はXシリーズの約33時間に対してA840シリーズは最長でも約29時間と短くなった。ワンセグ機能もA840シリーズでは削除され、You Tubeとの連携もなくなったが、A840シリーズではFM機能を搭載。また、A840シリーズでは有料で歌詞をダウンロードして楽しむ歌詞ピタ機能、語学学習機能として再生スピードコントロール、A-Bリピート、クイックリプレイを搭載している。(純粋に音楽を楽しむ視点からすると歌詞ピタ、語学学習機能に興味はないが…)
ここまで両者を比較した上で、『過去』フラッグシップモデルと謳われたXシリーズに興味が沸くだろうか…?
Xシリーズはハードウェア的に(僅か半年前だが…)発表当時はフラッグシップモデルに相応しい内容だった(かもしれない…)が、操作面を含めたソフトウェアは決して満足できる内容ではなかった。容量が32GBあっても、その容量をフルに使うユーザには決して優しくないXシリーズのユーザインターフェースは不満点のひとつだった。
Xシリーズのソフトウェア面での不具合がA840シリーズで改善されているか、現時点で知る術はない。もし、この不具合が改善されていれば、ますます、『過去』フラッグシップモデルと謳われたXシリーズの存在意義はないだろう。
ちなみに、SonyStyle仕様特別モデルであるNW-A847/Vは42,800円と発表された。XシリーズもSonyStyle仕様特別モデルが用意され、現在も52,800円で販売中だ。
価格でもXシリーズに比べて1万円安くなったWalkmanのA840シリーズ。どちらが魅力的なWalkmanだろうか…?
◆ウォークマン史上最薄!
◆クリアオーディオテクノロジー
◆音楽もドロップ&ドロップで簡単転送
◆高画質2.8型ワイド有機ELディスプレイ
と、この表現を見る限り、「いい新製品じゃない…?」と思うのだが、表立って表示されていないスペックが、今、大きな問題となっている。あえて『問題』と記したが、Sonyは今年の春、Walkmanのフラッグシップモデルとして、Xシリーズを発表した。
◆高音質技術として S-Masterを搭載
◆ノイズキャンセリング機能をデジタル化
◆3.0型ワイド有機ELディスプレイはタッチパネル機能
◆無線LAN搭載でインターネット閲覧が可能
などなど…、音楽を純粋に楽しむ機能(以外の不要な機能も…)満載なフラッグシップモデルだった。
しかし、今回発表されたA840シリーズはXシリーズの機能を踏襲、または凌駕する内容がアチコチにある。今回のA840シリーズではXシリーズにあった
◆高音質技術として S-Masterを搭載
◆ノイズキャンセリング機能をデジタル化
という、大きな目玉機能の2つを搭載。しかし、有機ELディスプレイは3.0型から2.8型へと小さくなり、タッチパネル機能もなく、無線LAN機能も非搭載になった。しかし!
◆16GB、32GBに加え、大容量64GBをラインアップ
◆付属ヘッドホンはMDR-EX300SL相当にランクアップ
と、今までに多くの音源を持ち、音楽を楽しんできたユーザにとって嬉しいスペックが、A840シリーズには盛り込まれている。さらに、Xシリーズの約98gに対してA840シリーズは約62gと約30g軽減。厚みも約9.8mmから約7.2mmとさらなるスリム化を実現した。
充電池の持続時間はXシリーズの約33時間に対してA840シリーズは最長でも約29時間と短くなった。ワンセグ機能もA840シリーズでは削除され、You Tubeとの連携もなくなったが、A840シリーズではFM機能を搭載。また、A840シリーズでは有料で歌詞をダウンロードして楽しむ歌詞ピタ機能、語学学習機能として再生スピードコントロール、A-Bリピート、クイックリプレイを搭載している。(純粋に音楽を楽しむ視点からすると歌詞ピタ、語学学習機能に興味はないが…)
ここまで両者を比較した上で、『過去』フラッグシップモデルと謳われたXシリーズに興味が沸くだろうか…?
Xシリーズはハードウェア的に(僅か半年前だが…)発表当時はフラッグシップモデルに相応しい内容だった(かもしれない…)が、操作面を含めたソフトウェアは決して満足できる内容ではなかった。容量が32GBあっても、その容量をフルに使うユーザには決して優しくないXシリーズのユーザインターフェースは不満点のひとつだった。
Xシリーズのソフトウェア面での不具合がA840シリーズで改善されているか、現時点で知る術はない。もし、この不具合が改善されていれば、ますます、『過去』フラッグシップモデルと謳われたXシリーズの存在意義はないだろう。
ちなみに、SonyStyle仕様特別モデルであるNW-A847/Vは42,800円と発表された。XシリーズもSonyStyle仕様特別モデルが用意され、現在も52,800円で販売中だ。
価格でもXシリーズに比べて1万円安くなったWalkmanのA840シリーズ。どちらが魅力的なWalkmanだろうか…?
2009-09-18 14:37
nice!(1)
コメント(2)
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うーんうーん・・・
もう、「どうなの?」、と言いますか、「何なの?」と、開発者には言いたいです。
by Riever (2009-09-18 16:50)
Rieverさん、コメントとniceをありがとうございます。Rieverさんの今のご心境、お察しします…。
今のSonyの商品企画には『支離滅裂』という言葉が相応しいです。全てが『支離滅裂』だと思いたくありませんが、目線をドコに向けるべきなのか、引っ張っていく存在がいないんでしょうね。
by MCMLXV_65 (2009-09-18 17:05)