Steely Dan/『Can't Buy a Thrill』 [CD]
Walter Becker と Donald Fagen の2人が中心メンバーの Steely Dan が1972年にリリースしたデビュー盤が『Can't Buy a Thrill』で、ここに収められた全10曲は今聴いても新鮮に感じ、約40年前近く前のサウンドという気がしない。
『Can't Buy a Thrill』のレコーディングには先の2人以外に、ギターに Jeff Baxter、Denny Dias、Elliott Randallの3人。ホーンセクションに Jerome Richardson と Snooky Young の2人。ドラムとパーカッションに Jim Hodder と Victor Feldman の2人。そして4人のコーラスが参加している。
全曲で Donald Fagen がボーカルを務めていると思いきや、『Dirty Work』と『Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)』では David Palmer が、『Midnight Cruiser』では Jim Hodder がボーカルを担当。『Only a Fool Would Say That』と『Change of the Guard』では Donald Fagen と David Palmer がボーカルを分け合っている。この頃の Steely Dan はまだステージ活動もあり、ライブでは David Palmer が主にボーカルを担当していた。
またここに収められた各曲では印象的なソロ・パートも多数あり、それがまた更なるアクセントをつけて曲を引き立てるのに貢献している。後に The Doobie Brothers に参加する Jeff Baxter は『Midnight Cruiser』、『Only a Fool Would Say That』、『Fire in the Hole』、『Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)』、『Change of the Guard』の5曲でギター・ソロを披露している。
また Elliott Randall のリード・ギターが美しい『Reelin' In the Years』はこのデビュー盤からシングル・カットされ、全米チャートで最高11位を記録した。この曲での Elliott Randall のプレイを Led Zeppelin の Jimmy Page はそれまでで最高のギター・ソロと褒め称えていた。
『Can't Buy a Thrill』からの1stシングルでアルバムのトップを飾る『Do It Again』は、全米チャートで最高6位を記録と、Steely Dan としてデビューを華々しく飾る結果も残した。
アルバムとしても『Can't Buy a Thrill』はアメリカだけで100万枚のセールスをあげ、アルバム・チャートで最高17位を記録。Rolling Stone 誌が選ぶ過去の偉大な500枚のアルバムでは238位にランクされた。リリース当時は通常のステレオ盤に加えて4chステレオ盤もリリースされ、『Reelin' In the Years』では4chステレオ用のギター・パートも収録されていた。
『Can't Buy a Thrill』
Do It Again
Dirty Work
Kings
Midnight Cruiser
Only a Fool Would Say That
Reelin' In the Years
Fire in the Hole
Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)
Change of the Guard
Turn That Heartbeat Over Again
『Can't Buy a Thrill』のレコーディングには先の2人以外に、ギターに Jeff Baxter、Denny Dias、Elliott Randallの3人。ホーンセクションに Jerome Richardson と Snooky Young の2人。ドラムとパーカッションに Jim Hodder と Victor Feldman の2人。そして4人のコーラスが参加している。
全曲で Donald Fagen がボーカルを務めていると思いきや、『Dirty Work』と『Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)』では David Palmer が、『Midnight Cruiser』では Jim Hodder がボーカルを担当。『Only a Fool Would Say That』と『Change of the Guard』では Donald Fagen と David Palmer がボーカルを分け合っている。この頃の Steely Dan はまだステージ活動もあり、ライブでは David Palmer が主にボーカルを担当していた。
またここに収められた各曲では印象的なソロ・パートも多数あり、それがまた更なるアクセントをつけて曲を引き立てるのに貢献している。後に The Doobie Brothers に参加する Jeff Baxter は『Midnight Cruiser』、『Only a Fool Would Say That』、『Fire in the Hole』、『Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)』、『Change of the Guard』の5曲でギター・ソロを披露している。
また Elliott Randall のリード・ギターが美しい『Reelin' In the Years』はこのデビュー盤からシングル・カットされ、全米チャートで最高11位を記録した。この曲での Elliott Randall のプレイを Led Zeppelin の Jimmy Page はそれまでで最高のギター・ソロと褒め称えていた。
『Can't Buy a Thrill』からの1stシングルでアルバムのトップを飾る『Do It Again』は、全米チャートで最高6位を記録と、Steely Dan としてデビューを華々しく飾る結果も残した。
アルバムとしても『Can't Buy a Thrill』はアメリカだけで100万枚のセールスをあげ、アルバム・チャートで最高17位を記録。Rolling Stone 誌が選ぶ過去の偉大な500枚のアルバムでは238位にランクされた。リリース当時は通常のステレオ盤に加えて4chステレオ盤もリリースされ、『Reelin' In the Years』では4chステレオ用のギター・パートも収録されていた。
『Can't Buy a Thrill』
Do It Again
Dirty Work
Kings
Midnight Cruiser
Only a Fool Would Say That
Reelin' In the Years
Fire in the Hole
Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)
Change of the Guard
Turn That Heartbeat Over Again
タグ:Steely Dan 1972
2009-10-22 20:35
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いつも楽しませていただいています!
スティーリー・ダンが大好きなもので。。。つい w w
時に時代に分けてスティーリー・ダンを評価する方がおられますが、僕は全編好きなんです(笑)。
いいアルバムです。
秋に似合います。
久しぶりに聴きたくなりました。w w w
by alo-had (2009-10-23 01:11)
alo-hadさん、niceマークとコメント、ありがとうございました。いつもご覧頂いていたんですね。つたない毎日の記事で恐縮です。Steely Dan も手元にいろいろとあり、いつかはブログで紹介しようと思っていました。活動再開後の Steely Dan も、いいアルバムを作っていますよね。Donald Fagen にばかり目が行きがちですが、アルバムの出来はその場に居合わせたメンバーの成せる業だと思います。これからもよろしくお願いします! (^^)
by MCMLXV_65 (2009-10-23 01:19)