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David Bowie/『Pin Ups』 [CD]

iconiconきのう紹介した Blues Brothers のライブ盤に入っていた『I Wish You Would』を、David Bowie が1973年に発表した『Pin Ups』のバージョンで聴いてみたが、同じ曲でもここまで違うのか! と唖然としてしまった。

1973年4月にリリースされた『Aladdin Sane』から僅か半年後に発表された『Pin Ups』は全編をカバー曲で固めたアルバム。1960年代に活躍したロンドン出身の The Pretty Things の『Rosalyn』で始まる全12曲の中には、The Yardbirds のデビュー盤としてリリースされた『I Wish You Would』、初期 Pink Floyd のヒット・シングル『See Emily Play』、The Who の事実上のデビュー・シングル『I Can't Explain』などが収められている。

オリジナルが1950年代に発表された『I Wish You Would』を除くと、1964年から1967年にイギリスでヒットした曲が多く収められ、The Pretty Things、The Who、The Yardbirds の曲はそれぞれ2曲ずつ選ばれている。

1990年代に Rykodisc からリリースされた『Pin Ups』にはボーナストラックとして Bruce Springsteen が1973年に発表したデビュー盤『Greetings from Asbury Park, N.J.』に収められた『Growin' Up』も収録されていた。

『Pin Ups』は1971年に発表された『Hunky Dory』から活動を共にしてきた The Spiders From Mars のメンバーが参加した最後のアルバムにもなった。ギターの Mick Ronson、ベースの Trevor Bolder が『Pin Ups』のレコーディングに参加し、ドラムだけ Mick Woodmansey に代わり Aynsley Dunbar が参加している。また『Growin' Up』のレコーディングにはギターに Ron Wood が参加していた。

この『Pin Ups』からのシングルは1966年に全英チャートで最高4位を記録した The McCoys の『Sorrow』だけがシングル・カットされ、The McCoys の最高位を上回る3位を記録した。

ジャケットで Bowie の傍らにいる女性は、1960年代中盤からモデルや女優として活躍していた Twiggy。

『Pin Ups』
Rosalyn
Here Comes the Night
I Wish You Would
See Emily Play
Everything's Alright
I Can't Explain
Friday on My Mind
Sorrow
Don't Bring Me Down
Shapes of Things
Anyway, Anyhow, Anywhere
Where Have All the Good Times Gone

タグ:1973 David Bowie


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