2006年リリースのアルバム

00年代にリリースされ購入した CD を振り返る第7回目は2006年。この年の CD は全部で29枚、前年から引続きベテラン勢の CD が多く、2006年にデビューした新人は…と、振り返ると Fergie の『The Dutchess』1枚だけ。その Fergie も Black Eyed Peas のボーカルとして既にキャリアがあるので純粋な新人とはいえないから、2006年はほとんど新しいアーティストに触れる機会がなかった。(本当はもっといろいろなサウンドを開拓していきたいのだが…)

しかし、ベテラン勢でも気になるアーティストがこの2006年にアルバムをリリースしていて、Cheap Trickの『Rockford』はパワー・ポップの顕在ぶりを魅せつけてくれたし、Donald Fagen は13年ぶりとなる3枚目のソロ・アルバム『Morph The Cat』をリリース。相変わらずちょっと捻りのある Steely Dan に通じるサウンドを聴かせてくれた。

他に注目していたのは元 Spice Girls の Emma Bunton がリリースした3枚目のソロ・アルバム『Life in Mono』。Emma は Spice Girls の頃よりポップな曲をソロでは聴かせてくれ、ソロでのデビュー以降、注目していた存在だった。あまり話題にならないが、良質なポップスを作っていると思う。

Nelly Furtado は2000年のデビュー盤『Whoa, Nelly!』から好きなアーティストだったが、2ndアルバム『Folklore』は残念ながらあまり話題にならなかった。しかし、3rdアルバムの『Loose』は全世界で1000万枚のセールスを記録。アルバム毎に変化させてきたスタイルが、この『Loose』ではみごと時代にマッチした。

他にも、このブログで紹介した Platinum Weird の『Make Believe』は日本で全く話題にならなかったアルバムだが、その背景を知ると、より楽しめる内容のアルバムだった。(タイトルの後に※がある CD は当ブログで紹介した CD)

◆Ｂ
Billy Joel／『12 Gardens Live』
Bruce Springsteen／『We Shall Overcome The Seeger Sessions』
◆Ｃ
Cheap Trick／『Rockford』※
the Corrs／『Dreams: The Ultimate Corrs Collection』
◆Ｄ
Donald Fagen／『Morph The Cat』
◆Ｅ
Emma Bunton／『Life in Mono』※
Eric Clapton／『The Road to Escondido』
◆Ｆ
Fergie／『The Dutchess』※
◆Ｇ
Gwen Stefani／『The Sweet Escape』
◆Ｊ
Jeff Beck／『Live At BB King Blues Club』
◆Ｍ
Madonna／『I'm Going to Tell You a Secret』
Mylene Farmer／『Avant Que l'Ombre... A Bercy』
◆Ｎ
Nelly Furtado／『Loose』
◆Ｏ
Oasis／『Stop the Clocks』※
◆Ｐ
Paul Weller／『Catch-Flame!』
Paul Weller／『Hit Parade』
Paul Weller／『Wild Blue Yonder』
Pearl Jam／『Pearl Jam』
Platinum Weird／『Make Believe』※
Primal Scream／『Riot City Blues』
Prince／『3121』
◆Ｒ
Ronnie Wood／『Anthology The Essential Crossexion』
Roxette／『The Roxbox Roxette 86-06』※
◆Ｔ
TOTO／『Falling in Between』
◆Ｕ
U2／『18 SINGLES』
◆Various Artists
『Now That's What I Call Christmas! 3』
『Now That's What I Call Xmas』
◆か
菅野よう子／『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society O.S.T.』
◆た
土屋アンナ／『strip me?』

タグ：2006