Sheena Easton/『Take My Time』 [CD]
洋楽を聴き始めた頃、アイドルのような存在だったアーティストが今回紹介する Sheena Easton だった。このデビュー盤のジャケットに映る Sheena に当時はドキドキしたものだが、このジャケットの美しさは LP サイズでないと伝わらないだろう。
また、このデビュー盤には当時ポスターも付属していて、そこに映るボーイッシュな Sheena の姿にも心が動かされたものだった。約30年も前のことだと思うと、とても懐かしい思いにかられてしまう…。
そんなデビュー盤の『Take My Time』が2009年に突然 Cherry Red Records からリイシューされた。このリイシュー盤には当時シングルのB面としてのみ発表された4曲も追加され、全16曲入りとなっている。
1959年4月27日生まれの Sheena がデビュー盤をリリースした頃は21歳。レコード・デビューはイギリスのテレビ番組出演がきっかけで、EMI とレコード契約を交わし、このデビュー盤からは5枚のシングルがカットされた。
1stシングルの『Modern Girl』はとても好きな曲で、この1曲で Sheena の魅力にやられてしまった。ヒットの大きさからすれば、当時同名の曲があったため、タイトルを『Morning Train』に変えた2ndシングルの『9 to 5』がアメリカで No.1 を獲得したこともあり分があるが、Sheena といえばやはり『Modern Girl』のイメージが一番大きい。
イギリスでデビューしたばかりの新人がアメリカでも一躍スターの座に登りつめるという、まさにシンデレラのようなストーリーを当時はリアルに体験したものだった。
デビュー盤からはその後も『One Man Woman』、『Take My Time』、『When He Shines』がシングルカットされ、その全てが全英チャートでTop50入りを果たしたことで、同一アルバムから5枚のTop50シングルをリリースした初の女性アーティストにもなった。
この成功をうけ、007映画の12本目『For Your Eyes Only』の主題歌にも Sheena は抜擢され、この曲も全米チャートで最高4位を記録と、この頃の Sheena の活躍はまさにシンデレラのように輝いていた。
リリースされた当時はデビュー盤がイギリスやアメリカでどれだけ売れたのか知らなかったが、イギリスでは10万枚を、アメリカでは50万枚を記録して、それぞれの国でゴールド・ディスクを獲得している。
『Modern Girl』で好きになった Sheena のレコードは、シングル盤にアルバム未収録曲があったことからリリースされたシングルも当時は全て買っていた。CD 時代になって以降、このデビュー盤は手にしたことがなく、当時のシングル盤のB面に収められた曲も、今回のリイシュー盤を購入するまで久しく聴いたことがなかった。
デビュー盤に含まれる12曲はヒットした曲ももちろんいいが、『Calm Before The Storm』などのバラードで聴かれる伸びやかな高音は新人とは思えない落ち着きがある。
Sheena の初期のアルバムは純粋なポップ・アルバムとしても優れているが、CD としては手に入れ難い状況にある。1980年代のイギリスには欠かせない存在だった Sheena のアルバムをどこかリイシューしてくれないかと、このデビュー盤を聴いて改めて強く思ってしまった。(もちろん、当時のシングルにのみ収められたアルバム未収録曲も含めて!)
『Take My Time』
Don't Send Flowers
Cry
Take My Time
When He Shines
One Man Woman
Prisoner
9 to 5
So Much In Love
Voice On The Radio
Calm Before The Storm
Modern Girl
No One Ever Knows
【bonus】
Paradox
Moody (My Love)
Summer's Over
Right Or Wrong
また、このデビュー盤には当時ポスターも付属していて、そこに映るボーイッシュな Sheena の姿にも心が動かされたものだった。約30年も前のことだと思うと、とても懐かしい思いにかられてしまう…。
そんなデビュー盤の『Take My Time』が2009年に突然 Cherry Red Records からリイシューされた。このリイシュー盤には当時シングルのB面としてのみ発表された4曲も追加され、全16曲入りとなっている。
1959年4月27日生まれの Sheena がデビュー盤をリリースした頃は21歳。レコード・デビューはイギリスのテレビ番組出演がきっかけで、EMI とレコード契約を交わし、このデビュー盤からは5枚のシングルがカットされた。
1stシングルの『Modern Girl』はとても好きな曲で、この1曲で Sheena の魅力にやられてしまった。ヒットの大きさからすれば、当時同名の曲があったため、タイトルを『Morning Train』に変えた2ndシングルの『9 to 5』がアメリカで No.1 を獲得したこともあり分があるが、Sheena といえばやはり『Modern Girl』のイメージが一番大きい。
イギリスでデビューしたばかりの新人がアメリカでも一躍スターの座に登りつめるという、まさにシンデレラのようなストーリーを当時はリアルに体験したものだった。
デビュー盤からはその後も『One Man Woman』、『Take My Time』、『When He Shines』がシングルカットされ、その全てが全英チャートでTop50入りを果たしたことで、同一アルバムから5枚のTop50シングルをリリースした初の女性アーティストにもなった。
この成功をうけ、007映画の12本目『For Your Eyes Only』の主題歌にも Sheena は抜擢され、この曲も全米チャートで最高4位を記録と、この頃の Sheena の活躍はまさにシンデレラのように輝いていた。
リリースされた当時はデビュー盤がイギリスやアメリカでどれだけ売れたのか知らなかったが、イギリスでは10万枚を、アメリカでは50万枚を記録して、それぞれの国でゴールド・ディスクを獲得している。
『Modern Girl』で好きになった Sheena のレコードは、シングル盤にアルバム未収録曲があったことからリリースされたシングルも当時は全て買っていた。CD 時代になって以降、このデビュー盤は手にしたことがなく、当時のシングル盤のB面に収められた曲も、今回のリイシュー盤を購入するまで久しく聴いたことがなかった。
デビュー盤に含まれる12曲はヒットした曲ももちろんいいが、『Calm Before The Storm』などのバラードで聴かれる伸びやかな高音は新人とは思えない落ち着きがある。
Sheena の初期のアルバムは純粋なポップ・アルバムとしても優れているが、CD としては手に入れ難い状況にある。1980年代のイギリスには欠かせない存在だった Sheena のアルバムをどこかリイシューしてくれないかと、このデビュー盤を聴いて改めて強く思ってしまった。(もちろん、当時のシングルにのみ収められたアルバム未収録曲も含めて!)
『Take My Time』
Don't Send Flowers
Cry
Take My Time
When He Shines
One Man Woman
Prisoner
9 to 5
So Much In Love
Voice On The Radio
Calm Before The Storm
Modern Girl
No One Ever Knows
【bonus】
Paradox
Moody (My Love)
Summer's Over
Right Or Wrong
2010-01-16 15:00
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コメント(2)
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おー、懐かしいですね。
去年リマスター盤が出たとは知りませんでした。
私も当時「モダン・ガール」にヤラレたクチです(笑)。
あの転調するところがカッコいいですね^^。
でもアルバムは購入した当時に聴いたまんまで、それ以来ほとんど聴いてないなあ。
久しぶりに聴いてみようと思います。
by MASA (2010-01-16 15:48)
おぉ~、MASAさんもヤラれたくちですか…? (って、ここだを読むとヘンな感じにも…^^;)
私も CD 時代になってからも聴いたことがなかったアルバムなので、今回とても懐かしく聴けました。お勧めですヨ!!
by MCMLXV_65 (2010-01-16 18:24)