SSブログ

コールドケース、その2 [いろいろと…]

coldcase.jpg現在、スカパー! の AXN でシーズン3を放送中の『コールドケース』。前回の記事でも触れたが、この『コールドケース』は過去に迷宮入りとなった殺人事件を再捜査するストーリーを軸に、事件を捜査する主人公の刑事たちの普段の生活も描かれている。

その刑事たちのストーリーにもエピソード中で様々な伏線が張られ、以前のエピソードで語られた何気ないセリフが後々のエピソードで新たな展開に発展したりと、重要な意味合いを持っている。この刑事たちの関係もいつか紐解いてみたいが、前後関係が複雑に絡み合っているので、こちらは少々時間が必要かもしれない。

このブログで2回目の紹介となる今回は、AXN で放送中のシーズン3までの全エピソード69話で取り上げられた年代を整理してみた。

まずシーズン3までのエピソードで、一番古い迷宮入りの事件はシーズン3の第19話『Beautiful Little Fool(邦題:花)』の1929年。これにシーズン2の第22話『Best Friends(邦題:トラック)』の1932年、シーズン1の第13話『The Letter(邦題:手紙)』の1939年が続いている。

1940年代、1950年代の事件はそれぞれ3件。以降、1960年代は7件、1970年代は11件、1980年代と1990年代はそれぞれ17件。そして2000年代の事件は8件となっている。

『コールドケース』では特定のエピソードを除き、その事件が起きた当時にヒットしていた曲が当時の再現シーンで使われている。シーズン3までの全69話で、1980年代と1990年代のエピソードで使われる曲には特に懐かしい思いがあり、『コールドケース』を見た後でその曲が含まれているアルバムを度々引っ張りだして聴くこともある。

基本ひとつのエピソードで複数のアーティストの曲が使われるが、中にはひとりのアーティストの曲だけを使うエピソードもある。シーズン3までのエピソードでは、シーズン2の第4話『The House(邦題:ボス)』では Johnny Cash の曲が、また、シーズン2の第20話『Kensington(邦題:ナイフ)』では John Mellencampの曲が、シーズン3の第11話『8 Years(邦題:8年)』では Bruce Springsteen の曲だけが使われてストーリーが進んでいく。

また、シーズン2の第21話『Creatures of the Night(邦題:制服)』とシーズン3の第18話『Willkommen(邦題:スポットライト)』で使われる曲は全てある映画とミュージカルの曲だけで、前者は映画『The Rocky Horror Picture Show』の曲が、後者はミュージカル『Cabaret』の曲が使われている。

また『Creatures of the Night(邦題:制服)』では『The Rocky Horror Picture Show』に出演した俳優が登場し、『Willkommen(邦題:スポットライト)』では二人の刑事がミュージカルに思わぬ反応を示したりと、本筋のストーリー以外でも楽しめる展開になっている。

スカパー! の AXN ではそろそろシーズン3の終わりが近いが、今年はシーズン4の放送が控えているという。そのシーズン4でも一組のアーティストの曲だけを使ったエピソードがあり、Tim McGraw、U2、Bob Dylan だけの曲を使ったエピソードとのことだ。

それぞれの時代に合わせて細部のディテールに凝った衣装や小道具、セットもみごとな『コールドケース』だが、各エピソードで流れる懐かしい曲にもそのストーリー以上に聴きいってしまう、なかなか面白い海外ドラマだ。
タグ:海外ドラマ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)▲ページトップ▲

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

記事と無関係なコメントの入力を固くお断りします。
無関係なコメントは見つけ次第、即、削除します。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
All Photo and Text copyright(c) White Dragon All Right Reserved.
Related Posts with Thumbnails

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。