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Richard Ashcroft/『Alone With Everybody』 [CD]

iconicon1990年代に活躍した The Verve のボーカルを務めた Richard Ashcroft が、バンド解散後の2000年にリリースしたソロ1作目がこの『Alone With Everybody』。The Verve のファンには申し訳ないが、The Verve 時代の曲は『Urban Hymns』に収録された『Bitter Sweet Symphony』くらいしか知らなかった。

そんな状況の中、このソロ・デビュー盤を購入するきっかけになったのは、先行シングルとしてカットされた『A Song For The Lovers』の PV だった。イントロ部分から興味を惹かれた PV を最後まで魅入ってしまい、誰がこの曲を歌っているのかをメモして、このシングルから数か月後に発表されたソロ・デビュー盤を即購入した。

アルバム購入のきっかけになったシングルの『A Song For The Lovers』は全英チャートで最高3位を記録。当初、この曲は先に紹介した The Verve の『Urban Hymns』のために用意された曲だったらしい。

サングラスをかけた白黒の Richard Ashcroft の顔が映ったこのソロ・デビュー盤は全英チャートで No.1 を記録。30万枚以上のセールスをあげてプラチナ・レコードにも輝いた。

このアルバムからは『Money To Burn』と『C'mon People (We're Making It Now)』もシングルになったが、やはり1stシングル『A Song For The Lovers』のちょっとダークな印象は強烈だった。そのおかげもあってか、ソロ・デビュー盤でも『A Song For The Lovers』がアルバムのトップに配されたが、以降の曲にこの『A Song For The Lovers』を超える曲がないようにも感じられた。

Richard Ashcroft のアルバムはこれに続く『Human Conditions』も聴いたが、いつまでも『A Song For The Lovers』のイメージが強くつきまとってしまい、その2作目には入り込めなかった思いがある。その後、2006年には3rdアルバム『Keys To The World』がリリースされているが、こちらはそれすらも知らずにいた。

現在、Richard Ashcroft は新しいバンド United Nations of Sound として活動し、1月にシングル『Are You Ready?』を発表。3月には『Redemption』というアルバムのリリースも計画しているらしい。このニュースを聴いて再び『Alone With Everybody』を聴いているが、新しいバンドではどんなスタイルになっているのだろう? 今、少しだけそのアルバムに興味が湧いている。

『Alone With Everybody』
A Song For The Lovers
I Get My Beat
Brave New World
New York
You On My Mind In My Sleep
Crazy World
On A Beach
Money To Burn
Slow Was My Heart
C'mon People (We're Making It Now)
Everybody



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