Daryl Hall/『Soul Alone』 [CD]
きのう紹介した Hall & Oates のベスト盤を見つけたときに、Daryl Hall が1993年にリリースした通算3枚目のソロ・アルバム『Soul Alone』も見つけ、これを久しぶりに聴いてみた。
Hall & Oates 時代の『You've Lost That Lovin' Feelin'』や、活動初期の代表曲である『Sara Smile』などで聴ける Daryl のソウルフルなボーカルはとても好きだが、この『Soul Alone』ではそんな Daryl のスタイルが十二分に楽しめるアルバムだ。
このアルバムからは『I'm In A Philly Mood』が1stシングルとしてカットされたが、残念ながらチャートでは奮わずに全米チャートで最高82位止まり、全英チャートでも最高52位止まりだった。この後、『Stop Loving Me, Stop Loving You』と『Help Me Find A Way To Your Heart』がシングル・カットされたが、全英チャートでそれぞれ最高30位、70位にランクされるに留まっている。
このソロ・アルバムがリリースされた時期は Hall & Oates としてのアルバム『Change of Season』が1990年にリリースされた後で、Daryl はこのソロ・アルバムを含め、ソロ活動に専念していた時期だった。
今、久しぶりにこのアルバムを聴くと、2ndシングルの『Stop Loving Me, Stop Loving You』も『I'm In A Philly Mood』に負けずにいい曲で、もっと評価されて良かった曲のように感じる。この曲のクレジットには『Sara Smile』のもとになった当時の Daryl の恋人 Sara Allen の名前も入っている。
また、3rdシングルの作曲陣にはこの頃に『Music Box』をリリースした Mariah Carey、そしてその Mariah のアルバムをプロデュースした Walter Afanasieff も含まれていた。
アルバムはなかなかの佳曲揃いで、今、改めて聴いても Hall & Oates 時代のポップ満載な感じの曲調から、Daryl のソウルなボーカルにスポットをあてた『Soul Alone』は、とてもいいアルバムだと思う。
『Wildfire』のイントロで聴けるサックスや曲の途中に入るストリングスと Daryl のソウルフルなボーカルの組み合わせは Hall & Oates 時代にはなかなか聴けなかった組み合わせだ。とはいえ、この頃リリースされた Hall & Oates の最新作『Change of Season』は1980年代のポップ華やかな頃から脱却したアコースティックな感じのアルバムで、そんな『Change of Season』があったからこそ『Soul Alone』というソロ・アルバムが出来上がったのではないかと思う。
そして Daryl の盟友 Tom "T-Bone" Wolk もこのソロ・アルバムではベースはもちろんのこと、ギターでも参加している。日本盤の『Soul Alone』にはボーナス曲として『I've Finally Seen The Light』が最後に追加収録されている。
『Soul Alone』
Power Of Seduction
This Time
Love Revelation
I'm In A Philly Mood
Borderline
Stop Loving Me, Stop Loving You
Help Me Find A Way To Your Heart
Send Me
Wildfire
Money Changes Everything
Written In Stone
Hall & Oates 時代の『You've Lost That Lovin' Feelin'』や、活動初期の代表曲である『Sara Smile』などで聴ける Daryl のソウルフルなボーカルはとても好きだが、この『Soul Alone』ではそんな Daryl のスタイルが十二分に楽しめるアルバムだ。
このアルバムからは『I'm In A Philly Mood』が1stシングルとしてカットされたが、残念ながらチャートでは奮わずに全米チャートで最高82位止まり、全英チャートでも最高52位止まりだった。この後、『Stop Loving Me, Stop Loving You』と『Help Me Find A Way To Your Heart』がシングル・カットされたが、全英チャートでそれぞれ最高30位、70位にランクされるに留まっている。
このソロ・アルバムがリリースされた時期は Hall & Oates としてのアルバム『Change of Season』が1990年にリリースされた後で、Daryl はこのソロ・アルバムを含め、ソロ活動に専念していた時期だった。
今、久しぶりにこのアルバムを聴くと、2ndシングルの『Stop Loving Me, Stop Loving You』も『I'm In A Philly Mood』に負けずにいい曲で、もっと評価されて良かった曲のように感じる。この曲のクレジットには『Sara Smile』のもとになった当時の Daryl の恋人 Sara Allen の名前も入っている。
また、3rdシングルの作曲陣にはこの頃に『Music Box』をリリースした Mariah Carey、そしてその Mariah のアルバムをプロデュースした Walter Afanasieff も含まれていた。
アルバムはなかなかの佳曲揃いで、今、改めて聴いても Hall & Oates 時代のポップ満載な感じの曲調から、Daryl のソウルなボーカルにスポットをあてた『Soul Alone』は、とてもいいアルバムだと思う。
『Wildfire』のイントロで聴けるサックスや曲の途中に入るストリングスと Daryl のソウルフルなボーカルの組み合わせは Hall & Oates 時代にはなかなか聴けなかった組み合わせだ。とはいえ、この頃リリースされた Hall & Oates の最新作『Change of Season』は1980年代のポップ華やかな頃から脱却したアコースティックな感じのアルバムで、そんな『Change of Season』があったからこそ『Soul Alone』というソロ・アルバムが出来上がったのではないかと思う。
そして Daryl の盟友 Tom "T-Bone" Wolk もこのソロ・アルバムではベースはもちろんのこと、ギターでも参加している。日本盤の『Soul Alone』にはボーナス曲として『I've Finally Seen The Light』が最後に追加収録されている。
『Soul Alone』
Power Of Seduction
This Time
Love Revelation
I'm In A Philly Mood
Borderline
Stop Loving Me, Stop Loving You
Help Me Find A Way To Your Heart
Send Me
Wildfire
Money Changes Everything
Written In Stone
タグ:Daryl Hall 1993
2010-03-05 18:55
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