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Belinda Carlisle/『Belinda』 [CD]

Belinda_s.jpgガールズ・バンドとして初の全米 No.1 アルバム『Beauty and the Beat』を生み出した The Go-Go's のボーカリスト Belinda Carlisle がその The Go-Go's を解散後の1986年にリリースした初のソロ・アルバムがこの『Belinda』になる。

アルバムからの1stシングル『Mad About You』は全米チャートで最高3位をマーク。同じ北米エリア、カナダのチャートでは1位に輝いた。アルバム『Belinda』も全米チャートでは最高13位まで上昇してゴールド・ディスクを獲得と、ソロ転向後の第1作目は上々の滑り出しだった。

Belinda の成功作といえば次作『Heaven On Earth』が有名だが、この1stアルバムにはその『Heaven On Earth』に繋がるポップな曲がたくさんあった。

この『Belinda』には The Go-Go's で活動を共にした親友の Charlotte Caffey が協力した『I Feel The Magic』や、The Go-Go's と同じ1980年代に活躍したガールズ・バンド The Bangles の中心メンバー Susanna Hoffs が書いた『I Need A Disguise』。また Fleetwood Mac のボーカル Lindsey Buckingham 提供の『Since You've Gone』や、この頃を代表する女性ロック・ボーカリスト Pat Benatar や Madonna に曲を提供していた Billy Steinberg が曲を提供していた。

1980年代に活躍した女性ボーカリストのヒットに貢献したライター陣が集まった『Belinda』は、ビッグ・ヒットこそ記録しなかったが、小粒ながらも Belinda の魅力を十分に引き出している曲が多かった。

アルバム終盤に収められた『Shot In The Dark』では The Go-Go's 時代を思わせるようなキャンディ・ポップな曲だが、Belinda のボーカルには後のソロ・アルバムに繋がるパワフルな面もあった。

また、この1stソロ・アルバムの最後に収められたバラード『Stuff And Nonsense』で聴ける Belinda のソフトなボーカルは、元気な面ばかりを表に出していた The Go-Go's 時代から一皮抜けた大人の女性ボーカリストとしての一面もあった。

1stアルバムと次作以降のアルバムでレーベルが違うことで一時『Belinda』は入手が難しいアルバムでもあった。また、ジャケットもリリースされた地域によって異なる『Belinda』だが、この椅子の背に手をかけたジャケットが一番好きだった。

『Belinda』
Mad About You
I Need A Disguise
Since You've Gone
I Feel The Magic
I Never Wanted A Rich Man
Band Of Gold
Gotta Get To You
From The Heart
Shot In The Dark
Stuff And Nonsense



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