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アメリカン・アイドル9 Top10 [CD]

American_Idol_s.png女性陣4名、男性陣6名となったシーズン9の Top10 が挑む今回のテーマは『ソウル/R&B』。そして Top10 のコーチ役に起用されたのは Usher。前回に続いて、コーチ役の人選には個人的に「?」だが、これが『2010年』という時代における『ソウル/R&B』で人気のある『(アーティストではなく)パフォーマー』ということなのだろう。

このコーチ役の人選からも『ソウル/R&B』の定義に時代の移り変わりを感じたが、シーズン9の Top10 がどの時代のどんな曲を選んだのかには、放送が始まる前からとても興味があった。※:( )内は予選地、▼はボトム3の回数

◇Siobhan Magnus(20)(ボストン)『Through The Fire』★★
出だしはしっとりと艶のある声がとても似合っていた Siobhan。今回は得意な高音は控えるのかと思ったが中盤以降でそれを披露。だが、ちょっと音程が外れていたのが残念! 審査員の声を多く聞くうちに Siobhan の表情が曇っていくように見えたのがちょっと気になった。(CM 明けに控え室に戻る Siobhan が映ったが、やはり悲しげな後ろ姿だった…)

◆Casey James(27)(デンバー)『Hold On, I'm Coming』★
『歌えるギタリスト』という印象が今回のステージでますます強くなった Casey。歌うスタイルが一本調子で、ギターを弾く間に歌を聴かせるという感じにしか見えず、歌唱力を競うステージで Casey のようなスタイルは「?」と感じ、ギターを使った無難な選曲にも「?」だった。

◆Michael Lynche(26)(オーランド)『Ready For Love』★★★
珍しくギターを弾きながら、そして4人の審査員の後ろのステージを使った Michael。ギターを持ちながらも Casey とは全く違った見せ方で、抑え気味に歌うそのスタイルには好感が持てた。Top12 以降の Michael のステージでは今回が一番良かった!

◇Didi Benami(23)(ロサンゼルス)『What Becomes OF The Brokenhearted』★
練習では曲に懸ける思いに涙を見せた Didi だったが、本番のステージでは抑揚がない一本調子な感じに映り、今までの Didi のステージに比べて今ひとつの内容だった。最後に少しだけ盛り上げた部分もあったが、それも過剰な演出に思え、Didi らしさが感じられないステージだった。

◆Tim Urban(20)(ダラス)▼▼『Sweet Love』★
Usher に「歌に心を感じなかった」と、まさに的を得た指摘を受けてしまった Tim。先週のパフォーマンスに重きを置いたステージよりは良かったが、それでも絶賛には程遠く、Tim も Didi と同様、抑揚がない一本調子なステージだった。Tim には今回も魅力が感じられなかったが、それでも審査員が言うように次のステージに Tim は進むのだろう…か?

◆Andrew Garcia(24)(ロサンゼルス)『Forever』★★
いつもハリウッド予選での『Straight Up』を引き合いに出される Andrew。今回の『Forever』で、ようやくそれに並ぶステージを披露したかも?! 4人の審査員の評価も概ね良かったが、この内容のステージが次も活かせるかが Andrew の課題だろう。

◇Katie Stevens(17)(ボストン)▼『Chain Of Fools』★★
17歳という年齢以上の歌唱力があると思う Katie だが、今回は曲の持つ迫力に少し負けていたかのようでちょっと残念! それでも今回のステージはここまでの6人に比べると平均以上。それだけに、もっと Katie らしい元気なステージも見たかったというのが正直な感想。

◆Lee Dewyze(23)(シカゴ)『Treat Her Like A Lady』★★★
自然と手拍子が最初から沸き起こった Lee のステージ、今回のテーマは Lee の声質にもピタリとハマっていた。ギターを抱えてのステージはここまでに何人かいたが、その中でも Lee が会心の出来。間違いなく Top10 のここまでのベスト・ステージだった。

◇Crystal Bowersox(24)(シカゴ)『Midnaight Train To Georgia』★★
いつもと違うピアノの弾き語りに挑戦した Crystal。途中からはその弾き語りを止め、歌に専念するステージを披露したが、先週までの Crystal に比べると、いささか物足りなさを感じた。ピアノの弾く姿にも少し自信がないように感じたが、それでも平均以上のステージと感じるのは Crystal だからなのかも。

◆Aaron Kelly(16)(オーランド)『Ain't No Sunshine』★
今回のテーマに一番苦しむかと思えた Aaron。練習では盛り上げ方に助言をもらっていたが、それがステージで発揮されていたかには「?」。Aaron もまた Didi や Tim 同様、一本調子な印象のステージに映った。それでも Tim と同じく、Aaron も次に進むのだろう。

今回は CM 明けにステージを終えた Top10 のインタビューが流され、審査員のコメントを受けた Top10 のそれぞれのリアクションも見どころだった。これで視聴者からの票を伸ばす Top10 もいるのだろうか?

明日の結果発表で次に間違いなく進むと思えたのは Michael、Lee、Crystal の3人。当落が危ういのは地方予選から注目してきた中で唯一残っている Didi。シーズン9は女性有利と思ってきたが、ここでまた女性陣のひとりが脱落することにはなってほしくないが…。

★☆★ アメリカン・アイドル season9 ★☆★
▼Top3結果発表
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