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Glee Cast/『glee: the music, Journey To Regionals』 [CD]

glee.jpg気がつけば『glee』からのアルバムは、この『glee: the music, Journey To Regionals』でもう5枚目になる。そして本国アメリカでは『glee』の1stシーズンもこのアルバムがリリースされた6月8日に最終話『Journey』が放送された。日本ではスカパー! の FOX で1stシーズンの第17話が先日放送されたばかりなので、この最終話の放送はまだもう少し先になる。

『glee』出演者によるアルバムもこの『glee: the music, Journey To Regionals』で3作連続全米アルバム・チャートで No.1 を記録。この勢いは大西洋を越えたイギリスのチャートでも同様で2009年暮れにリリースされたデビュー盤『glee: the music, Volume 1』が全英チャートで No.1 を記録して以来、リリースしたアルバムの全てが Top5 に入り、最新作『glee: the music, Journey To Regionals』は最高2位を記録した。

『glee』のアルバムが親しまれる理由はいろいろあるが、1980年代の音楽が積極的に使われていることもその理由の1つだろう。『産業ロック』とも揶揄された1980年代のヒット・チャートを賑わした曲が、この『glee』という番組で使われることで新たな息吹が吹き込まれ、楽曲の良さが改めて見直されている。

最新アルバムのタイトルは番組に登場する架空のウィリアム・マッキンリー高校のグリー部が辿った州大会までの旅(Journey)に引っ掛けたモノで、番組のパイロット版でも使われた Journey の『Don't Stop Believin'』が新たなスタッフで再レコーディングもされた。

そして Journey の曲はこの『Don't Stop Believin'』以外に最新作では3曲が使われ、『Any Way You Want It』と『Lovin', Touchin', Squeezin'』はこの番組でよく使われるマッシュアップというかたちで収められている。マッシュアップは『glee』でよく使われる手法で、新旧の曲や、全く趣きの異なる曲を見事に再生するのに一役買っている。

『glee』では1980年代より以前の曲もよく使われるが、この最新作では1967年に Lulu が歌い、その年の年間チャートでも No.1 になった『To Sir, With Love』や、1930年代に Judy Garland が歌った『Over The Rainbow』というクラシックな曲もあり、その選曲の幅広さにも注目だった。

『glee』の番組で使われた曲はアルバムというかたちで残る曲もあるが、それ以外にも多くの国のシングル・チャートに顔を出している。そういう曲を全て含め『glee』の曲がチャートを席巻している様子は、まるで1960年代序盤の The Beatles の活動ともだぶる。

時に楽しく、時に悲しくエピソードを盛り上げる曲が次から次へと流れる『glee』は、早くも3rdシーズンまでの制作が決まっているようだ。これからも本国アメリカとあまり時間差をおかずに日本でも見られることに期待したい。

glee: the music, Journey To Regionalsicon Glee: The Music, Journey to Regionals - EP - Glee Cast
Faithfully
Any Way You Want It/Lovin', Touchin', Squeezin'
Don't Stop Believin' (Regionals Version)
Bohemian Rhapsody
To Sir, With Love
Over The Rainbow



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