The Corrs/『In Blue』 [CD]
ようやく秋らしい陽気になってきたところで、この The Corrs が2000年にリリースした通算3枚目のスタジオ・アルバム『In Blue』を引っ張り出してきた。The Corrs はメンバー4人が兄弟(姉妹)で、メンバー唯一の男性で長男の Jim がギターとキーボードを担当。長女の Sharon はバイオリン、次女の Caroline はドラム、そして三女で末っ子の Andrea がリード・ボーカルを担当している。
地元アイルランドでは1995年にリリースしたデビュー盤の『Forgiven, Not Forgotten』がアルバム・チャートで No.1 を獲得し、以降、この『In Blue』を含めて2005年にリリースされた通算5枚目のスタジオ・アルバム『Home』まで全てのアルバムがアイルランドで No.1 を記録している。
この『In Blue』はアイルランド以外にもイギリスやドイツ、スウェーデンなど欧州各国のアルバム・チャートでも No.1 を記録。全米チャートでは最高21位、同じ北米のカナダでも最高5位を記録と、The Corrs の人気が世界中に広まるきっかけになったアルバムだった。
そんな人気を反映してアコースティック・バージョンや未発表曲、ライブ・テイクなどボーナス曲を追加したスペシャル・エディションの『In Blue』もリリースされ、こちらはジャケットがオリジナルと違うショットが使われていた。
デビュー盤では David Foster をプロデューサーに迎え、2ndアルバム『Talk on Corners』では Rick Nowels や Billy Steinberg らの外部プロデューサーを多数起用してきた The Corrs は、この『In Blue』では Def Leppard や AC/DC のプロデューサーとして知られる Robert John "Mutt" Lange を起用。『Breathless』や『Irresistible』など3曲では曲作りにも加わっていた。
"Mutt" Lange の起用は一見不思議に感じたが、1990年代に Shania Twain と出逢って結婚。そして、1995年の Shania の2ndアルバム『The Woman in Me』をプロデュースしたことから、The Corrs の奏でる音にも興味を持ったのだろうか。
『In Blue』からは1stシングルとして『Breathless』がカットされ、これがアイルランドとイギリスで No.1 を記録。アイルランドでは『Forgiven, Not Forgotten』以来となる2曲目の No.1 シングルに輝き、全英チャートでは The Corrs 初の No.1 シングルになった。
次のシングルには "Mutt" Lange の手掛けた『Irresistible』が選ばれ、こちらはアイルランドで最高30位、イギリスで最高20位を記録した。
『In Blue』には前年にリリースされたライブ盤の『The Corrs Unplugged』に収められていた『Radio』と『At Your Side』のスタジオ・テイクが改めて収録され、また『In Blue』の収録曲はテレビ・ドラマや映画で使われることもこれ以降度々あった。
最近 The Corrs の4人としての活動は休止状態にあり、Andrea はソロ活動を始め、他の3人はそれぞれの家族と過ごすことが多くなった。2005年の『Home』以降、最新作のない The Corrs だが、また『In Blue』のようなポップなアルバムが聴いてみたい。
In Blue
Breathless
Give Me A Reason
Somebody For Someone
Say
All The Love In The World
Radio
Irresistible
One Night
All In A Day
At Your Side
No More Cry
Rain
Give It All Up
Hurt Before
Rebel Heart
地元アイルランドでは1995年にリリースしたデビュー盤の『Forgiven, Not Forgotten』がアルバム・チャートで No.1 を獲得し、以降、この『In Blue』を含めて2005年にリリースされた通算5枚目のスタジオ・アルバム『Home』まで全てのアルバムがアイルランドで No.1 を記録している。
この『In Blue』はアイルランド以外にもイギリスやドイツ、スウェーデンなど欧州各国のアルバム・チャートでも No.1 を記録。全米チャートでは最高21位、同じ北米のカナダでも最高5位を記録と、The Corrs の人気が世界中に広まるきっかけになったアルバムだった。
そんな人気を反映してアコースティック・バージョンや未発表曲、ライブ・テイクなどボーナス曲を追加したスペシャル・エディションの『In Blue』もリリースされ、こちらはジャケットがオリジナルと違うショットが使われていた。
デビュー盤では David Foster をプロデューサーに迎え、2ndアルバム『Talk on Corners』では Rick Nowels や Billy Steinberg らの外部プロデューサーを多数起用してきた The Corrs は、この『In Blue』では Def Leppard や AC/DC のプロデューサーとして知られる Robert John "Mutt" Lange を起用。『Breathless』や『Irresistible』など3曲では曲作りにも加わっていた。
"Mutt" Lange の起用は一見不思議に感じたが、1990年代に Shania Twain と出逢って結婚。そして、1995年の Shania の2ndアルバム『The Woman in Me』をプロデュースしたことから、The Corrs の奏でる音にも興味を持ったのだろうか。
『In Blue』からは1stシングルとして『Breathless』がカットされ、これがアイルランドとイギリスで No.1 を記録。アイルランドでは『Forgiven, Not Forgotten』以来となる2曲目の No.1 シングルに輝き、全英チャートでは The Corrs 初の No.1 シングルになった。
次のシングルには "Mutt" Lange の手掛けた『Irresistible』が選ばれ、こちらはアイルランドで最高30位、イギリスで最高20位を記録した。
『In Blue』には前年にリリースされたライブ盤の『The Corrs Unplugged』に収められていた『Radio』と『At Your Side』のスタジオ・テイクが改めて収録され、また『In Blue』の収録曲はテレビ・ドラマや映画で使われることもこれ以降度々あった。
最近 The Corrs の4人としての活動は休止状態にあり、Andrea はソロ活動を始め、他の3人はそれぞれの家族と過ごすことが多くなった。2005年の『Home』以降、最新作のない The Corrs だが、また『In Blue』のようなポップなアルバムが聴いてみたい。
In Blue
Breathless
Give Me A Reason
Somebody For Someone
Say
All The Love In The World
Radio
Irresistible
One Night
All In A Day
At Your Side
No More Cry
Rain
Give It All Up
Hurt Before
Rebel Heart
2010-09-16 14:00
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コメント(2)
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こんばんは。
この季節にぴったりの音ですよね^^
スクリーン・セーバーが欲しくて、ベスト盤を買ったことを思い出しました(苦笑)
by どうぷ (2010-09-16 23:57)
どうぶさん、こんばんは! FMでThe Corrsの曲が流れたので、このCDを改めて聴いたのですが、仰られるとおり、この時期にピタリな音で久しぶりに何度も聴いてしまいました!!
ベスト盤にスクリーンセーバー付きのあったんですか? ウチにも2枚ベスト盤があるので、もう一度確認してみます!!!
by MCMLXV_65 (2010-09-17 01:20)