Blondie/『Live』 [CD]
17年ぶりの新作『No Exit』をリリースした Blondie は続いてタイトルもシンプルに『Live』というライブ盤をリリース。このライブ盤はイギリスでは『Livid』というタイトルでリリースされ曲数も同じ17曲が収録されたが、最後に収められた『One Way Or Another』は4分を越すバージョンに差し替えられていた。
このライブ盤は1979年のヒット曲『Dreaming』で幕を開け、『Hanging On The Telephone』、『Atomic』、『The Tide Is High』、『Sunday Girl』、『Call Me』と1980年前後の Blondie のヒット曲が次から次へとプレイされ、その中に混じって新作『No Exit』からの1stシングル、全英チャートで2週連続 No.1 を記録した『Maria』や、同アルバムのトップを飾った『Screaming Skin』が全盛期と変わらぬスタイルでプレイされている。
特に3曲目の『Screaming Skin』では Clem Burke のドラムや Chris Stein のギターも冴えわたり、Deborah Harry のボーカルもノリに乗っている。
新旧のベスト・ヒット曲を集めたこの収録曲のラインアップを見ているだけでも壮観だが、キーボードの Jimmy Destri を含めた Blondie 結成時からのオリジナル・メンバーのプレイも素晴らしく、『No Exit』までの長いブランクを全く感じさせない。
この『Live』はロンドンやラスベガスなど5か所でのライブを編集したアルバムだが、その編集も見事の一言に尽きる。
一部の曲は『No Exit』のリリース前の1998年にロンドンで行われたライブで、また『No Exit』のリリース直後にニューヨークとラスベガスで行われたライブからの曲がこのライブ盤の大半を占めている。
このアルバムを聴くだけではメンバーのプレイはオリジナルのスタジオ・アルバムの頃より上手くなったように感じ、また Deborah Harry のボーカルは更に妖しい雰囲気を増したようにも感じられる。
このライブ盤は映像版も公式にリリースされ、その中では50歳を越えた Deborah Harry の姿も収められているが、これにはいろいろな意味で賛否両論、複雑な想いを感じてしまった。
だが、新作『No Exit』からの曲と1980年前後のヒット曲がバランス良く集められたこのライブ盤はまさにグレイテスト・ヒッツ・ライブと呼ぶに相応しい内容で、全盛期の頃のライブと優劣をつけ難い内容になっている。
Live
Dreaming ※
Hanging On The Telephone ※
Screaming Skin ☆
Atomic ※
Forgive And Forget ◆
The Tide Is High ◇
Shayla ※
Sunday Girl ※
Maria ※
Call Me ※
Under The Gun ▲
Rapture ※
Rip Her To Shreds ※
X Offender ※
No Exit ▲
Heart Of Glass ▲
One Way Or Another ("Snoops" Theme Song) ※
※:recorded at Lyceum, London (November 22, 1998)
☆:recorded at House of Blues, Las Vegas (March 10, 1999)
◆:recorded at Town Hall, New York City (February 23, 1999)
◇:recorded at the 1999 Glastonbury Festival (June 25, 1999)
▲:recorded at Riviera Theater, Chicago (August 14, 1999)
このライブ盤は1979年のヒット曲『Dreaming』で幕を開け、『Hanging On The Telephone』、『Atomic』、『The Tide Is High』、『Sunday Girl』、『Call Me』と1980年前後の Blondie のヒット曲が次から次へとプレイされ、その中に混じって新作『No Exit』からの1stシングル、全英チャートで2週連続 No.1 を記録した『Maria』や、同アルバムのトップを飾った『Screaming Skin』が全盛期と変わらぬスタイルでプレイされている。
特に3曲目の『Screaming Skin』では Clem Burke のドラムや Chris Stein のギターも冴えわたり、Deborah Harry のボーカルもノリに乗っている。
新旧のベスト・ヒット曲を集めたこの収録曲のラインアップを見ているだけでも壮観だが、キーボードの Jimmy Destri を含めた Blondie 結成時からのオリジナル・メンバーのプレイも素晴らしく、『No Exit』までの長いブランクを全く感じさせない。
この『Live』はロンドンやラスベガスなど5か所でのライブを編集したアルバムだが、その編集も見事の一言に尽きる。
一部の曲は『No Exit』のリリース前の1998年にロンドンで行われたライブで、また『No Exit』のリリース直後にニューヨークとラスベガスで行われたライブからの曲がこのライブ盤の大半を占めている。
このアルバムを聴くだけではメンバーのプレイはオリジナルのスタジオ・アルバムの頃より上手くなったように感じ、また Deborah Harry のボーカルは更に妖しい雰囲気を増したようにも感じられる。
このライブ盤は映像版も公式にリリースされ、その中では50歳を越えた Deborah Harry の姿も収められているが、これにはいろいろな意味で賛否両論、複雑な想いを感じてしまった。
だが、新作『No Exit』からの曲と1980年前後のヒット曲がバランス良く集められたこのライブ盤はまさにグレイテスト・ヒッツ・ライブと呼ぶに相応しい内容で、全盛期の頃のライブと優劣をつけ難い内容になっている。
Live
Dreaming ※
Hanging On The Telephone ※
Screaming Skin ☆
Atomic ※
Forgive And Forget ◆
The Tide Is High ◇
Shayla ※
Sunday Girl ※
Maria ※
Call Me ※
Under The Gun ▲
Rapture ※
Rip Her To Shreds ※
X Offender ※
No Exit ▲
Heart Of Glass ▲
One Way Or Another ("Snoops" Theme Song) ※
※:recorded at Lyceum, London (November 22, 1998)
☆:recorded at House of Blues, Las Vegas (March 10, 1999)
◆:recorded at Town Hall, New York City (February 23, 1999)
◇:recorded at the 1999 Glastonbury Festival (June 25, 1999)
▲:recorded at Riviera Theater, Chicago (August 14, 1999)
2010-09-17 17:00
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コメント(2)
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わたしは 今 BLONDIEのカバーバンドを細々くやっています
(なんと 3ピースで)デビーの妖艶さとパワーが好きで メンツも Gt。 Vo・ Bs・ Dr しかおらず
応募するも いやみな自称ミュージッシャ~~ンばかりで 参ります(笑)
ある お断りのプレーヤんのコメから
BLONDIEは、これと言ってカリスマ性の無い ぶよぶよなおばさんボーカリスト 歌も古臭く 今風でない 演っても 誰も聴かないようなバンドは・・・・・・
だ そうです。
わたしには
「 生きるってことは いろんな出来事があるわ
でも 悪いことばかりでもないの
だけど、それ以上に良いことは 続かないものよ
難しいのはよく知っているの
だからこそ 駆け足をゆるめて、すこし歩きましょう?
呼吸を整えたら また 走ればいいじゃない?
っと 表現してるように思えて 好きですね
by 日本人には理解を得ないBLONDIE (2011-01-09 15:21)
日本人には理解を得ないBLONDIEさん、コメントありがとうございます。Blondieのことを古臭くて今風でない! って、ひどいですねぇ。「今風」って、どういうことを指しているんでしょうね。逆に今風の定義を聞きたくもなります。(あっ、こちらが嫌味なコメントになってしまいました…^^)
まわりに流されることなく、自分の考えを持ってやることは素晴らしいことだと思います。時には周囲と衝突することもあるでしょうが、それが良くないこととは限りませんしね! いつの時でも出る杭は打たれますが、それに抵抗する力もあり、時にはそれが新しい芽になりました。是非、今後も頑張って続けていってほしいと願っています!!
by MCMLXV_65 (2011-01-09 16:53)