Manic Street Preachers/『Postcards From A Young Man』 [CD]
今日は違う CD を取り上げる予定だったが、予想外に早く届いた Manic Street Preachers の新作『Postcards From A Young Man』がこれも予想外(と言ったら失礼か…)に素晴らしい内容だったので、このアルバムをさっそく紹介する。
本当はもっと聴き込んでからブログで紹介しようと思っていたこの『Postcards From A Young Man』は、前作の『Journal For Plague Lovers』と同じくデモ音源を収録したボーナス・ディスクが付属した限定盤がリリースされた。
前作の限定盤同様にブックレット付きの限定盤には、ベースの Nicky Wire によるアートワークが載った36ページのブックレットが付いている。そして通常版のモノクロ画像を使ったジャケットと違って限定盤はゴールドの華やかな装丁と、見た目も豪華なつくりになっていた。この限定盤のジャケットは amazon や HMV のネットショップでも紹介がなく通常版と同じジャケットが紹介されていたので、手元に届いたときは Manics らしくない豪華なつくりには少々戸惑ったりもした。
そして今回はボーナス・ディスクに収められた本編のオリジナル・デモ音源の12曲から最初に聴いてみたが、これがデモと呼ぶにはまた素晴らしい内容の曲ばかりで、中でも『A Billion Balconies Facing The Sun』は特に良かった。
デモ音源は基本アコースティックな構成で、ギターとドラム、ベースにボーカル以外の要素がほとんどない。だが、よくあるデモのような未完成な感じが全くなく、このまま1枚のアルバムとして成立するのではないかと思える内容だった。
他にもイントロを聴いただけで気になった曲は1曲目の『(It's Not War) Just The End Of Love』で、これはこの新作からの1stシングルにも選ばれている。そして『Hazelton Avenue』や『Auto-Intoxication』の2曲もいい出来で、タイトル曲や『The Descent (Pages 1 & 2)』、『I Think I Found It』、『Don't Be Evil』もアコースティックな雰囲気がとても似合った曲だった。
デモ音源を2回聴いた後で本編を聴いてみたが、こちらは基本となる構成にストリングスや女性コーラス、様々なエフェクトがかかっているおかげで曲に厚みが増し、そして限定盤のゴールドなジャケットのように華やかな印象に仕上げられていた。
1stシングルの『(It's Not War) Just The End Of Love』も Manics らしい曲になっていて、途中に入るギター・ソロも短いながらも曲にアクセントを与えていた。そして、デモ音源で特に気に入った『A Billion Balconies Facing The Sun』の正式なバージョンも、スピード感がさらにアップし、やはりこの曲でも間奏で入るギター・ソロが素晴らしかった。
基本、デモ音源でいいと思えた曲は正式なバージョンもいい出来で、デモ音源で印象の弱いと感じた曲も正式バージョンではなかなかいい感じに仕上がっていて、全12曲があっという間に過ぎていってしまった。
俳優の Tim Roth を起用したジャケットや、Guns N' Roses の Duff McKagan、Echo & The Bunnymen の Ian Mcculloch が参加したことも話題になっていた『Postcards From A Young Man』だが、楽曲の良さだけで十分勝負が出来る内容のアルバムだ。
Postcards From A Young Man
(It's Not War) Just The End Of Love
Postcards From A Young Man
Some Kind Of Nothingness
The Descent (Pages 1 & 2)
Hazelton Avenue
Auto-Intoxication
Golden Platitudes
I Think I Found It
A Billion Balconies Facing The Sun
All We Make Is Entertainment
The Future Has Been Here 4 Ever
Don't Be Evil
本当はもっと聴き込んでからブログで紹介しようと思っていたこの『Postcards From A Young Man』は、前作の『Journal For Plague Lovers』と同じくデモ音源を収録したボーナス・ディスクが付属した限定盤がリリースされた。
前作の限定盤同様にブックレット付きの限定盤には、ベースの Nicky Wire によるアートワークが載った36ページのブックレットが付いている。そして通常版のモノクロ画像を使ったジャケットと違って限定盤はゴールドの華やかな装丁と、見た目も豪華なつくりになっていた。この限定盤のジャケットは amazon や HMV のネットショップでも紹介がなく通常版と同じジャケットが紹介されていたので、手元に届いたときは Manics らしくない豪華なつくりには少々戸惑ったりもした。
そして今回はボーナス・ディスクに収められた本編のオリジナル・デモ音源の12曲から最初に聴いてみたが、これがデモと呼ぶにはまた素晴らしい内容の曲ばかりで、中でも『A Billion Balconies Facing The Sun』は特に良かった。
デモ音源は基本アコースティックな構成で、ギターとドラム、ベースにボーカル以外の要素がほとんどない。だが、よくあるデモのような未完成な感じが全くなく、このまま1枚のアルバムとして成立するのではないかと思える内容だった。
他にもイントロを聴いただけで気になった曲は1曲目の『(It's Not War) Just The End Of Love』で、これはこの新作からの1stシングルにも選ばれている。そして『Hazelton Avenue』や『Auto-Intoxication』の2曲もいい出来で、タイトル曲や『The Descent (Pages 1 & 2)』、『I Think I Found It』、『Don't Be Evil』もアコースティックな雰囲気がとても似合った曲だった。
デモ音源を2回聴いた後で本編を聴いてみたが、こちらは基本となる構成にストリングスや女性コーラス、様々なエフェクトがかかっているおかげで曲に厚みが増し、そして限定盤のゴールドなジャケットのように華やかな印象に仕上げられていた。
1stシングルの『(It's Not War) Just The End Of Love』も Manics らしい曲になっていて、途中に入るギター・ソロも短いながらも曲にアクセントを与えていた。そして、デモ音源で特に気に入った『A Billion Balconies Facing The Sun』の正式なバージョンも、スピード感がさらにアップし、やはりこの曲でも間奏で入るギター・ソロが素晴らしかった。
基本、デモ音源でいいと思えた曲は正式なバージョンもいい出来で、デモ音源で印象の弱いと感じた曲も正式バージョンではなかなかいい感じに仕上がっていて、全12曲があっという間に過ぎていってしまった。
俳優の Tim Roth を起用したジャケットや、Guns N' Roses の Duff McKagan、Echo & The Bunnymen の Ian Mcculloch が参加したことも話題になっていた『Postcards From A Young Man』だが、楽曲の良さだけで十分勝負が出来る内容のアルバムだ。
Postcards From A Young Man
(It's Not War) Just The End Of Love
Postcards From A Young Man
Some Kind Of Nothingness
The Descent (Pages 1 & 2)
Hazelton Avenue
Auto-Intoxication
Golden Platitudes
I Think I Found It
A Billion Balconies Facing The Sun
All We Make Is Entertainment
The Future Has Been Here 4 Ever
Don't Be Evil
2010-09-22 16:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)▲ページトップ▲
コメント 0