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2010年下半期、人気ブログ記事トップ5→1 [このブログの紹介]

日付が1月2日になったところで、昨日に続いて2010年にアクセスの多かった記事の Top5 を紹介。まずは第5位から!

位:◆Manic Street Preachers/『Postcards From A Young Man
Postcards-From-A-Young-Man_.jpg第5位は前作『Journal For Plague Lovers』から短いインターバルで届けられた Manic Street Preachers の通算10枚目のスタジオ・アルバム『Postcards From A Young Man』。この新作は収録曲全てのデモ音源を収めた2枚組のブックレット型の限定盤を手に入れた。デモ音源は正式なバージョンにも劣らない素晴らしい曲が多く、素性のいいデモにさらに綺麗な装飾を施したのが正式バージョンという感じだった。Manics の3人にゲストを迎えて作られた新作だったが、既に Manics は次のアルバムに着手しているようで、タイトルも『70 Songs Of Hatred And Failure』と発表している。2011年は3年連続で Manics のアルバムが聴けるかもしれない。

位:◆The Beatles/『1962-1966』『1967-1970The Beatles 1962–1966 (The Red Album) - The BeatlesThe Beatles 1967–1970 (The Blue Album) - The Beatles
1962-1966_2010_s.jpg1967-1970_2010_s.jpg第4位は2009年9月の新たなリマスター盤に続いて話題になった The Beatles の通称『赤盤』『青盤』と呼ばれるベスト盤のリマスター盤。この2枚のベスト盤は以前に別々の記事でも紹介したが、新たなリマスター盤の印象は2009年のオリジナル・アルバムのリマスター盤同様、マイルドな感じの曲に仕上げられていた。パッケージも昨年のリマスター盤と揃えられ、2枚を1つのパッケージに納めた価格がお得なセットもリリースされた。リリース時期について「なぜ、この時期に?」と話題になったが、セールスは好調。やはり The Beatles の持つ魅力は『赤盤』『青盤』でも健在だった。

ここから、いよいよ2010年にアクセスの多かった Top3 の記事を紹介!

位:◆Prince/『20Ten
20Ten_s.jpgまず第3位は、こちらも2年連続で新作をリリースした Prince の『20Ten』。2010年を意識したタイトルが付けられた新作はリリース形態が特殊で、イギリスでは新聞に付録というかたちで配布され、その他の欧州各国でも雑誌や新聞に添付されるというかたちだった。日本では普通に他の CD と同じくショップで扱われていたが、リリース直後に即取扱い終了になるショップも多かった。わずか10曲しか収録されていない『20Ten』の内容は1980~90年代にリリースされた曲に近い雰囲気で、その当時に没になった膨大なカタログを元にして作られたのでは? と思えるような曲が多かった。Prince も2011年にまた新作をリリースしそうなアーティストだが、今度は通常の流通ルートでリリースしてほしいところだ。

位:◆Paul McCartney & Wings/『Band on the Run (Deluxe Edition)
Band-on-the-Run_DX2.jpg第2位は豪華盤リイシューの新たなモデルとも呼べる Paul McCartney & Wings の1973年にリリースされた『Band on the Run』の Deluxe Edition。この豪華盤に付属のブックレットには"Paul McCartney Archive Collection"という文字も刻まれ、これ以降の Paul のリイシューは全てこの形態でリリースされるのか?! という期待(と不安)が膨らんだ。今回の『Band on the Run』リイシューは CD という媒体の他に公式サイトを通じて24bit/96kHzの高解像度デジタル音源も用意されていた。このデジタル音源は2種類あり、メディアに編集する前の"unlimited"デジタル音源は脱帽もののクォリティで、これを聴いてしまうと CD というメディアの限界も感じてしまう内容だった。DVD に収録された内容もアルバムリリース当時の貴重な映像が含まれ、本当にリイシューとしての1つの完成形を見るようなアルバムだった。

位:◆Oasis/『Time Flies… 1994-2009
timeflies.jpgそして2010年に1番アクセスの多かった記事は6月にリリースされたOasis のベスト盤『Time Flies… 1994-2009』だった。このベスト盤には Oasis のこれまでにリリースした全シングルが収録され、今までにアルバム収録が見送られ続けた『Whatever』もようやく収録された。このベスト盤も複数の形態でリリースされ、PV を収めた DVD と iTunes Live として配信されたライブ盤を収めた4枚組の限定盤を入手した。残念ながら Oasis は既にバンドとして存在しておらず、このベスト盤がラスト・アルバムになってしまった。分裂した Gallagher 兄弟は弟の Liam が Beady Eye として活動を始め、『Different Gear, Still Speeding』というデビュー盤を2月末にリリース予定だが、兄の Noel はソロ活動をする様子が未だにみられない。再び数年後にこの兄弟が一緒に活動するシーンがありそうに思えるが、それまで Oasis のアルバムではこのベスト盤が一番聴く機会がありそうだ。

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2010年にアクセスの多かった Top10 の中で、純粋に新たな曲で構成されたアルバムは第7位 Sheryl Crow の『100 Miles From Memphis』と第5位 Manic Street Preachers の『Postcards From A Young Man』、そして第3位 Prince の『20Ten』の3枚だけ。他はベスト盤や過去カタログのリイシュー盤、映画/ドラマのサウンドトラック盤で占められた。リイシュー盤は今後 Paul の『Band on the Run』で行われたような高解像度デジタル音源の配布が行われそうで、聴く側の環境にも変化が必要になりそうだ。

そして現時点で新たなアルバムを2011年にリリースする情報はそう多くないが、今年は手に入れるアルバムを厳選して臨みたい。
(が、果たして、それができるか…^^)
タグ:CD 2010


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