Belinda Carlisle/『Runaway Horses』 [CD]
Go-Go's としての活動がストップして以降、1980年代後半にソロ活動を開始した Belinda Carlisle が1989年にリリースした通算3枚目のスタジオ・アルバムがこの『Runaway Horses』になる。
Belinda は前作『Heaven On Earth』で見事ソロ活動も成功を収め、英4位/米13位を記録してアメリカでは100万枚のセールスも記録したが、『Runaway Horses』では英4位/米37位とアメリカでのチャートは少し下がり、セールスも50万枚のゴールド・ディスク獲得に終わった。
しかし、アルバム全体としては前作同様に口ずさめるようなポップな曲が多くあり、この10曲入りのアルバムからは合計6枚のシングルがカットされた。
アルバム全体のプロデュースは『Heaven On Earth』と同じく Rick Nowels が務め、『Leave a Light On』を含む6曲では Belinda 初のソロで No.1 シングルに輝いた『Heaven Is a Place On Earth』を共作した Ellen Shipley と共にクレジットされていた。
『Runaway Horses』に収録された曲では Heart の『Alone』や The Bangles の『Eternal Flame』などを手掛けた Tom Kelly も参加。Go-Go's 時代の旧友 Charlotte Caffey はアルバム最後の曲『Shades Of Michaelangelo』を Belinda と共に作っていた。
アルバムに先駆けて1stシングルとして『Leave a Light On』がカットされ、これが英4位/米11位のスマッシュ・ヒットを記録し、新作『Runaway Horses』への期待が高まった。欧州圏で軒並み Top5 に入るヒットを記録した『Leave a Light On』では George Harrison がスライド・ギターのソロも披露していた。
アルバムのリリース後もシングルは『La Luna』『Summer Rain』そしてタイトル曲の『Runaway Horses』が1989年の年末から毎月リリースされ、『Vision Of You』を挟みアルバム・リリースから約1年後には6枚目のシングル『(We Want) The Same Thing』がカットされた。
シングル・カットされた『(We Want) The Same Thing』はアルバムに収録されたバージョンとかなりアレンジが異なり、イントロではアルバム・バージョンにない掛け声が追加され、よりパワフルな曲へと変化していた。約4分のアルバム・バージョンに対して、7インチのシングル版は4分17秒に延長され、同時リリースの12インチ盤では extended summer remix という更に1分長いバージョンが収録された。なお、この曲でのハードなギター・ソロを弾いていたのは TOTO の Steve Lukather だった。
アルバム『Runaway Horses』の終盤にある『Whatever It Takes』では Belinda と同じく1980年代にヒット曲を連発した Bryan Adams がコーラスで参加。あまり目立たないがそのハスキーなボーカルはすぐ聴き分けられた。
アルバムの最後はバラードの『Shades Of Michelangelo』で締め括られるが、この曲は当時のライブでも最後の曲としてプレイされ、曲終盤のバンド・メンバーのプレイでは Belinda がステージから去る演出としても使われていた。
10曲しかない『Runaway Horses』だが、Belinda らしい明るいポップな曲が多く、特に『Leave a Light On』と『(We Want) The Same Thing』の2曲はお勧め。できれば『(We Want) The Same Thing』はシングル・バージョンもぜひ聴いてほしい一曲だ。
Runaway Horses
Leave a Light On
Runaway Horses
Vision Of You
Summer Rain
La Luna
(We Want) The Same Thing
Deep Deep Ocean
Valentine
Whatever It Takes
Shades Of Michaelangelo
Belinda は前作『Heaven On Earth』で見事ソロ活動も成功を収め、英4位/米13位を記録してアメリカでは100万枚のセールスも記録したが、『Runaway Horses』では英4位/米37位とアメリカでのチャートは少し下がり、セールスも50万枚のゴールド・ディスク獲得に終わった。
しかし、アルバム全体としては前作同様に口ずさめるようなポップな曲が多くあり、この10曲入りのアルバムからは合計6枚のシングルがカットされた。
アルバム全体のプロデュースは『Heaven On Earth』と同じく Rick Nowels が務め、『Leave a Light On』を含む6曲では Belinda 初のソロで No.1 シングルに輝いた『Heaven Is a Place On Earth』を共作した Ellen Shipley と共にクレジットされていた。
『Runaway Horses』に収録された曲では Heart の『Alone』や The Bangles の『Eternal Flame』などを手掛けた Tom Kelly も参加。Go-Go's 時代の旧友 Charlotte Caffey はアルバム最後の曲『Shades Of Michaelangelo』を Belinda と共に作っていた。
アルバムに先駆けて1stシングルとして『Leave a Light On』がカットされ、これが英4位/米11位のスマッシュ・ヒットを記録し、新作『Runaway Horses』への期待が高まった。欧州圏で軒並み Top5 に入るヒットを記録した『Leave a Light On』では George Harrison がスライド・ギターのソロも披露していた。
アルバムのリリース後もシングルは『La Luna』『Summer Rain』そしてタイトル曲の『Runaway Horses』が1989年の年末から毎月リリースされ、『Vision Of You』を挟みアルバム・リリースから約1年後には6枚目のシングル『(We Want) The Same Thing』がカットされた。
シングル・カットされた『(We Want) The Same Thing』はアルバムに収録されたバージョンとかなりアレンジが異なり、イントロではアルバム・バージョンにない掛け声が追加され、よりパワフルな曲へと変化していた。約4分のアルバム・バージョンに対して、7インチのシングル版は4分17秒に延長され、同時リリースの12インチ盤では extended summer remix という更に1分長いバージョンが収録された。なお、この曲でのハードなギター・ソロを弾いていたのは TOTO の Steve Lukather だった。
アルバム『Runaway Horses』の終盤にある『Whatever It Takes』では Belinda と同じく1980年代にヒット曲を連発した Bryan Adams がコーラスで参加。あまり目立たないがそのハスキーなボーカルはすぐ聴き分けられた。
アルバムの最後はバラードの『Shades Of Michelangelo』で締め括られるが、この曲は当時のライブでも最後の曲としてプレイされ、曲終盤のバンド・メンバーのプレイでは Belinda がステージから去る演出としても使われていた。
10曲しかない『Runaway Horses』だが、Belinda らしい明るいポップな曲が多く、特に『Leave a Light On』と『(We Want) The Same Thing』の2曲はお勧め。できれば『(We Want) The Same Thing』はシングル・バージョンもぜひ聴いてほしい一曲だ。
Runaway Horses
Leave a Light On
Runaway Horses
Vision Of You
Summer Rain
La Luna
(We Want) The Same Thing
Deep Deep Ocean
Valentine
Whatever It Takes
Shades Of Michaelangelo
2011-03-17 14:00
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