Pearl Jam/『Wembley Arena 30 5 00 London England』 [CD]
Pearl Jam は最近『Live On Ten Legs』というライブ盤をリリースしたが、1998年リリースの『Live On Two Legs』にある曲は収録から外れたり、実際のコンサートに比べてダイジェスト版的な内容になっていたりとあって、聴く回数はそう多くない。
その代わりに聴きたくなったのが2000年から始まった Official Bootleg シリーズとしてリリースされた一連の2枚組のライブ盤で、この『Wembley Arena 30 5 00 London England』も Binaural Tour の欧州 Leg から2000年の秋にリリースされた25枚の中にある一枚だ。
ファンが録音した粗悪なライブのコピーが出回っていることに着目した Pearl Jam は、粗悪なブートレグが巷に溢れているなら、ファンがより喜ぶ高音質な正式なブートレグを安価に提供しようと、この Official Bootleg シリーズを始めた。
ジャケットは簡素な紙製スリーブのダブル・ジャケットで CD も剥き出しのまま2枚が収納され、ジャケットの表にはスタンプのような書体でバンド名とライブを行った場所と日にちが印字されただけ。裏面にも曲名があるだけで、ジャケット内側にはメンバーが書いたらしい手書きのセットリストが印刷されている程度のとてもシンプルな装丁だった。
その第1弾が2000年5月にリリースされた通算6枚目のアルバム『Binaural』に伴う欧州圏で行われた25回のコンサートのライブ盤で、ロンドンでのライブは5月29日と30日に Wembley Arena で行われ、その両日のライブが Official Bootleg としてリリースされた。
この Official Bootleg シリーズは Pearl Jam のメンバーが選ぶエキサイティングなコンサートに Ape/Man という印をつけ、第1弾の欧州 Leg からはこのロンドン公演の他にウェールズ、フランス、ポーランド、イタリアでのコンサートに Ape/Man の印が付けられた。
当時の Pearl Jam のコンサートはどれも2時間をオーバーし、セットリストも毎回大きく変わり、実際その場に足を運んだファンからすれば、自分の見たコンサートが公式にリリースされるので、このシリーズは記念品のようにも思える存在だった。以前紹介した『Tokyo Japan March 3rd 2003』も2003年の Official Bootleg シリーズとしてリリースされた中の1枚だった。
Wembley Arena でのライブはちょうど2時間のライブでプレイされた曲数も25曲と Pearl Jam のライブとして平均的なサイズだった。この時点の最新作『Binaural』からプレイされたのは4曲と少なく、初期3枚のアルバムから12曲がプレイされた。アンコール終盤にはその3枚のアルバムから4曲が立て続けにプレイされた。
Official Bootleg シリーズの第1弾の25枚で最後にプレイされる曲はシングル『Jeremy』のB面に収録されてアルバム未収録の『Yellow Ledbetter』が圧倒的に多かったが、この Wembley Arena で最後にプレイされたのはデビュー盤『Ten』に収録の『Alive』だった。『Alive』がこの位置でプレイされたのは Official Bootleg シリーズの第1弾ではこの Wembley Arena の2日目だけだった。
Official Bootleg シリーズは他にも特徴あるセットリストのライブ盤が多くあり、そのライブを見たファンに特別な思い入れのある一枚として、そのライブを見られなかったファンにはその瞬間を共有できる一枚として、他にはない格別なライブ盤としてとても面白いライブ盤だった。
Wembley Arena 30 5 00 London England
【Disc 1】
Sometimes
Grievance ※
Corduroy
Hail Hail
Animal
Dissident
Nothing As It Seems ※
In Hiding
Even Flow
Thin Air ※
Habit
Untitled
MFC
Off He Goes
Daughter
【Disc 2】
Not For You
State Of Love And Trust
Immortality
Rearviewmirror
Encore Break
Light Years ※
Do The Evolution
Last Exit
Elderly Woman Behind The Counter In A Small Town
Black
Alive
※:『Binaural』収録曲
その代わりに聴きたくなったのが2000年から始まった Official Bootleg シリーズとしてリリースされた一連の2枚組のライブ盤で、この『Wembley Arena 30 5 00 London England』も Binaural Tour の欧州 Leg から2000年の秋にリリースされた25枚の中にある一枚だ。
ファンが録音した粗悪なライブのコピーが出回っていることに着目した Pearl Jam は、粗悪なブートレグが巷に溢れているなら、ファンがより喜ぶ高音質な正式なブートレグを安価に提供しようと、この Official Bootleg シリーズを始めた。
ジャケットは簡素な紙製スリーブのダブル・ジャケットで CD も剥き出しのまま2枚が収納され、ジャケットの表にはスタンプのような書体でバンド名とライブを行った場所と日にちが印字されただけ。裏面にも曲名があるだけで、ジャケット内側にはメンバーが書いたらしい手書きのセットリストが印刷されている程度のとてもシンプルな装丁だった。
その第1弾が2000年5月にリリースされた通算6枚目のアルバム『Binaural』に伴う欧州圏で行われた25回のコンサートのライブ盤で、ロンドンでのライブは5月29日と30日に Wembley Arena で行われ、その両日のライブが Official Bootleg としてリリースされた。
この Official Bootleg シリーズは Pearl Jam のメンバーが選ぶエキサイティングなコンサートに Ape/Man という印をつけ、第1弾の欧州 Leg からはこのロンドン公演の他にウェールズ、フランス、ポーランド、イタリアでのコンサートに Ape/Man の印が付けられた。
当時の Pearl Jam のコンサートはどれも2時間をオーバーし、セットリストも毎回大きく変わり、実際その場に足を運んだファンからすれば、自分の見たコンサートが公式にリリースされるので、このシリーズは記念品のようにも思える存在だった。以前紹介した『Tokyo Japan March 3rd 2003』も2003年の Official Bootleg シリーズとしてリリースされた中の1枚だった。
Wembley Arena でのライブはちょうど2時間のライブでプレイされた曲数も25曲と Pearl Jam のライブとして平均的なサイズだった。この時点の最新作『Binaural』からプレイされたのは4曲と少なく、初期3枚のアルバムから12曲がプレイされた。アンコール終盤にはその3枚のアルバムから4曲が立て続けにプレイされた。
Official Bootleg シリーズの第1弾の25枚で最後にプレイされる曲はシングル『Jeremy』のB面に収録されてアルバム未収録の『Yellow Ledbetter』が圧倒的に多かったが、この Wembley Arena で最後にプレイされたのはデビュー盤『Ten』に収録の『Alive』だった。『Alive』がこの位置でプレイされたのは Official Bootleg シリーズの第1弾ではこの Wembley Arena の2日目だけだった。
Official Bootleg シリーズは他にも特徴あるセットリストのライブ盤が多くあり、そのライブを見たファンに特別な思い入れのある一枚として、そのライブを見られなかったファンにはその瞬間を共有できる一枚として、他にはない格別なライブ盤としてとても面白いライブ盤だった。
Wembley Arena 30 5 00 London England
【Disc 1】
Sometimes
Grievance ※
Corduroy
Hail Hail
Animal
Dissident
Nothing As It Seems ※
In Hiding
Even Flow
Thin Air ※
Habit
Untitled
MFC
Off He Goes
Daughter
【Disc 2】
Not For You
State Of Love And Trust
Immortality
Rearviewmirror
Encore Break
Light Years ※
Do The Evolution
Last Exit
Elderly Woman Behind The Counter In A Small Town
Black
Alive
※:『Binaural』収録曲
2011-03-24 21:32
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