The Rolling Stones/『More Hot Rocks (Big Hits & Fazed Cookies)』 [CD]
1972年1月にリリースされた『Hot Rocks 1964-1971』(以下『Hot Rocks』と略)を聴き、それをブログのネタにしようと思っていたが、続けて聴いたこの続編的な編集盤『More Hot Rocks (Big Hits & Fazed Cookies)』(以下『More Hot Rocks』と略)が、より面白い曲があったので、こちらを先に紹介することに。
『Hot Rocks』がタイトルにあるように1960年代のヒット曲を21曲収録していたのに対して、この『More Hot Rocks』は前作に収録されなかったヒット曲に加えて、当時のアメリカで未発表曲などを追加して全26曲が収録されていた。
ともに LP 2枚組でリリースされ、『More Hot Rocks』はC面の『Let It Bleed』までが『Hot Rocks』に収録されなかったヒット曲中心に構成され、最後のD面に未発表曲などレアな曲が収められていた。
ちなみに2枚組の『Hot Rocks』がリリースされた頃はまだ The Beatles の有名な赤盤や青盤がリリースされる前のことで、このベスト盤のヒットが後に The Beatles の赤盤や青盤リリースに繋がったようだ。
『Hot Rocks』は全米チャートで最高4位を記録してチャートに4年以上もランクされたが、『More Hot Rocks』も全米チャートで最高9位を記録し、ゴールド・ディスクに認定された。
アメリカ市場を意識してリリースされたこの2枚のベスト盤は、長いことイギリスでは公式にリリースされず、1990年代に入ってようやくイギリス盤が公式リリースされた。日本では2枚組を1枚ずつにしてリリースしたこともあったが、2002年に CD と SACD のハイブリッド盤の2枚組でリイシューされ、それが現在手元にある。
CD 化に際して2枚目の CD には新たな3曲のボーナス曲が追加された。『Everyone Needs Somebody To Love』は英国盤のアルバム『No.2』に収録されたロング・バージョンのモノラル・ミックス、『Poison Ivy (Version 2)』はショート・バージョン、『I've Been Loving You Too Long』は初登場でリアル・ステレオ・ミックスとのことだ。(レコードコレクターズ増刊『ザ・ローリング・ストーンズ・CDガイド2006』より)
LP 時代のD面にあった8曲は CD 化でボーナス曲が追加され曲順が変更になっている。
CD 化で使われたマスターによって曲のバージョンが微妙に異なっているのは The Beatles と同様で、ファンにとって悩ましいところだ。しかし『Hot Rocks』とこの『More Hot Rocks』で1960年代の The Rolling Stones のヒット曲がほぼ揃うのは嬉しい点だろう。
More Hot Rocks (Big Hits & Fazed Cookies)
【Disc 1】
Tell Me
Not Fade Away
The Last Time
It's All Over Now
Good Times Bad Times
I'm Free
Out Of Time
Lady Jane
Sittin' On A Fence
Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?
Dandelion
We Love You
【Disc 2】
She's A Rainbow
2000 Light Years From Home
Child Of The Moon
No Expectations
Let It Bleed
What To Do
Fortune Teller
Poison Ivy (Version 1)
Everyone Needs Somebody To Love ※
Come On
Money
Bye Bye Johnnie
Poison Ivy (Version 2) ※
I've Been Loving You Too Long ※
I Can't Be Satisfied
Long Long While
※:Bonus Tracks
『Hot Rocks』がタイトルにあるように1960年代のヒット曲を21曲収録していたのに対して、この『More Hot Rocks』は前作に収録されなかったヒット曲に加えて、当時のアメリカで未発表曲などを追加して全26曲が収録されていた。
ともに LP 2枚組でリリースされ、『More Hot Rocks』はC面の『Let It Bleed』までが『Hot Rocks』に収録されなかったヒット曲中心に構成され、最後のD面に未発表曲などレアな曲が収められていた。
ちなみに2枚組の『Hot Rocks』がリリースされた頃はまだ The Beatles の有名な赤盤や青盤がリリースされる前のことで、このベスト盤のヒットが後に The Beatles の赤盤や青盤リリースに繋がったようだ。
『Hot Rocks』は全米チャートで最高4位を記録してチャートに4年以上もランクされたが、『More Hot Rocks』も全米チャートで最高9位を記録し、ゴールド・ディスクに認定された。
アメリカ市場を意識してリリースされたこの2枚のベスト盤は、長いことイギリスでは公式にリリースされず、1990年代に入ってようやくイギリス盤が公式リリースされた。日本では2枚組を1枚ずつにしてリリースしたこともあったが、2002年に CD と SACD のハイブリッド盤の2枚組でリイシューされ、それが現在手元にある。
CD 化に際して2枚目の CD には新たな3曲のボーナス曲が追加された。『Everyone Needs Somebody To Love』は英国盤のアルバム『No.2』に収録されたロング・バージョンのモノラル・ミックス、『Poison Ivy (Version 2)』はショート・バージョン、『I've Been Loving You Too Long』は初登場でリアル・ステレオ・ミックスとのことだ。(レコードコレクターズ増刊『ザ・ローリング・ストーンズ・CDガイド2006』より)
LP 時代のD面にあった8曲は CD 化でボーナス曲が追加され曲順が変更になっている。
CD 化で使われたマスターによって曲のバージョンが微妙に異なっているのは The Beatles と同様で、ファンにとって悩ましいところだ。しかし『Hot Rocks』とこの『More Hot Rocks』で1960年代の The Rolling Stones のヒット曲がほぼ揃うのは嬉しい点だろう。
More Hot Rocks (Big Hits & Fazed Cookies)
【Disc 1】
Tell Me
Not Fade Away
The Last Time
It's All Over Now
Good Times Bad Times
I'm Free
Out Of Time
Lady Jane
Sittin' On A Fence
Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?
Dandelion
We Love You
【Disc 2】
She's A Rainbow
2000 Light Years From Home
Child Of The Moon
No Expectations
Let It Bleed
What To Do
Fortune Teller
Poison Ivy (Version 1)
Everyone Needs Somebody To Love ※
Come On
Money
Bye Bye Johnnie
Poison Ivy (Version 2) ※
I've Been Loving You Too Long ※
I Can't Be Satisfied
Long Long While
※:Bonus Tracks
2011-08-20 19:52
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