Marcella Detroit/『Jewel』 [CD]
1970年代から Marcy Levy という名で Eric Clapton らのアルバムに参加していた Marcella Detroit が1994年にリリースしたソロ・アルバムがこの『Jewel』で、Bananarama の Siobhan Fahey とのユニット Shakespears Sister を脱退した後の1994年にこのアルバムはリリースされた。
プロデュースに Wings の『Back To The Egg』や The Pretenders のデビュー盤を手掛けた Chris Thomas を迎えて作られたこのアルバムは、Shakespears Sister でも特徴だった Marcella の澄んだハイトーンなボーカルが活きた一枚だった。
『Jewel』にある曲のほとんどは Marcella が作詞作曲した曲ばかりで、Marcella 以外の曲では1968年に Marvin Gaye と Tammi Terrell のデュエットでヒットした『Ain't Nothing Like The Real Thing』が Elton John とのデュエットで収録され、この曲は Elton の1993年のアルバム『Duet』にも収められていた。
『I Want To Take You Higher』は1969年の Sly & the Family Stone のヒット曲で、Marcella の声から少し想像がつかない意外なカバーだった。
『Jewel』からは1stシングルとして『I Believe』がカットされ、全英チャートでは最高11位を記録と、Shakespears Sister 脱退後に上々なソロ活動をきることに成功した。続く2ndシングルには Elton とのデュエット『Ain't Nothing Like The Real Thing』がカットされ、こちらも全英チャートで最高24位とまずまずのヒットを記録した。
これ以降もシングルは『I'm No Angel』と『Perfect World』がシングル・カットされた。
『Jewel』は全英アルバム・チャートで最高15位まで上昇し、ゴールド・ディスクを獲得。しかし、シングル『Perfect World』でレーベル London がプロモーションを行わなかったこともあって、Marcella は Shakespears Sister 時代から付き合いのあった London とこの『Jewel』を最後に離れることになった。
『Jewel』のジャケットでは Shakespears Sister の頃を想像させるような奇異なスタイルを披露していた Marcella だが、シングルのジャケットでも芝居がかった表情が特徴だった。当時リリースされたシングルは2つのバージョンがあり、そこにはアルバム未収録曲があって当時はマメにその2種類のシングルを探し手に入れていた。
『Jewel』はギターに Roxy Music の Phil Manzenera が『I Believe』など5曲に参加し、Squeeze の Jools Holland が『James Brown』を含む3曲でオルガンやピアノを担当していた。
Marcella もボーカル以外にギターやキーボードを弾き、『James Brown』では全てのギター・パートを Marcella が弾いていた。
Shakespears Sister で Marcella の存在が気になった方なら、独特なボーカル・ワークが楽しめる『Jewel』はお勧めの一枚だろう。
Jewel
Jewel
I Believe
Perfect World
Art Of Melancholy
James Brown
Detroit
Ain't Nothing Like The Real Thing
I'm No Angel
I Want To Take You Higher
You Don't Tell Me Everything
Cool People
Out Of My Mind
Prima Donna
【Bonus Track】
Shadow
プロデュースに Wings の『Back To The Egg』や The Pretenders のデビュー盤を手掛けた Chris Thomas を迎えて作られたこのアルバムは、Shakespears Sister でも特徴だった Marcella の澄んだハイトーンなボーカルが活きた一枚だった。
『Jewel』にある曲のほとんどは Marcella が作詞作曲した曲ばかりで、Marcella 以外の曲では1968年に Marvin Gaye と Tammi Terrell のデュエットでヒットした『Ain't Nothing Like The Real Thing』が Elton John とのデュエットで収録され、この曲は Elton の1993年のアルバム『Duet』にも収められていた。
『I Want To Take You Higher』は1969年の Sly & the Family Stone のヒット曲で、Marcella の声から少し想像がつかない意外なカバーだった。
『Jewel』からは1stシングルとして『I Believe』がカットされ、全英チャートでは最高11位を記録と、Shakespears Sister 脱退後に上々なソロ活動をきることに成功した。続く2ndシングルには Elton とのデュエット『Ain't Nothing Like The Real Thing』がカットされ、こちらも全英チャートで最高24位とまずまずのヒットを記録した。
これ以降もシングルは『I'm No Angel』と『Perfect World』がシングル・カットされた。
『Jewel』は全英アルバム・チャートで最高15位まで上昇し、ゴールド・ディスクを獲得。しかし、シングル『Perfect World』でレーベル London がプロモーションを行わなかったこともあって、Marcella は Shakespears Sister 時代から付き合いのあった London とこの『Jewel』を最後に離れることになった。
『Jewel』のジャケットでは Shakespears Sister の頃を想像させるような奇異なスタイルを披露していた Marcella だが、シングルのジャケットでも芝居がかった表情が特徴だった。当時リリースされたシングルは2つのバージョンがあり、そこにはアルバム未収録曲があって当時はマメにその2種類のシングルを探し手に入れていた。
『Jewel』はギターに Roxy Music の Phil Manzenera が『I Believe』など5曲に参加し、Squeeze の Jools Holland が『James Brown』を含む3曲でオルガンやピアノを担当していた。
Marcella もボーカル以外にギターやキーボードを弾き、『James Brown』では全てのギター・パートを Marcella が弾いていた。
Shakespears Sister で Marcella の存在が気になった方なら、独特なボーカル・ワークが楽しめる『Jewel』はお勧めの一枚だろう。
Jewel
Jewel
I Believe
Perfect World
Art Of Melancholy
James Brown
Detroit
Ain't Nothing Like The Real Thing
I'm No Angel
I Want To Take You Higher
You Don't Tell Me Everything
Cool People
Out Of My Mind
Prima Donna
【Bonus Track】
Shadow
2011-09-17 12:35
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