Belinda Carlisle/『Live Your Life Be Free』 [CD]
1991年リリースの Belinda Carlisle の通算4枚目のアルバム『Live Your Life Be Free』も、ソロ活動でブレイクのきっかけになったアルバム『Heaven On Earth』以来続く Rick Nowels をプロデューサーに迎えて作られたアルバムで、リード・シングルに選ばれたタイトル曲は全英チャートで最高12位を記録。これまでの路線を踏襲し、口ずさみやすい親しみのわく曲だった。
アルバム・リリース後にシングル・カットされた『Do You Feel Like I Feel?』もタイトル曲と同じ Rick Nowels と Ellen Shipley のふたりによる曲で、残念ながらチャートでの成績は英29位/米73位と奮わなかったが、Belinda の力強いボーカルが聴ける明るい曲で、これもアルバムの中で好きな曲の1つだった。
『Live Your Life Be Free』からは続くバラードな『Half The World』が『Do You Feel Like I Feel?』の1か月後にシングル・カットされたが、こちらは全英チャートで最高35位止まり。
と、ここまで立て続けに短期間で3枚のシングルがカットされたが、アルバムから最後のシングル『Little Black Book』は翌1992年の夏にカットされ、全英チャートで最高28位を記録した。この『Little Black Book』ではまだソロ・デビューを果たす前の Sheryl Crow がバックコーラスに Cherryl Crowe という名前で参加していた。
また、この『Little Black Book』のライターには1980年代終盤に Shakespears Sister で活動していた Marcella Detroit が Marcy Detroit という名前でクレジットもされていた。ちなみに Marcella Detroit 名義のソロ・アルバム『Jewel』も、まだこの当時はリリースされていなかった。
4曲目の『You Came Out Of Nowhere』のイントロでは、なぜか John Lennon の1984年のアルバム『Milk and Honey』にある『Nobody Told M』の出だしが一瞬だけ使われもしていた。このイントロ以降、少しも『Nobody Told M』に似た雰囲気は出てこないのだが…。
続く『You're Nothing Without Me』ではロックな Belinda の一面も聴け、この曲もアルバムで好きな曲で、シングル・カットされてもいいと思える曲だった。
Rick Nowels が書いた曲は全11曲中7曲を占め、このアルバムも前作までの路線を踏まえたつくりだったがセールス面では苦しみ、イギリスでシルバー・ディスクを獲得しただけに留まり、全英チャートでは Top10 入りを果たし最高7位まで上昇したが、全米チャートではランクインすら果たせなかった。
シングルも『Do You Feel Like I Feel?』が最後の全米チャートにランクされた曲となってしまったが、それも最高73位とあまり奮わない結果だった。
甘酸っぱい雰囲気の漂う『Emotional Highway』や、Belinda がライターに加わった曲もアルバムの後半には登場し、Go-Go's 時代の友人 Charlotte Caffey が『World Of Love』で参加していたりと、それまでのアルバム同様に Belinda の楽しい雰囲気が十分詰まった『Live Your Life Be Free』だったが、1991年には Belinda のようなタイプの女性アーティストには厳しい時期だった。
Live Your Life Be Free
Live Your Life Be Free
Do You Feel Like I Feel?
Half The World
You Came Out Of Nowhere
You're Nothing Without Me
I Plead Insanity
Emotional Highway
Little Black Book
Love Revolution
World Of Love
Loneliness Game
アルバム・リリース後にシングル・カットされた『Do You Feel Like I Feel?』もタイトル曲と同じ Rick Nowels と Ellen Shipley のふたりによる曲で、残念ながらチャートでの成績は英29位/米73位と奮わなかったが、Belinda の力強いボーカルが聴ける明るい曲で、これもアルバムの中で好きな曲の1つだった。
『Live Your Life Be Free』からは続くバラードな『Half The World』が『Do You Feel Like I Feel?』の1か月後にシングル・カットされたが、こちらは全英チャートで最高35位止まり。
と、ここまで立て続けに短期間で3枚のシングルがカットされたが、アルバムから最後のシングル『Little Black Book』は翌1992年の夏にカットされ、全英チャートで最高28位を記録した。この『Little Black Book』ではまだソロ・デビューを果たす前の Sheryl Crow がバックコーラスに Cherryl Crowe という名前で参加していた。
また、この『Little Black Book』のライターには1980年代終盤に Shakespears Sister で活動していた Marcella Detroit が Marcy Detroit という名前でクレジットもされていた。ちなみに Marcella Detroit 名義のソロ・アルバム『Jewel』も、まだこの当時はリリースされていなかった。
4曲目の『You Came Out Of Nowhere』のイントロでは、なぜか John Lennon の1984年のアルバム『Milk and Honey』にある『Nobody Told M』の出だしが一瞬だけ使われもしていた。このイントロ以降、少しも『Nobody Told M』に似た雰囲気は出てこないのだが…。
続く『You're Nothing Without Me』ではロックな Belinda の一面も聴け、この曲もアルバムで好きな曲で、シングル・カットされてもいいと思える曲だった。
Rick Nowels が書いた曲は全11曲中7曲を占め、このアルバムも前作までの路線を踏まえたつくりだったがセールス面では苦しみ、イギリスでシルバー・ディスクを獲得しただけに留まり、全英チャートでは Top10 入りを果たし最高7位まで上昇したが、全米チャートではランクインすら果たせなかった。
シングルも『Do You Feel Like I Feel?』が最後の全米チャートにランクされた曲となってしまったが、それも最高73位とあまり奮わない結果だった。
甘酸っぱい雰囲気の漂う『Emotional Highway』や、Belinda がライターに加わった曲もアルバムの後半には登場し、Go-Go's 時代の友人 Charlotte Caffey が『World Of Love』で参加していたりと、それまでのアルバム同様に Belinda の楽しい雰囲気が十分詰まった『Live Your Life Be Free』だったが、1991年には Belinda のようなタイプの女性アーティストには厳しい時期だった。
Live Your Life Be Free
Live Your Life Be Free
Do You Feel Like I Feel?
Half The World
You Came Out Of Nowhere
You're Nothing Without Me
I Plead Insanity
Emotional Highway
Little Black Book
Love Revolution
World Of Love
Loneliness Game
2011-10-25 14:26
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