Original Soundtrack/『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.』 [CD]
「菅野よう子」という名前を最初に知ったのは1998年に作られたアニメ『カウボーイ・ビバップ』で、最初に地上波でオンエアされたのは1998年だったが、このアニメを知ったのはもっと後、2000年代に入ってスカパー! のアニマックスというアニメ専門チャンネルで再放送されたときだった。
菅野よう子は『カウボーイ・ビバップ』でオープニングやエンディング曲、BGM のほぼ全てを手がけ、その後、2001年に公開された映画『カウボーイ・ビバップ 天国の扉』でも菅野よう子の名はあり、次にその名前を見たのが士郎正宗が原作のコミック『攻殻機動隊』の新たな TV シリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』だった。
今回紹介するアルバムはその『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の第1シリーズで使われたオープニングやエンディング曲、BGM を集めたサウンドトラック盤で、2003年1月にリリースされた際は全16曲だったが、その後、地上波でオンエアされたときのオープニングを含む2曲が追加になり、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.+』として2004年2月に再リリースされた。
このサウンドトラック盤に収められた16曲について、菅野よう子と『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で脚本を手掛けた佐藤大の対談がまだネット上に紹介されている。ここにある各曲に込められた意図や製作過程を知ってこのサウンドトラック盤を聴くと、より面白い。
士郎正宗原作の『攻殻機動隊』がベースのアニメなので『カウボーイ・ビバップ』にある BGM とはスタイルが全く違うが、菅野よう子の作った『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の BGM は、このオリジナル・シリーズに見事ハマっていた。
第1シリーズで使われた全ての BGM はこのサウンドトラック盤に収録しきれず、その後、2003年10月に『be Human』というタイトルで第1シリーズ絡みの BGM など収めたもう一枚のサウンドトラック盤もリリースされた。
劇中に登場する思考戦車タチコマ(士郎正宗原作のコミックに登場するフチコマとは似て非なるモノ)に絡むエピソードで使われた BGM を中心に作られた『be Human』は、DVD リリース時にあったコミカルな『タチコマな日々』というショート・アニメで使われた BGM も収録されていた。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.』と『be Human』を揃えれば第1シリーズで使われた BGM がほとんど聴けるが、この全ての楽曲が菅野よう子ひとりで作られたと思えないほど各曲はバラエティに富んでいた。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズはその後、2006年の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』まで作られ、菅野よう子はその全てのシリーズで音楽を担当。この新たな TV シリーズの世界観構築に欠かせない重要な人物だった。
サウンドトラック盤は2006年に6枚組の『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX CD-BOX』というボックスもリリースされ、既発のサウンドトラック盤5枚と『O.S.T.4- smooth in the shell』というそれまでのサウンドトラック盤に未収録な曲を49分にわたってノンストップで繋いだ CD もあった。
しかし、このボックスはそれまでサウンドトラック盤を一枚ずつ購入してきたファンにとって『O.S.T.4- smooth in the shell』しか魅力がなく、しかもそれがノンストップである点も不満な点だった。だが、菅野よう子の音楽に興味を持ったファンには、それまで聴けなかった BGM が聴ける貴重なディスクでもあり、とても悩ましいボックスだった。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.
run rabbit junk
ヤキトリ
スタミナ・ローズ
surf
where does this ocean go?
train search
シベリアン・ドール・ハウス
velveteen
lithium flower
home stay
inner universe
fish~silent cruise
some other time
beauty is within us
we're the great
モノクローム
菅野よう子は『カウボーイ・ビバップ』でオープニングやエンディング曲、BGM のほぼ全てを手がけ、その後、2001年に公開された映画『カウボーイ・ビバップ 天国の扉』でも菅野よう子の名はあり、次にその名前を見たのが士郎正宗が原作のコミック『攻殻機動隊』の新たな TV シリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』だった。
今回紹介するアルバムはその『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の第1シリーズで使われたオープニングやエンディング曲、BGM を集めたサウンドトラック盤で、2003年1月にリリースされた際は全16曲だったが、その後、地上波でオンエアされたときのオープニングを含む2曲が追加になり、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.+』として2004年2月に再リリースされた。
このサウンドトラック盤に収められた16曲について、菅野よう子と『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で脚本を手掛けた佐藤大の対談がまだネット上に紹介されている。ここにある各曲に込められた意図や製作過程を知ってこのサウンドトラック盤を聴くと、より面白い。
士郎正宗原作の『攻殻機動隊』がベースのアニメなので『カウボーイ・ビバップ』にある BGM とはスタイルが全く違うが、菅野よう子の作った『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の BGM は、このオリジナル・シリーズに見事ハマっていた。
第1シリーズで使われた全ての BGM はこのサウンドトラック盤に収録しきれず、その後、2003年10月に『be Human』というタイトルで第1シリーズ絡みの BGM など収めたもう一枚のサウンドトラック盤もリリースされた。
劇中に登場する思考戦車タチコマ(士郎正宗原作のコミックに登場するフチコマとは似て非なるモノ)に絡むエピソードで使われた BGM を中心に作られた『be Human』は、DVD リリース時にあったコミカルな『タチコマな日々』というショート・アニメで使われた BGM も収録されていた。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.』と『be Human』を揃えれば第1シリーズで使われた BGM がほとんど聴けるが、この全ての楽曲が菅野よう子ひとりで作られたと思えないほど各曲はバラエティに富んでいた。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズはその後、2006年の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』まで作られ、菅野よう子はその全てのシリーズで音楽を担当。この新たな TV シリーズの世界観構築に欠かせない重要な人物だった。
サウンドトラック盤は2006年に6枚組の『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX CD-BOX』というボックスもリリースされ、既発のサウンドトラック盤5枚と『O.S.T.4- smooth in the shell』というそれまでのサウンドトラック盤に未収録な曲を49分にわたってノンストップで繋いだ CD もあった。
しかし、このボックスはそれまでサウンドトラック盤を一枚ずつ購入してきたファンにとって『O.S.T.4- smooth in the shell』しか魅力がなく、しかもそれがノンストップである点も不満な点だった。だが、菅野よう子の音楽に興味を持ったファンには、それまで聴けなかった BGM が聴ける貴重なディスクでもあり、とても悩ましいボックスだった。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.
run rabbit junk
ヤキトリ
スタミナ・ローズ
surf
where does this ocean go?
train search
シベリアン・ドール・ハウス
velveteen
lithium flower
home stay
inner universe
fish~silent cruise
some other time
beauty is within us
we're the great
モノクローム
2012-01-15 16:08
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