Candy Dulfer/『Crazy』 [CD]
ブートレグ (海賊盤) を除いて今年になって購入した2枚目の CD が、この Candy Dulfer が母国オランダで2011年10月にリリースしていた通算10枚目のスタジオ・アルバム『Crazy』で、Candy のアルバムは1993年の『Sax-A-Go-Go』以降、そのひとつ前のデビュー盤『Saxuality』も遡って手に入れ、新譜が出る度にいつも購入してきた。
Candy のアルバムはサックスの音が好きなことと、来日公演でナマの Candy のプレイを見たこともあって、いつも新作には楽しい思いがあって、今回の『Crazy』も一聴して好きなアルバムになった。
この『Crazy』は Candy の母国オランダでは昨年秋にリリースされていたが、アメリカではようやく2012年1月末にリリースされた。アルバムの装丁は紙製のダブル・ジャケットで、昔のアナログ盤的な装いと Candy の白黒画像を大きく配した表ジャケットは手にとって改めて好きになった。
新作の『Crazy』は全15曲を収めて55分少々のアルバム。トップを飾る『Stop All That Noise』はアルバムの紹介を兼ねたような1分に満たない曲で、他にも7曲目の『Calling Next Door』と13曲目の『Open Up』が30秒前後の短い間奏曲で、『Crazy』では実質12曲の Candy の新曲が楽しめる。
『Crazy』では Candy のサックスが多くフューチャーされていることはもちろん、ボーカルも多すぎず少なすぎずという感じで、そのバランスも良かった。
今回の『Crazy』には The Black Eyed Peas のこれまでのスタジオ・アルバムで様々な楽器をプレイし、紅一点 Fergie のソロ活動でもエンジニアなど務めた Printz Board を全面的に迎えていて、時にはその Printz Board がボーカルをとる曲もあった。
最初 Printz Board という名前に見覚えがなかったが、それまでに Printz Board が手掛けたアルバムやアーティストを知って、『Crazy』を一度聴いただけで即、気に入った理由がわかったような気がした。
The Black Eyed Peas の曲作りに関わった Printz Board とのコラボレーションから、この『Crazy』にある曲には The Black Eyed Peas の曲に通じる要素もあって、Fergie ほどではないが Candy のボーカルの魅力も Printz Board はうまく引き出しているように感じられた。
これまで Prince のスタジオ・アルバムに何度も参加していた頃の Candy の曲は、この『Crazy』で聴ける曲ほどポップな雰囲気を感じなかったが、この『Crazy』では Candy の持つポップな要素が多くあって、これは Printz Board とのコラボレーションによる効果なのだろう。
終盤に登場する『No End』では憂いのある Candy のサックスもたっぷり楽しめる『Crazy』。Candy や Printz Board のボーカルもそう多くないので、ずっと聴き続けていても心地よく楽しいアルバムだった。
Crazy
Stop All That Noise
Crazy
Hey Now
Flame
Good Music
Complic8ed Lives
Calling Next Door
Electric Blue
In Or Out
I Do
Rocket Rocket
No End
Open Up
Please Don't Stop
Too Close
Candy のアルバムはサックスの音が好きなことと、来日公演でナマの Candy のプレイを見たこともあって、いつも新作には楽しい思いがあって、今回の『Crazy』も一聴して好きなアルバムになった。
この『Crazy』は Candy の母国オランダでは昨年秋にリリースされていたが、アメリカではようやく2012年1月末にリリースされた。アルバムの装丁は紙製のダブル・ジャケットで、昔のアナログ盤的な装いと Candy の白黒画像を大きく配した表ジャケットは手にとって改めて好きになった。
新作の『Crazy』は全15曲を収めて55分少々のアルバム。トップを飾る『Stop All That Noise』はアルバムの紹介を兼ねたような1分に満たない曲で、他にも7曲目の『Calling Next Door』と13曲目の『Open Up』が30秒前後の短い間奏曲で、『Crazy』では実質12曲の Candy の新曲が楽しめる。
『Crazy』では Candy のサックスが多くフューチャーされていることはもちろん、ボーカルも多すぎず少なすぎずという感じで、そのバランスも良かった。
今回の『Crazy』には The Black Eyed Peas のこれまでのスタジオ・アルバムで様々な楽器をプレイし、紅一点 Fergie のソロ活動でもエンジニアなど務めた Printz Board を全面的に迎えていて、時にはその Printz Board がボーカルをとる曲もあった。
最初 Printz Board という名前に見覚えがなかったが、それまでに Printz Board が手掛けたアルバムやアーティストを知って、『Crazy』を一度聴いただけで即、気に入った理由がわかったような気がした。
The Black Eyed Peas の曲作りに関わった Printz Board とのコラボレーションから、この『Crazy』にある曲には The Black Eyed Peas の曲に通じる要素もあって、Fergie ほどではないが Candy のボーカルの魅力も Printz Board はうまく引き出しているように感じられた。
これまで Prince のスタジオ・アルバムに何度も参加していた頃の Candy の曲は、この『Crazy』で聴ける曲ほどポップな雰囲気を感じなかったが、この『Crazy』では Candy の持つポップな要素が多くあって、これは Printz Board とのコラボレーションによる効果なのだろう。
終盤に登場する『No End』では憂いのある Candy のサックスもたっぷり楽しめる『Crazy』。Candy や Printz Board のボーカルもそう多くないので、ずっと聴き続けていても心地よく楽しいアルバムだった。
Crazy
Stop All That Noise
Crazy
Hey Now
Flame
Good Music
Complic8ed Lives
Calling Next Door
Electric Blue
In Or Out
I Do
Rocket Rocket
No End
Open Up
Please Don't Stop
Too Close
タグ:Candy Dulfer 2011
2012-02-07 16:37
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