Carrie Underwood/『Some Hearts』 [CD]
2005年にオンエアされた American Idol のシーズン4で優勝した Carrie Underwood が、その年の暮れにリリースしたデビュー盤の『Some Hearts』も、長いこと、きちんと聴きたいと思っていたアルバムのひとつだった。
『Some Hearts』は2009年にアメリカのセールスが700万枚を突破、2000年代のカントリー・アルバムで一番の売上げをマークしたアルバムになった。『Some Hearts』はカントリー以外の全てのジャンルを含めても2000年代に最も売れたアルバムの第14位にランクされている。
カナダでも『Some Hearts』は300万枚のセールスを記録し、北米エリアだけで Carrie のデビュー盤は1000万枚以上も売れたという実績を誇っている。
American Idol のシーズン4終了後、Carrie はシングル『Inside Your Heaven』をリリースしたが、この曲もボーナス・トラック扱いで『Some Hearts』の最後に収録されている。『Inside Your Heaven』は American Idol で Carrie と最後まで優勝を競った Bo Bice のバージョンもリリースされ、Carrie が歌った『Inside Your Heaven』は全米チャートに No.1 で初登場。Billboard 誌の2005年の Top-Selling Hot 100 Song of the Year にも選出された。
Carrie の全米シングル・チャートでの No.1 は意外にもこの『Inside Your Heaven』の1つだけで、カントリー・チャートで『Inside Your Heaven』は最高52位と苦戦を強いられたが、デビュー盤からの1stシングル『Jesus, Take The Wheel』は、そのカントリー・チャートで6週間 No.1 を記録。アメリカでの売上げは200万枚を超えた。
カントリー・ラジオ局向けの『Jesus, Take The Wheel』と同時に、ポップやアダルト・コンテンポラリーなラジオ局向けにアルバム・タイトル曲の『Some Hearts』もカットし、こちらはアダルト・コンテンポラリー・チャートで最高12位をマークした。
翌2006年になってもデビュー盤からは『Don't Forget To Remember Me』『Before He Cheats』『Wasted』が次々とシングル・カットされ、『Before He Cheats』『Wasted』は共に全米カントリー・チャートで No.1 になり、『Before He Cheats』はデジタル配信のみで350万枚に迫るセールスを上げ、これは歴代カントリー・ソングの中でも第4位の記録になった。
『Before He Cheats』はカントリー以外のチャートでも Top10 に入り、全米シングル総合チャートで最高8位に、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは最高6位をマークした。
デビュー盤のリリースから半年後にリリースしたシングル『Before He Cheats』の大ヒットもあって『Some Hearts』は2006年と2007年に最も売れたカントリー・アルバムになり、2005年暮れのリリースから136週間も全米アルバム・チャートにランクインを果たした。
いろいろな賞レースでデビュー盤『Some Hearts』とカットされたシングルは多くの賞に選ばれた。対象期間の違いで Grammy 賞では2007年に Carrie が Best New Artist に、『Jesus, Take the Wheel』が Best Female Country Vocal Performance と Best Country Song の2部門に選出された。翌2008年の Grammy 賞でも『Before He Cheats』が、この両部門で選出された。
2006年の Billboard 誌が選んだ Album of the Year でも『Some Hearts』は選ばれ、同誌のカントリー部門でも Album of the Year と New Artist of the Year の2冠を獲得。他に Female Country Artist of the Year と Female Billboard 200 Album Artist of the Year という2部門で Carrie とデビュー盤はそれぞれ選出された。
先日リリースされた最新作『Blown Away』より、もっとカントリー色の濃いデビュー盤『Some Hearts』に於いても Carrie のボーカルにキャリアの少なさは全く感じられず、これが初めてのメジャー・デビューと思えない曲が多く揃っている。
ここ日本では、スティール・ギターやマンドリン、バンジョーの音があると、一括りに売れる見込みがないとされ、Carrie の場合はこの2005年のデビュー盤から今に至るまで、その扱いに全く変化は見られない。日本の関係者はいつまで、この様な対応を決め込むのだろう…?
Some Hearts
Wasted
Don't Forget To Remember Me
Some Hearts
Jesus, Take The Wheel
The Night Before (Life Goes On)
Lessons Learned
Before He Cheats
Starts With Goodbye
I Just Can't Live A Lie
We're Young And Beautiful
That's Where It Is
Whenever You Remember
I Ain't In Checotah Anymore
【Bonus Track】
Inside Your Heaven
『Some Hearts』は2009年にアメリカのセールスが700万枚を突破、2000年代のカントリー・アルバムで一番の売上げをマークしたアルバムになった。『Some Hearts』はカントリー以外の全てのジャンルを含めても2000年代に最も売れたアルバムの第14位にランクされている。
カナダでも『Some Hearts』は300万枚のセールスを記録し、北米エリアだけで Carrie のデビュー盤は1000万枚以上も売れたという実績を誇っている。
American Idol のシーズン4終了後、Carrie はシングル『Inside Your Heaven』をリリースしたが、この曲もボーナス・トラック扱いで『Some Hearts』の最後に収録されている。『Inside Your Heaven』は American Idol で Carrie と最後まで優勝を競った Bo Bice のバージョンもリリースされ、Carrie が歌った『Inside Your Heaven』は全米チャートに No.1 で初登場。Billboard 誌の2005年の Top-Selling Hot 100 Song of the Year にも選出された。
Carrie の全米シングル・チャートでの No.1 は意外にもこの『Inside Your Heaven』の1つだけで、カントリー・チャートで『Inside Your Heaven』は最高52位と苦戦を強いられたが、デビュー盤からの1stシングル『Jesus, Take The Wheel』は、そのカントリー・チャートで6週間 No.1 を記録。アメリカでの売上げは200万枚を超えた。
カントリー・ラジオ局向けの『Jesus, Take The Wheel』と同時に、ポップやアダルト・コンテンポラリーなラジオ局向けにアルバム・タイトル曲の『Some Hearts』もカットし、こちらはアダルト・コンテンポラリー・チャートで最高12位をマークした。
翌2006年になってもデビュー盤からは『Don't Forget To Remember Me』『Before He Cheats』『Wasted』が次々とシングル・カットされ、『Before He Cheats』『Wasted』は共に全米カントリー・チャートで No.1 になり、『Before He Cheats』はデジタル配信のみで350万枚に迫るセールスを上げ、これは歴代カントリー・ソングの中でも第4位の記録になった。
『Before He Cheats』はカントリー以外のチャートでも Top10 に入り、全米シングル総合チャートで最高8位に、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは最高6位をマークした。
デビュー盤のリリースから半年後にリリースしたシングル『Before He Cheats』の大ヒットもあって『Some Hearts』は2006年と2007年に最も売れたカントリー・アルバムになり、2005年暮れのリリースから136週間も全米アルバム・チャートにランクインを果たした。
いろいろな賞レースでデビュー盤『Some Hearts』とカットされたシングルは多くの賞に選ばれた。対象期間の違いで Grammy 賞では2007年に Carrie が Best New Artist に、『Jesus, Take the Wheel』が Best Female Country Vocal Performance と Best Country Song の2部門に選出された。翌2008年の Grammy 賞でも『Before He Cheats』が、この両部門で選出された。
2006年の Billboard 誌が選んだ Album of the Year でも『Some Hearts』は選ばれ、同誌のカントリー部門でも Album of the Year と New Artist of the Year の2冠を獲得。他に Female Country Artist of the Year と Female Billboard 200 Album Artist of the Year という2部門で Carrie とデビュー盤はそれぞれ選出された。
先日リリースされた最新作『Blown Away』より、もっとカントリー色の濃いデビュー盤『Some Hearts』に於いても Carrie のボーカルにキャリアの少なさは全く感じられず、これが初めてのメジャー・デビューと思えない曲が多く揃っている。
ここ日本では、スティール・ギターやマンドリン、バンジョーの音があると、一括りに売れる見込みがないとされ、Carrie の場合はこの2005年のデビュー盤から今に至るまで、その扱いに全く変化は見られない。日本の関係者はいつまで、この様な対応を決め込むのだろう…?
Some Hearts
Wasted
Don't Forget To Remember Me
Some Hearts
Jesus, Take The Wheel
The Night Before (Life Goes On)
Lessons Learned
Before He Cheats
Starts With Goodbye
I Just Can't Live A Lie
We're Young And Beautiful
That's Where It Is
Whenever You Remember
I Ain't In Checotah Anymore
【Bonus Track】
Inside Your Heaven
2012-05-08 13:08
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