Music Unlimited、ようやく日本でもサービス開始! [いろいろと…]
きのうからアチコチの音楽好きブログで紹介されている Sony が手掛けた Music Unlimited というクラウド型の音楽配信サービス。海外先行で始まっていた Music Unlimited だったが、そのサービス内容が紹介されて以来、早く日本で使えるようにならないかを待ち望んでいたクラウド型の音楽配信システムが、突然、7月3日に日本でも始まった。
きのう Twitter に流れるタイムライン上で、突然 Music Unlimited が PS Vita で使えるようになった?! という情報が流れ、その時点では Sony から何の情報もなかったが、次第に PS3 でも使える! とか、PC でもブラウザからアクセスできた! などの情報が飛び交った。
公式なサービス開始のアナウンスがないまま、Music Unlimited の公式サイトにアクセスすると確かに日本でも Music Unlimited が使えるみたい…。そこで、さっそく、いろいろな手続きをしてさっそく使ってみた!
使い始めるにあたっての諸手続きをしなくても、どんなシステムかを知るために使うことも可能で、その際は曲はまるごと聴けず、最初の30秒だけしか再生されない。しかし、30日間無料で使うお試し期間もあるので、さっそく放ったらかしになっていた SEN (Sony Entertainment Network) のアカウント情報に必要情報を登録し、30日間の無料お試し期間に突入してみた。
ちなみに、この30日間無料の期間を過ぎると、SEN の初期設定により自動で月額1480円 (税込) が引き落とされる。それを避けるにはアカウント情報の自動更新処理を無効化する必要があるので、その点は注意が必要だ。
月額料金の自動更新を無効にし、Music Unlimited にアクセスしてみると1980年代に LP で購入した懐かしいアルバムがいろいろ見つかり、それをとりあえず「マイライブラリー」に全て登録。ジャケットを見てるだけでも当時の思いが蘇り、中身を聴く前から、ちょっと楽しくなってしまった。
だが、過去のカタログが全て揃っているかというと、アーティストやバンドによって代表作と呼ばれるアルバムはあるが、あまり人気のないアルバムはラインアップしていないようで、バック・カタログの充実度に関しては今ひとつ。物理的な場所を取らないクラウド型サービスだからこそ、権利関係の問題があるにしても、バック・カタログの充実はさらに望みたいところだ。
そんなことを感じながら、いろいろと検索してみると、Cheap Trick の『Next Position Please』の The Authorized Version が見つかったり、Queen の40周年記念でリイシューされた最新リマスター盤のボーナス曲追加バージョンも発見。Van Halen に復帰した David Lee Roth の4曲入りミニ・アルバム『Crazy From Heat』なんてアルバムも見つかったりと、アルバム検索だけでも時間があっという間に過ぎてしまった。
いいことが多いように見える Music Unlimited だが、見当たらないアーティストやバンドはかなりあることも実感。他の方のブログを巡回中、気になったアルバムやアーティストを検索すると現時点に於いては見つからないパターンが多く、Unlimited という言葉に相応しいカタログ状況には必ずしもなっていなかった。
また、海外先行で始まったサービスなので洋楽の充実度はまぁまぁでもあったが、他のブログでも触れられているように邦楽の充実度は今ひとつどころか、今ふたつくらいの状況。邦楽メインに聴くユーザーにどれだけアピールできるか、今後の展開によるところが大きいだろう。邦楽の充実度もそうだが、洋楽のバック・カタログのさらなる充実や、新譜がどういうタイミングでラインアップされていくのか、それらも大いに気になるところだ。
その他、まだまだ使いこなしてないので手探り状態だが、気づいたところでは、どうもギャップレス再生に対応していないようだったり、曲の途中でいきなり次の曲に強制的に切り替わってしまったりと、「?」に思う仕様もあった。
特に前者はライブ盤でアルバムとしての楽しみを損なうし、後者は何度再生し直してもスキップされた曲を最後まで聴くことができず、『Crazy From Heat』にある『California Girls』は途中で次の『Coconut Grove』に移ってしまった。これは LP 時代の針飛びを経験しているようでもあった。(手元の PC 環境のせいなのか…?)
7/5追記)『Crazy From Heat』での音飛びは再確認したところ生じませんでした。やはり、手元 PC の環境によるものだったようです。
あまり不具合が多いと30日間の無料お試し期間で終わりもある Music Unlimited だが、現時点では CD として手に入れるには高すぎるバック・カタログや、廃盤状態のアルバムバムが見つかったりと、メリットが多い。PC で作業をしながらブラウザで Music Unlomited にアクセスし、BGM 代わりにできるので、この調子でいけば毎月1480円を払ってもいいかな…という状況だ。
最新の英米チャートで人気のアルバムを、どこまでタイムラグなくラインアップするか、今後の課題も多い Music Unlimited。その名前にふさわしいサービスになるか、今後の充実度に大いに注目していきたいクラウド型の配信サービスだ。
きのう Twitter に流れるタイムライン上で、突然 Music Unlimited が PS Vita で使えるようになった?! という情報が流れ、その時点では Sony から何の情報もなかったが、次第に PS3 でも使える! とか、PC でもブラウザからアクセスできた! などの情報が飛び交った。
公式なサービス開始のアナウンスがないまま、Music Unlimited の公式サイトにアクセスすると確かに日本でも Music Unlimited が使えるみたい…。そこで、さっそく、いろいろな手続きをしてさっそく使ってみた!
使い始めるにあたっての諸手続きをしなくても、どんなシステムかを知るために使うことも可能で、その際は曲はまるごと聴けず、最初の30秒だけしか再生されない。しかし、30日間無料で使うお試し期間もあるので、さっそく放ったらかしになっていた SEN (Sony Entertainment Network) のアカウント情報に必要情報を登録し、30日間の無料お試し期間に突入してみた。
ちなみに、この30日間無料の期間を過ぎると、SEN の初期設定により自動で月額1480円 (税込) が引き落とされる。それを避けるにはアカウント情報の自動更新処理を無効化する必要があるので、その点は注意が必要だ。
月額料金の自動更新を無効にし、Music Unlimited にアクセスしてみると1980年代に LP で購入した懐かしいアルバムがいろいろ見つかり、それをとりあえず「マイライブラリー」に全て登録。ジャケットを見てるだけでも当時の思いが蘇り、中身を聴く前から、ちょっと楽しくなってしまった。
だが、過去のカタログが全て揃っているかというと、アーティストやバンドによって代表作と呼ばれるアルバムはあるが、あまり人気のないアルバムはラインアップしていないようで、バック・カタログの充実度に関しては今ひとつ。物理的な場所を取らないクラウド型サービスだからこそ、権利関係の問題があるにしても、バック・カタログの充実はさらに望みたいところだ。
そんなことを感じながら、いろいろと検索してみると、Cheap Trick の『Next Position Please』の The Authorized Version が見つかったり、Queen の40周年記念でリイシューされた最新リマスター盤のボーナス曲追加バージョンも発見。Van Halen に復帰した David Lee Roth の4曲入りミニ・アルバム『Crazy From Heat』なんてアルバムも見つかったりと、アルバム検索だけでも時間があっという間に過ぎてしまった。
いいことが多いように見える Music Unlimited だが、見当たらないアーティストやバンドはかなりあることも実感。他の方のブログを巡回中、気になったアルバムやアーティストを検索すると現時点に於いては見つからないパターンが多く、Unlimited という言葉に相応しいカタログ状況には必ずしもなっていなかった。
また、海外先行で始まったサービスなので洋楽の充実度はまぁまぁでもあったが、他のブログでも触れられているように邦楽の充実度は今ひとつどころか、今ふたつくらいの状況。邦楽メインに聴くユーザーにどれだけアピールできるか、今後の展開によるところが大きいだろう。邦楽の充実度もそうだが、洋楽のバック・カタログのさらなる充実や、新譜がどういうタイミングでラインアップされていくのか、それらも大いに気になるところだ。
その他、まだまだ使いこなしてないので手探り状態だが、気づいたところでは、どうもギャップレス再生に対応していないようだったり、曲の途中でいきなり次の曲に強制的に切り替わってしまったりと、「?」に思う仕様もあった。
特に前者はライブ盤でアルバムとしての楽しみを損なうし、後者は何度再生し直してもスキップされた曲を最後まで聴くことができず、『Crazy From Heat』にある『California Girls』は途中で次の『Coconut Grove』に移ってしまった。これは LP 時代の針飛びを経験しているようでもあった。(手元の PC 環境のせいなのか…?)
7/5追記)『Crazy From Heat』での音飛びは再確認したところ生じませんでした。やはり、手元 PC の環境によるものだったようです。
あまり不具合が多いと30日間の無料お試し期間で終わりもある Music Unlimited だが、現時点では CD として手に入れるには高すぎるバック・カタログや、廃盤状態のアルバムバムが見つかったりと、メリットが多い。PC で作業をしながらブラウザで Music Unlomited にアクセスし、BGM 代わりにできるので、この調子でいけば毎月1480円を払ってもいいかな…という状況だ。
最新の英米チャートで人気のアルバムを、どこまでタイムラグなくラインアップするか、今後の課題も多い Music Unlimited。その名前にふさわしいサービスになるか、今後の充実度に大いに注目していきたいクラウド型の配信サービスだ。
タグ:2012
2012-07-04 17:03
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コメント(2)
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お久しぶりです!
とうとう始まりますか・・・
iTunes Storeで取り扱われなかった楽曲がDLできるのは、画期的かもしれませんね♪
by ryo (2012-07-06 01:24)
ryoさん、お久しぶりです!残念ながらMusic Unlimitedは曲をDLできないんですよ!そこはiTunesと違うストリーミング方式なので、音源はクラウド型サーバーの中にあり、そこにネットで繋いで曲を聴くかたちになります。
iTunesになかった曲やアーティストもMusic Unlimitedにあったりしますし、iTunesにあったがMusic Unlimitedにはないアーティストや曲も現在はかなり多いようです。今の状況では、どっちがいいとは簡単に言えない状況ですねぇ。
音質もHE-AACの48kだけですし、音質はFM並…? なのでジックリ聴きこむモノではないかもしれません。BGM的な使い方なら便利なツール…と、考えるべきかも??? (*_*;
by MCMLXV_65 (2012-07-06 07:27)