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Green Day/『dookie』 [CD]

dookie.jpgGreen Day のスタジオ・アルバム8枚を収めたボックス『The Studio Albums 1990-2009』の3枚目、メジャー・レーベル Warner Music Group 系の Reprise Records からリリースされたスタジオ・アルバムが、この『dookie』だ。

ふつう、この類のボックスはマイナー時代のスタジオ・アルバムが漏れてしまいがちだが、Green Day の場合は『dookie』より前のアルバムもあり、そして、そこには EP 盤としてリリースされた曲も含まれていてバンドとしての変遷がしっかり辿れるようになっている。(それでいて手頃な価格というのも、また魅力!)

インディ時代の前作『Kerplunk!』はアメリカだけでプラティナ・ディスクに輝いたが、この『dookie』はさらにそれを上回るダイヤモンド・ディスクに認定。全米のオルタナティブ系チャートではリード・シングルの『Longview』を含め『Basket Case』『When I Come Around』の2曲も同チャートで No.1 を記録した。

『Basket Case』は全英チャートでも最高6位にランクされ、欧州の非英語圏の国々でも軒並みヒット。Green Day の知名度はアメリカ以外にも一気に広まった。

『dookie』からのシングルは他に前作『Kerplunk!』にあった『Welcome To Paradise』が再レコーディングされ新たにシングル・カット。アメリカではラジオ向けシングルとして『She』もカットされ、『dookie』からは都合5枚のシングルが生まれた。

『dookie』のレコーディングは3週間ほどで終了したそうだが、バンド側は当初のミックスに不満で、ボーカルの Billie Joe Armstrong は、もっとドライな音にしたかったと、コメントを残している。

ミキシングし直された『dookie』は全米アルバム・チャートで最高2位まで上昇。カナダやオーストラリアのチャートでは No.1 を記録。全英チャートでは最高13位だったが、セールス面ではトリプル・プラティナ (90万枚) に輝いた。

1994年の『Rolling Stone』誌では読者が選ぶアルバムの年間1位の座にも『dookie』は選ばれ、1995年の Grammy 賞で『dookie』は Best Alternative Music Album にも選出。2007年には世界中でのセールスが1500万枚を突破して、Green Day のアルバムの中では最も売れたアルバムになっている。

リリース当初のジャケット裏面には、ライブ会場の観客が Sesame Street のキャラクター Ernie を掲げている画像だったが、訴訟沙汰になりそうだったのか? 『The Studio Albums 1990-2009』にある『dookie』の裏ジャケットには Ernie の姿がない画像に差し変わっている。

dookie.jpgdookie Dookie - Green Day
Burnout
Having A Blast
Chump
Longview
Welcome To Paradise
Pulling Teeth
Basket Case
She
Sassafras Roots
When I Come Around
Coming Clean
Emenius Sleepus
In The End
F.O.D.
All By Myself (hidden track)
タグ:Green Day 1994


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