Paul Weller/『Weller At The BBC』 [いろいろと…]
先週、久々の日本公演を行った Paul Weller。今回のステージは日替わりでセットリストが変化したようだが、一部の曲だけを入れ替えるような日替わりではなく、日によってはガラリとステージ構成が変化し、東京公演だけでも3日間を通じて固定だったのは数曲だけという、ファンなら全てのライブを制覇したくなるステージだったようだ。
残念ながら、今回も Paul Weller の来日公演には行けなかったが、その様子を紹介したブログを見るたび、今回の来日公演はブートレグ (海賊盤) で、3日間の東京公演だけでも聴いてみたいという思いになった。
とりわけ27日 (土) の最終公演のアンコールでは、1995年にソロとして初の全英 No.1 になったスタジオ・アルバム『Stanley Road』から5曲が立て続けにプレイされ、その最後を代表曲の1つである『The Changingman』で締め括ったという感涙もののステージだったようだ。
今回の来日公演ではここ数年のスタジオ・アルバム、『Sonik Kicks』や『Wake Up The Nation』からの曲が多くフューチャーされたため、『Stanley Road』前後の初期のアルバムからプレイされた曲が少なかったようだが、最終日には1990年代のソロ活動開始直後から熱心な応援をしてきたファンに納得のステージだったようだ。
そんなブログでのライブ・レポートを見るにつけ、Paul Weller のライブが聴きたくなって探してきたのが、2008年にリリースされた BBC での音源を集めた『Weller At The BBC』で、デジタル配信リリースされた13枚分の CD に相当する中から、11枚目にあたる1998年9月11日に BBC Radio Theatre で行われたライブの12曲を改めて聴いた。この12曲は当時、BBC で生放送もされたようだ。
ライブが行われた1998年9月11日は、その前年に通算4枚目のスタジオ・アルバム『Heavy Soul』がリリースされ、1988年には初のベスト盤『Modern Classics: The Greatest Hits』がリリースされた。このベスト盤からのリード・シングル『Brand New Start』も中盤に登場し、『Stanley Road』『Heavy Soul』からのシングルも多くプレイされたライブだった。
1曲目に The Paul Weller Movement としてリリースした『Into Tomorrow』がプレイされたこともベスト盤のリリースを意識してのことだろうか。終盤にプレイされる『The Changingman』『Porcelain Gods』『Broken Stones』のアルバム『Stanley Road』からの3連発は、今回の東京公演最終日を思わせるようだ。
ベスト盤『Modern Classics: The Greatest Hits』で、そこまでのソロ活動に一区切りをつけ、シングル『Brand New Start』で2000年代に向けて新たなスタートを切った Paul Weller は、2002年に『Illumination』を、2008年に『22 Dreams』を、2012年に『Sonik Kicks』を全英アルバム・チャートの No.1 に送り込み、2ndアルバムの『Wild Wood』以降、2005年の『As Is Now』の4位以外、全てのアルバムで全英 No.1 か No.2 を記録している。
Paul Weller のソロ・アルバムで個人的に好きな『As Is Now』が、唯一、最高2位以内を記録できなかったのは皮肉な結果だが、それ以外のアルバムは本当に傑作揃い。今回の来日公演のブートレグがリリースされるまで暫くの間、このデジタル配信された『Weller At The BBC』をまた、楽しんでみようと思う。
Weller At The BBC
Into Tomorrow
Out Of The Sinking
I Didn't Mean To Hurt You
Heavy Soul
Can You Heal Us (Holy Man)
Brand New Start
Wild Wood
Friday Street
Mermaids
The Changingman
Porcelain Gods
Broken Stones
残念ながら、今回も Paul Weller の来日公演には行けなかったが、その様子を紹介したブログを見るたび、今回の来日公演はブートレグ (海賊盤) で、3日間の東京公演だけでも聴いてみたいという思いになった。
とりわけ27日 (土) の最終公演のアンコールでは、1995年にソロとして初の全英 No.1 になったスタジオ・アルバム『Stanley Road』から5曲が立て続けにプレイされ、その最後を代表曲の1つである『The Changingman』で締め括ったという感涙もののステージだったようだ。
今回の来日公演ではここ数年のスタジオ・アルバム、『Sonik Kicks』や『Wake Up The Nation』からの曲が多くフューチャーされたため、『Stanley Road』前後の初期のアルバムからプレイされた曲が少なかったようだが、最終日には1990年代のソロ活動開始直後から熱心な応援をしてきたファンに納得のステージだったようだ。
そんなブログでのライブ・レポートを見るにつけ、Paul Weller のライブが聴きたくなって探してきたのが、2008年にリリースされた BBC での音源を集めた『Weller At The BBC』で、デジタル配信リリースされた13枚分の CD に相当する中から、11枚目にあたる1998年9月11日に BBC Radio Theatre で行われたライブの12曲を改めて聴いた。この12曲は当時、BBC で生放送もされたようだ。
ライブが行われた1998年9月11日は、その前年に通算4枚目のスタジオ・アルバム『Heavy Soul』がリリースされ、1988年には初のベスト盤『Modern Classics: The Greatest Hits』がリリースされた。このベスト盤からのリード・シングル『Brand New Start』も中盤に登場し、『Stanley Road』『Heavy Soul』からのシングルも多くプレイされたライブだった。
1曲目に The Paul Weller Movement としてリリースした『Into Tomorrow』がプレイされたこともベスト盤のリリースを意識してのことだろうか。終盤にプレイされる『The Changingman』『Porcelain Gods』『Broken Stones』のアルバム『Stanley Road』からの3連発は、今回の東京公演最終日を思わせるようだ。
ベスト盤『Modern Classics: The Greatest Hits』で、そこまでのソロ活動に一区切りをつけ、シングル『Brand New Start』で2000年代に向けて新たなスタートを切った Paul Weller は、2002年に『Illumination』を、2008年に『22 Dreams』を、2012年に『Sonik Kicks』を全英アルバム・チャートの No.1 に送り込み、2ndアルバムの『Wild Wood』以降、2005年の『As Is Now』の4位以外、全てのアルバムで全英 No.1 か No.2 を記録している。
Paul Weller のソロ・アルバムで個人的に好きな『As Is Now』が、唯一、最高2位以内を記録できなかったのは皮肉な結果だが、それ以外のアルバムは本当に傑作揃い。今回の来日公演のブートレグがリリースされるまで暫くの間、このデジタル配信された『Weller At The BBC』をまた、楽しんでみようと思う。
Weller At The BBC
Into Tomorrow
Out Of The Sinking
I Didn't Mean To Hurt You
Heavy Soul
Can You Heal Us (Holy Man)
Brand New Start
Wild Wood
Friday Street
Mermaids
The Changingman
Porcelain Gods
Broken Stones
2012-10-31 19:55
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