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Mariah Carey/『Daydream』 [CD]

Daydream.jpgJ-WAVE から『One Sweet Day』が流れてきて、引っ張りだしてきたのが、この Mariah Carey が1995年の秋にリリースした通算5枚目のスタジオ・アルバムの『Daydream』。

『One Sweet Day』が収録されているアルバムとしても知られる『Daydream』だが、このアルバムのリリース後、Mariah は初のアメリカ以外でのライブを敢行、その最初の地が日本だった。

その日本公演は仕事の都合で見られなかったが、その日本公演から3か月後。『Daydream』をフォローするツアーが欧州4都市で4回だけ行うと発表され、その中の1つを海外出張中のパリで幸運にも見ることができた。

チケットはパリ市内のシャンゼリゼ通りにある Virgin Mega Store で入手。会場となる Bercy は約17,000人が収容できる広さで、チケットはオール・スタンディングのアリーナのチケットがスタンド席より安く、最初はその表示が間違っていると勘違いもした。

ライブ当日は早めに Bercy の周辺に到着し、近くのカフェで友人と腹ごしらえ。次第に人が集まり始めたのを見てから入り口ゲートに並び、開場後は早々にTシャツを買って、アリーナの前方の場所を確保。

ライブが始まると、ほぼ目線の高さがステージの高さで、約20m先には Mariah が歌っているところが見える絶好の場所だった。周囲のフランス人は Mariah を「マリア!」と呼び、どの曲でも英語の歌詞を一緒に歌う盛況ぶり。日本公演を見られなかったという気持ちを埋めるには十分過ぎるほど楽しめたパリのライブだった。

そのライブでも『One Sweet Day』は披露され、『Daydream』からは Journey のカバー『Open Arms』が早々に歌われ、他にも1stシングルになった Tom Tom Club の『Genius Of Love』をサンプリングした『Fantasy』、バラードの『Forever』『Underneath The Stars』、アルバム中では珍しいアップテンポな曲の『Always Be My Baby』がプレイされた。

Boyz II Men と共演した『One Sweet Day』は全米チャートに初登場で No.1 になると、そのまま年をまたいで16週間連続で No.1 を記録。これは未だに破られていない全米チャートの最長 No.1 記録にもなっている。

アルバムからのリード・シングル『Fantasy』も同じく全米チャートに No.1 で初登場し、8週間連続 No.1 を続けた。

アルバム『Daydream』もまた、全米 チャートに No.1 で初登場。連続ではなかったが6週 No.1 を記録し、Top10 圏内には29週間も留まった。『Daydream』はアメリカで一番売れた Mariah のアルバムになり、1000万枚を記念したダイヤモンド・ディスクも獲得している。

いろいろな思い出もあり、Mariah の1990年代のキャリアの中でもピークを迎えつつある頃の『Daydream』は翌年の Grammy 賞で6部門にノミネートされたが、そのいずれの部門でも選ばれなかった不運なアルバムでもあった。

Daydream.jpgDaydream Daydream - マライア・キャリー
Fantasy
Underneath The Stars
One Sweet Day
Open Arms
Always Be My Baby
I Am Free
When I Saw You
Long Ago
Melt Away
Forever
Daydream Interlude (Fantasy Sweet Dub Mix)
Looking In

タグ:MARIAH CAREY 1995


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